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私たちの多くは、子供の頃に無意識に身に着けた禁止令で苦しんでいる②

湘南に暮らす心理カウンセラー 
渡辺サヤです

5月のカウンセリングは満席となりました!

前回は、私たちが自分らしく生きるのを妨げている「禁止令」についてお話ししました。

「感情を感じるな(表すな)」「重要であるな」という禁止令について説明しましたが、他の禁止令についてもお話していきますね!

前回の記事↓↓↓

禁止令には、「感情を感じるな(表すな)」「重要であるな」の他にも、

「自分で決めるな」
「健康であるな」
「存在するな」

というものがあります。

野口義則先生の講座の内容を一部引用してお話していきますね(^^)

💎自分で決めるな

子どものころに、親から「遠くに行ってはいけません」とか「〇〇してはいけません」とか、、自分で何かやろうとするたびに止められる経験を繰り返すと、自分で決めることに自信がなくなり、「自分で決めるな」という禁止令を持つようになることがあります。

この禁止令を持つ人は、自分一人では物事を決められないため、優柔不断な性格になりがちです。

他人に依存する傾向が強いので、人間関係でも、「自分の意志を尊重してくれる人」よりも「あなたはこうした方がいい」という指示型の人を選び、その人に依存してしまいがちです。

また、明確な答えを与えてくれるカリスマ的リーダーを慕う傾向があり、
カリスマ型の教祖がいるカルト系宗教などに、はまってしまいやすい人も、
この禁止令を持っている人が多いといわれます。

この禁止令を持つ人は、「決めることが怖い」という自分の中の感情を自分で受け入れた上で「自分で決めてもいいんだよ」「間違ってもいいんだよ」
という許可を与えていくことが、効果的です。

注意点としては「自分で決めなければいけない」と自分を追い込んだりしないこと。

「決めるのって怖いよね」と、決められない自分を受け入れることが大切です。

「自分で決めてもいいんだけど、自分で決められないときはそれでもOK」
というスタンスで、自己受容を深めながら、時間をかけて「決めてもいい」許可を自分に対して与え続けることが大切です。

優しく、自分を尊重してくれる女性ではなく、性格がきつく、利用して来る女性と付き合うタイプの野良猫男子も沢山いますが、この禁止令を持っているのでしょうね・・・

💎健康であるな

子どもの頃「忙しく、あまり構ってくれない親が、自分が病気になった時だけは、やさしく看病してくれた」などという経験や、
「夫婦喧嘩の絶えなかった両親が、自分が病気になったときだけは、協力して看病してくれた」などの経験を何度かすることによって、

「病気になるといいことがある」というスキーマを持つようになり「健康であるな」という禁止令を持つことがあります。

この禁止令を持つ人は、不健康な習慣をやめられなかったり、健康的な習慣を始めてもすぐにやめてしまう傾向があります。

このような禁止令を持つ人は、「本来の自分は健康で、幸せな人生を楽しむために生まれてきたんだよ」と自分に許可を与え続けてあげましょう。

💎存在するな

子どもの頃、親から「お前を養わないといけないから、苦労してる」
とか、「あなたのせいでお父さんと離婚できない」などの言葉を繰り返し聞くことによって、「自分はいない方がいい」というスキーマを持つようになり「存在するな」という禁止令を持つようになります。

親としては、自分の辛さからつい口から出た言葉だったりするのですが、
純粋な子どもの心には、グサッときますよね。

また、自分が子どものころ、両親が何か大事な話し合いをするときに、「子供はあっちに行っていなさい」と、邪魔そうに言われたりすることも「存在するな」の禁止令を持つことになります。

この禁止令を持っている人は、自分が存在することに対して「申し訳ない気持ち」や「罪悪感」を持っていて、自分の存在を消したくなることがあります。
一方、自分の存在に自信がないからこそ、自分の存在を否定されることを過剰に恐れて、承認欲求が以上に強くなったり、必死になって相手に気に入られようとする人もいます。

この禁止令を持っている人は、自分の感情を感じる訓練をするとともに、
「自分はそのままで素晴らしい。生まれてきてくれてありがとう」
という許可を繰り返し自分に与えてあげることが有効です。

昭和の家庭で繰り広げられていたシーンが沢山ですね(+_+)
頑固おやじに育てられた方は、思い当たることが沢山あるのではないでしょうか?

***

色んな禁止令がありますが、どこの家で育てられても、絶対に程度の差はあれ、ほとんどの人がある程度は持っているものですよね。

自分に当てはめてみるのも良いですが、自分が手を焼いている夫や彼氏、元カレに当てはめてみようとすると、相手の痛みをより理解することで、今までとは違った視点で受け止められるようになるかもしれません。

次回は、禁止令と取り組むときのスタンスについてお話していきます。

渡辺サヤ

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