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帰国子女2男2女の子育て

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全く個性の違う帰国子女2男2女の子育てのいろいろ。失敗もたくさんしてきました。子育ては、子供の数だけある、そんなことを伝えていきたいです。
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#エッセイ

ムカついて、惨めな思いをしたその先には?

人がやる気になる時って、どういう時でしょう? やりたいことを見つけて、「絶対やりたい!」と心に火がつく時。これはとてもいい流れですよね。 ところが、ポジティブなことでなくても、結果的に良い方向に向かうことがある、というのを立て続けに体験したのでそのことについて 今日は書こうと思います。 我ながら、ほーっと思ってしまったので(笑) ムカついたら主人がただいま一年ぶりに一時帰国中。彼は、「どこ目指してるん?」というぐらい、走りに行ったら2時間ぐらい帰ってこない人。 「一

元旦に”できたらいいな”を100書いてみた

あけましておめでとうございます。 誰もが過去にない経験を、それも世界同時にしたという異例の年となった2020年が終わり、新しい年となりました。 SARSの時は香港から退避帰国、そしてコロナでも上海から退避帰国を余儀なくされ、去年は末っ子の受験もあり、そのまま戻らず受験を終えた今、またまたビザ発給停止を受けて(感染拡大するとすぐ停止される傾向あります...),「いつ帰れるんかいな」と思いながら迎えた新年です。 去年は誰もが、かつてない状況に置かれ、仕事や家庭や、いろんな場

子供4人全員東大理三に入れた方の記事を読んで思うこと。

もうこのかた有名ですよね? 同じ奈良県、お子さん4人、このかたは英語を教えていらっしゃったとかで、そこまでは我が家、全部かぶるんですよね... 東大理三に全員入れた、と記事タイトルにありましたが、本当にそうだな、と思います。 小さい頃から、家族へ図書館へ行って絵本30冊を借りて、一切前後から公文式、そして習い事、などなど。 我が家の場合、やはり図書館で2週間に一度、絵本30冊を借りて、公文ではないけど七田式をやり、ピアノは全員3歳から鈴木メソードなどなど小さい頃はあま

美術館で 子育てを思う

東欧・スロバキア共和国の首都ブラチスラバで2年ごとに開催されている、世界最大規模の絵本原画コンクール『ブラチスラバ世界絵本原画展』(以下、BIB)。その第27回展(2019年10月から2020年1月に開催)から選りすぐられた作品の展覧会が、「奈良県立美術館」で、開催中で、今日が最終日。1965年にユネスコと国際児童図書評議会の提唱により創設されたBIB。1967年に第1回展を開催しており、半世紀以上の歴史を誇り、日本人作家も数多く参加しています。 末っ子と二人行ってきました

28年間の子育てとロングバケーションもそろそろ終わり

4人の子育て最後の一年(末っ子が高校卒業)、まさかの日本で過ごすことになり、それと同時に 今までの日常がストップして ロングバケーション状態になったこの一年。子育て最後の一年は 予想もしなかった一年になっています。 子育てが終わったら、こんなことして、あんなことして、と自分なりにプランを立ててきました。全開でやりたいことをやるぞー!と。 しかし、その考えていたことも未だ世界中で猛威をふるうCOVID-19のために、実現がすぐには不可能になり、未だ先は見えず。28年間楽しみ

挫折、大いに結構!

”若い頃の苦労は買ってでもしろ”と昔の人はよく言ったもので。だけど、特に我が子となると、できるだけ予想のつくような苦労や挫折はさせたくない、と思うのが親心というもの。 挫折は、”うまくいくかどうかわからないけどやってみよう!”と思って、うまくいかなくてすることもあれば、全く予想だにもしなかった”挫折”に襲われることもある。予想できる挫折と、予想のできない挫折。 かくいう私も 高校時代は激しい挫折だった。あの泥沼からどうやって 抜け出したのか。何か解決策があったわけでもなく

子供の数だけ子育てはある〜幼児教育編〜

2男2女の4人を育てること,もうすぐ28年。 張り切って幼児教育なるものもやってみた。〇〇式でカードフラッシュしたり、毎日プリントしたり。毎日絵本読み聞かせ20冊!と、2週間に一度借りれるマックスの絵本を借りに図書館に通い続けた。右脳教育と絶対音感だ、と〇〇メソードのピアノを4人とも習わせた。おかげで、どの子も高校まで、合唱大会といえば、必ずピアノ伴奏を務めたけれど。良いと言われる英語のCDなど買って、常に流した。そして幼稚園は、わざわざ毎日車で送り迎えしなくてはいけないけ

突然に終わった29年間のお弁当作り、しかしそのかわりに待っていたのは?

毎朝日の出前に家を出てウォーキングをしています。こんな贅沢なことができる日がこようとは。なぜ、それが贅沢? 結婚以来、ほぼ途切れることなくお弁当を作り続けてきた私にとって、早朝はお弁当作りに追われる時間だったので、朝ウォーキングなんて考えられらにことだったから。 結婚して30年、そのうち、お弁当を作らなかったのは一年だけです。それ以外は、時には4個のお弁当を毎日作り続けてきました。子供が大きくなると、特に男の子場合は、半端ない量を食べます。大食い次男の中高のお弁当箱は、ご

娘の手帳を目にしてしまった結果

わたしには2男2女の子供がいます。そして、今年は末の娘が大学受験で、いよいよ子育ても終わりが近づいています。大学受験にもなったら、親がしてやれることは、お金を払って、書類を出すときに、一緒に行くぐらいでしょうか?(行かなくてもいいんですけど笑) 末っ子というのは、いつまでも、可愛くて、頼りないように思っていました。そう、いつまでたっても ”チビちゃん”のような気がしていました。身長は越えられてしまったけれど、末っ子に持っている感覚って そういうものなんです。 一人で3人分