自分を駆り立てる心の声「一生懸命やれ」というドライバーを持つ人の特徴とその緩め方
湘南に暮らす心理カウンセラー
渡辺サヤです
前回は、私たちが自分らしく生きるのを妨げている「禁止令」についてお話ししました。
本日は、自分を駆り立てる心の声「ドライバー」についてお話しします。
私たちは、子どもの頃に親から、「きちんとしなさい」「人に優しい人になりなさい」など、さまざまな声掛けをしてもらいながら育ちますね。
こうした親からのメッセージが、「そのままのあなたではダメよ。
もっと○○○でありなさい」という形で心の底に残り、大人になった今でも私たちを駆り立てている場合があります。
えー!!ですよね。
だってほとんどの人が親からそういった声掛けをしてもらいながら育てられているのですから。
かつての私は、会社員としてのフルタイムの仕事と広告モデルの仕事の2つを掛け持ちし、そのうえに、ランニング、サーフィンと・・・
まさに寝る間も惜しんで動き回っていた時期がありました。
(現在もまだワーカホリック気味ではあります汗)
体力はあった方でしたが、それでもとうとう立ち眩みがして、周囲の人に「休んだ方がいいよ」と声掛けしてもらったものの、やっぱり休むことに抵抗がありました。
ゆっくり楽しんではいけないような気がするし、楽しもうとすると罪悪感を感じていましたねー。
なので、ランニングみたいなハードな趣味だったら出来たんですよ。
それに、当時、私がお世話になっていたカウンセラーに「自分の好きなことをして自分を喜ばせてあげましょう」という言葉をもらっても、「本当に今自分がやりたいこと」という感覚が良く分かりませんでした。
私をそこまで駆り立てたものは何なのでしょう?
それは、「一生懸命やれ」というドライバーだと考えられます。
このドライバーは、子どもの頃に「嫌なことでも頑張って一生懸命努力しなさい」といったメッセージを受け取った結果、
「満足してはいけない」
「楽しんではいけない」
「もっと頑張らねばならない」
という心の声に、駆り立てられるようになったものです。
***
私の話を出します。
私の母は、出産してから建築士の資格をとり、住宅の建築士の仕事をしていました。
そして男顔負けの働きぶりで、自分にも子供にも非常い厳しい女性でした。
私はジュニアテニスを選手でやっていましたから、家庭でも外でも、甘えなんて許されないような環境で過ごしていました。
なので、私はこの「一生懸命やれ」のドライバーを持っているんですよね。
心理カウンセラーの野口義則先生は、このドライバーを持っている人の特徴を次のようにおっしゃっています。
たしかに、一生懸命やること自体は素晴らしいことです。
ただ、このドライバーに過剰に駆り立てられてしまうと、本来の自分らしさを見失ってしまい、実現したい人生とは違う人生を創り出してしまいます。
まず大切なことは、自分の中にあるドライバーの存在に気づくことです。
そして、自分のドライバーをやわらげるには、自分に許可証(アロワー)を
出してあげること。
「一生懸命やれ」というドライバーに駆り立てられそうになったとき、心の中で、「楽しんでもいいんだよ」「状況に応じて、適度に力を抜いていいんだよ」とつぶやいて、自分に許可を出してあげることです。
ドライバーには他にも、完全であれ、強くあれ、急げ、など・・・
いくつも種類がありますが、今回は多くの人が持っている「一生懸命やれ」についてお話ししました。
ただ、一生懸命やるのか、楽しみながらやるのか・・・
で、幸福度が全く違うと思いませんか??
このドライバーを意識すると、自分の幸せがどこを向いているか、、についても考え始めると思います。
そこから、不必要なものを削ぎ落していくことが、心の成熟さにつながってくるかもしれませんね。
幸せ=一生懸命 ではなく
幸せ=楽しい はずですから(#^^#)
私もまだまだ学びの途中です。
皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。
渡辺サヤ
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