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人にあたられるような経験を繰り返さないために。

湘南に暮らす心理カウンセラー 
ニュートラルに美しく生きたい女性のメンタルコーチ 
渡辺サヤです。

藤沢市民マラソンまであと40日!

本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。

ココロノマルシェとは
作家で、人気カウンセラー根本裕幸先生の弟子カウンセラーたちが回答する、無料お悩み相談掲示板です。
どなたでも無料でお悩み相談できますので、是非ご利用ください。

『忘れたいのに思い出してしまうムカつく女がいて苦しいです。』
相談者:かなさん

以前居た職場に、人のことをこき下ろす、口達者な超傲慢女がいました。
人のミスの揚げ足を取り、部下には厳しく当たるくせに、上司には仕事ができるので気にいられており、ご機嫌取りよ上手いので職場は彼女の思うがままに動くしかない雰囲気でとても最悪でした。

ある時、そんな彼女と彼女を贔屓する上司に、私の人間性を全否定するような言葉を言われました。
本当に最低だと思い、その職場を辞めたのですが、今でも思い出してしまい、○したいほど怒りの感情が湧いてくる時もあります。

どうやったらこんな無駄な時間を自分の前向きで楽しい時間に使えるでしょうか。
お恨み帳は真っ黒です。
こんな人の事もう考えたくもないのに、自動思考で頭の中に出てくるので、気持ち悪くて仕方ありません。

しかも、この人達だけでなく、過去にも似たような人を自分の周りに引き付けてしまっていました。
もうこんな失敗を繰り返したくないです。
こんな相談内容取り上げて貰えないかもしれませんが、ネタにしていただけたら幸いです。
よろしくお願いします。

かなさん

ご相談いただきましてありがとうございます。

私もですー!!と思って出てきてしまいました。とっても悔しい思いをされましたね。

>本当に最低だと思い、その職場を辞めたのですが

 職場を辞められたんですね。 怒りを感じることが出来て、それだけでなく自分を守ることもできたというところ、立派だと思います。

>こんな人の事もう考えたくもないのに、自動思考で頭の中に出てくるので、気持ち悪くて仕方ありません。
しかも、この人達だけでなく、過去にも似たような人を自分の周りに引き付けてしまっていました。もうこんな失敗を繰り返したくないです。

ここから私なりの解釈をお話していきます。

 恐らく、今かなさんが抱えている怒りが、

「以前居た職場の口達者な超傲慢女」一人に対してだけではないのだと思いました。

 過去に、似たような女性と遭遇しては傷ついたことがあったので、

〇人×怒り=今の怒り

となっているのだと思います。

 怒りが大きいということは、それほど大きな傷がついているってこと、まずは自覚して、その感情の方から癒していきましょう。

 怒りは第二感情と言われていますので、怒りだけ単体で発生する感情ではありません。

その前に、悲しみ、恥ずかしさ、不安等の第一感情があり、その感情を感じたくないがために怒りにすり替えるようなことが私たちの心の中では起きています。

 悲しみ、恥ずかしさ、不安等は場合によっては、その感情を認めること自体がなんだか負けを認めるような気持ちがして、受け入れられないときもあると思います。

 そんな時は、「自分が一生懸命頑張っていたからこそ、これほど深く傷ついたんだ」とか「自分を大事にしているからこそ、自分が傷ついていることをここまで認識できるんだ」と。

マイナスの感情から反対に自分の良さを意識してみると、少し心が落ち着いてくると思います。

 また、マイナスの感情をぶつけられやすい人というのは、皆さん優しい方、共感能力が高い方が多いです。

かなさんは優しい方なので、以前はここまで怒りを感じなかったけれども、色々なことを経験するとともに自己肯定感が上がり、怒りを感じても良い自分へと変化されたのかもしれないですね、

 だからと言って「優しいのがいけない」だとか言っているわけではないですよ。

「変化するとき」には、気づかせてくれるような問題が起こったりします。

優しいかなさんのままで、もっと楽な生き方にシフトするときなのかもしれませんね。

 私がかなさんをカウンセリングするならば、お母さんやお姉さん、妹といった、身近な存在で、いつも一緒に過ごすことでかなさんが傷ついてきた人は居ませんでしたか?と聞くと思います。

その傷つけられた存在を、誰かに投影している場合、現在傷つけてくるような人を受け入れる習慣がついている可能性もあります。

 もともと、かなさんは優しく、器も大きい方でしょうから、受け入れると、どんどん受け入れることが出来る方だと思うんですよね。

結果的に相手から「このようなことを言っても大丈夫だ」と勘違いさせてしまい、言動がエスカレートしてしまうなんてことがよく起こります。

 もっと、早い段階で、相手と距離をとったり、職場などで、どうしても付き合わいといけない関係の場合には、波長を合わせない、あるいはわざと波長を変えるとか、、相手と自分の間にしっかりと境界線をつくる工夫をされてみても良いと思います。

***

ここで、苦手な相手と接するときに使える「ディス・ペーシング」というスキルについてご紹介します。

ペーシングとは、相手に合わせる聞き方をすることです。
ディス・ペーシングというのは、その逆のこと。

まずはじめにペーシングを具体的に説明すると、

・相手がスローペースで話すときはこちらもスローペースで受け答えする。

・相手が高いトーンの声で話している時は、こっちも高いトーンの声で受け答えする。

 よく大人が小さな子供に話しかけるときに、しゃがんで目線を下げて話しかけたりしますよね?

視線の高さを合わせて、自分に心を開いてもらうためなのですが、こういったこともペーシングになります。

ペーシングによって、相手は「自分の話を聞いてくれている、受け入れてくれる」と感じることによって、会話がはずんだり、相手に心を開きやすくなったりします。

ディス・ペーシングとは、その逆のことです。

相手に合わせないようにすること。

 もし私なら、、苦手だと思った人や傷つけてくる人に対しては、自分に心を開かせないような工夫というのをすると思います。

 心開いてくれるのは、優しくて素敵な方だけでいいですからね・・・

 相手側がマイナス感情を沢山持っていたり、また、そのマイナス感情を自分の中で処理できなかったりすると、どうしても言いやすいところにその感情が吐き出される・・・なんてことになります。

 優しい方、共感能力が高い方というのは、その長所が故に、こういったことでは苦労される方も多いと思います。

 ディスペーシングすることによって、相手が多少不快な思いをしたとしても、相手の感情の責任を持つ必要はないんですよね。

この考え方や行動が、優しい自分を守ってくれることになると思いますよ。

そして、更には同じような悩みを持つ優しい方に共感できたり、教えたり出来るようになると思います。

こう考えると、優しさや共感能力が高いということは、やはり自分に与えられたギフトということになるんでしょうね。

 渡辺サヤ

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