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出産後からの妻との不和を改善するのは夫からの「感情のコミュニケーション」

湘南に暮らす心理カウンセラー 
渡辺サヤです。

私も一時期専業主婦でした!

本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。

ココロノマルシェとは
作家で、人気カウンセラー根本裕幸先生の弟子カウンセラーたちが回答する、無料お悩み相談掲示板です。
どなたでも無料でお悩み相談できますので、是非ご利用ください。

『妻との不和について』
相談者:JUNさん

当方40歳、妻(専業主婦)とは結婚8年目、5歳になる愛娘が1名おります。
妻とは、出産後、日常生活における口論が絶えず(3ヶ月くらいに一度、DVはなし)
過去1ヶ月の別居を経験、今回は妻より離婚するしかない(妻の希望で、現在1ヶ月の家庭内別居中)と言われております。

振り返れば、直近の私のストレスは5年に及ぶSEXレス、ここ2,3年は拒否し続けられており
自分を否定されているように感じの中、ふとした口論で必要以上に怒鳴ってしまうこともあります。

一方妻は、激しく怒鳴ったりすること、喧嘩の中で私の放った
だったら、俺と同じくらい稼いでこい、(本心ではないのですが、、、)
という発言が夫として許せないようです。

今まで、私としては、どんなにお願いしてもSEXを拒否されている中で、
どこか、拗ねており、悔しくてわかりやすい愛情表現はしてきませんでした。
(なぜ自分の最低限のお願いも聞いてきれなないのか、的な自己憐憫もあり)
愛情の出し惜しみですかね。。。妻を女性としては好きです。

と、ながなが書いてしまいましたが、結論私は、離婚はしたくないです。
自分なりに理由はあったものの、(少し悔しい気もするが、)自分から愛を与えないと、何も世界は変わらないのでは?
と新しいアプローチを実践すべきでは?と考えております。

何かアドバイスがあれば是非お願いします。

JUNさん
ご相談いただきましてありがとうございます。

 女性は出産をすることで、脳内のホルモンバランスが女性から母親へ変わります。

特に、産後2~3年の間が、母性本能が強くなっている時期になりますので、この時期は、本能的に子供を守ろうとし、たとえ子供の父親であっても、「敵だと見なしてしまう」なんてことも実証されているようですよ。

 私も出産後数年間は、夫とのセックスがはっきり言って面倒くさかったです。

それには理由があり、

・授乳していたので自分のおっぱいは赤ちゃんのものだと思っている

・小さな子をずっと抱っこしてきたので、今更大人の男性とくっつけない

・小さい子を追い回し、家事や育児でクタクタなので、そんな時間があったらゆっくりしたい

・普段子供のわがままに振り回されているため、たまには自分が夫に甘えたいのに、セックスを要求されることは、夫の要求に答えてあげることでもあるため、それを聞いてあげられるほど自分に余裕がない。

まあ、そんなところですかね。

決して夫が嫌いなわけではないんですよ。
しかし、そんな気持ちになれないだけなんです。

 

専業主婦の家事と育児って本当に無休&無給です。

自分に厳しく頑張っているのに、目に見えての報酬はありません。

 私も自分の子供が1歳と3歳だった頃、夫に対して結構な言葉をぶつけていました。

「パパはどんなに大変でもお給料で評価される」
「満員電車に乗れて羨ましい!音楽聞いてる時間なんて私にはない」

 今思うと、本当に余裕がなかったです(^-^;

>直近の私のストレスは5年に及ぶSEXレス、ここ2,3年は拒否し続けられており自分を否定されているように感じの中、ふとした口論で必要以上に怒鳴ってしまうこともあります。

妻だけでなく夫も家の外で頑張っていますものね。

そんな中、必要最低限のことをお願いしているはずなのに「それさえも受け入れてくれないのか」と悲しい気持ちになってしまったと思います。

 ふとした口論で必要以上に怒鳴ってしまうというのは、それほど悲しい思いを我慢した結果なのだろうと思うんですよ。

ここで大事になってくるのが、「感情のコミュニケーション」です。

怒りは悲しみの二次感情ですから、怒りをそのままぶつけても、余裕の無い相手にはなかなか伝わりません。

 怒りではなく一次感情の「悲しみ」を言葉で伝えることが大事です。

その時に、気を付けたいのは相手に罪悪感を抱かせないようにすること。

妻側にも、拒否してしまった罪悪感というのが必ずあります。

そこで、罪悪感を刺激するような言い方をしてしまうと、妻側の心の器から感情が溢れ、爆発してしまうことになりかねません。

 ***

では、罪悪感を抱かせないような言い方とは、どんな伝え方なんでしょう?

それは、正しさを主張するのではなく、自分の気持ちを出来るだけ素直に伝えることです。

一言でさらっと言ってしまいましたが、、これが結構難しいんですよね。

なぜなら、こういう素直な表現というのは大抵はSOSだからなんです。

 「自分は〇〇して欲しい。断られると拒絶されたような悲しい気持ちになってしまうから受け入れてほしい」

そんなところでしょうか。

これを伝えるのには結構勇気がいることだと思います。

なぜなら、このようにお願いをしたにも関わらず、相手が受け入れてくれなかったら本当に傷ついてしまうからです。

弱さや素直な感情を自分でしっかりと受け止める、「自己受容」がしっかりとできていないといえないと思います。

 しかしですね、すぐに受け入れられなくても、妻は子供の成長とともに母親としての在り方もまた変わってくるものです。

 振り返れば、「あの時は夫にさびしい思いをさせてしまったな」と反省するときが来るかもしれません。

>俺と同じくらい稼いでこい

本心でははい言葉に対して、妻もまた、自分をどこかで責めているので、許せないのですよ。

育児というのは、なかなか自分に対して良い評価をしてあげられないものです。

「子育てなんてみんなやっていることなのに、私はこんなこともできないのか」と、罪悪感を感じる要素がいっぱいなんです。

それに加えて「お金も稼げない自分」ということになると、本当に自分に対して自信喪失してしまうんですよね。

 だから、必死で自分を守ろうと、夫の発言を「許せない」ことにしてしまうのです。

正しさの競争を手放し、愛を選ぶことでJUNさんご夫婦に、また笑顔が戻ってくるのではないでしょうか。

プライドとは、相手に使うものではなく、自分に使うことで、正しさの競争から降りられる気が致します。

夫がリードしてあげることで、妻も救われたような気持になり、後に感謝されるのではないでしょうか。

先にJUNさんが「本当は感謝している」と伝えてあげることで、少しづつ関係性に変化がみられるようになると思いますよ。

 **

子供達が小さい時を振り返ると、今では夫を戦友のように思います。

 JUNさんもそうなってくれたら良いなあと思い、回答させていただきました。

お手伝いが必要な際には、是非!公式ラインからご連絡ください。

 

渡辺サヤ

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