突然に終わった29年間のお弁当作り、しかしそのかわりに待っていたのは?
毎朝日の出前に家を出てウォーキングをしています。こんな贅沢なことができる日がこようとは。なぜ、それが贅沢?
結婚以来、ほぼ途切れることなくお弁当を作り続けてきた私にとって、早朝はお弁当作りに追われる時間だったので、朝ウォーキングなんて考えられらにことだったから。
結婚して30年、そのうち、お弁当を作らなかったのは一年だけです。それ以外は、時には4個のお弁当を毎日作り続けてきました。子供が大きくなると、特に男の子場合は、半端ない量を食べます。大食い次男の中高のお弁当箱は、ご飯が2.5杯入る、超特大お弁当箱。おかずを 詰めても詰めても埋まらない。
詰めるのも大変ですが、これを洗うのもまた一苦労。お弁当の各パーツ、お箸箱、水筒、もうそれはそれは...
もちろん、彩には気をつけて詰めていましたが、今のママたちが作るような”キャラ弁”にする余裕は一切なし(笑)毎日写真を撮ってアップ?とてもできませんでした。ブログは8年間毎日続けてきましたが。
末っ子が高校卒業したら、このお弁当作りからも 解放される、と思っていたのですが、その解放される日は、予想外に早くやってきたのです。
コロナで日本へ退避帰国となり、突如としてお弁当作りが終わったのです。次男の高校卒業前には、お弁当作りも2個で、そして彼は卒業したらアメリカへ行くので、もう一緒に過ごすことはない、と思うと、珍しく、卒業前のしばらくお弁当の写真を撮ったりしました。また、子供達の 高校卒業などの節目にはメッセージを添えたりしていたので、末っ子にももちろんそれを考えていました。が、突然終わってしまいました。予定より一年も早く。
では、楽になったのか?
いえいえ、むしろ大変になったかも。帰国後は、緊急事態宣言が解除されてからも上海の学校とつないで ずっとオンライン授業で家で過ごす日々。一日中オンライン授業があると、今は仮住まいの部屋なので狭い分 邪魔にならないように気を使いつつ、3食がっつり作る日々。つまり夏休みが すでに9ヶ月続いている状態。
今思うのは、お弁当は、朝が忙しいけれど 作ってしまえば、”お昼何にしよう?”というストレスはありません。しかし春からは大学生となり、私は上海に戻るので、こうやって毎日ご飯を作ってやれるのも あと少し、と思って、ありがたく3食がっつり 作る日々を 大事にしたいと思います。
お弁当最終日にメッセージを入れられなかったのが ちょっぴり残念ですが。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
Have a nice weekend♬
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