娘の手帳を目にしてしまった結果
わたしには2男2女の子供がいます。そして、今年は末の娘が大学受験で、いよいよ子育ても終わりが近づいています。大学受験にもなったら、親がしてやれることは、お金を払って、書類を出すときに、一緒に行くぐらいでしょうか?(行かなくてもいいんですけど笑)
末っ子というのは、いつまでも、可愛くて、頼りないように思っていました。そう、いつまでたっても ”チビちゃん”のような気がしていました。身長は越えられてしまったけれど、末っ子に持っている感覚って そういうものなんです。
一人で3人分ぐらいの手を取らせる子がいたので怒涛の子育てをしてきて、末っ子は、知らない間に大きくなった、という感じがあります。まさに、”知らない間に大きくなった”ーそれを 目にすることになりました。
今は、エアビーで借りた部屋で仮住まい。なので、自分の個室がある状態ではありません。わたしは早朝起きてウォーキングをするのですが、家に戻って洗面台に立つと、末っ子の手帳がそこに 開いたまま置かれていました。
わたしは今まで、子供の手帳を見たり、スマホを見たり、ということは一切してきませんでした。だから そこに手帳が置いてあっても、それを開くこともありませんでした。しかし、今朝は、それが開いて置いてあり、何やら、強調して書いてあるので、かなり視界に入ってきて 思わず見てしまったのです.....
そしてそこに、わたしが感じていたのとは違う、末っ子を見て取りました。受験に対して、自分の不安、それをどう解消して、ポジティブな気持ちに持って行こうとしているのか、そういう思いが書かれていました。
けど、最後には末っ子らしい一文が書かれていて、それを見てちょっとホッとした自分に 笑ってしまいました。直近の入試が終わったら、自分の好きなアイドルが載っている雑誌を買いに行くらしいです✨
いつも能天気な子で、入試のこともそんなに深刻に思っている様子を見せていなかったのですが、こんなにしっかり自分の気持ちと向き合って、そして自分の気持ちをコントロールしているんだ、いつの間にこんなに成長していたんだろう、と頼もしく感じるとともに、わたしが心配性ゆえに、自分の不安な気持ちもあまり見せないようにしていたんだろうか、と思うと、ちょっと申し訳ない気持ちにすらなりました。
彼女の成長を見落としていたわけではないけれど、一方、知らないうちにあの”可愛い”末っ子がこんなにしっかり成長していたことに、 少し寂しささえ覚えたのは親の勝手というものですね。
末っ子の大学入試が終われば、事実上の子育て終了。28年間の長〜い子育てにピリオドが打たれるわけですが、自分もそのくらい成長したのか?と自問すると、とてもそうは思えない...
子供の成長を 偶然そうやって感じる瞬間があり、なんだか、「わたし、これからしっかりしなければ」と そんな気持ちになった朝です。
最後までお読みくださりありがとうございます。
Have a nice day♬
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