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自分を変えようと努力しているのに、なかなか変わることが出来ない時というのは、自分のこと全体を強く否定しているとき。

湘南に暮らす心理カウンセラー 
渡辺サヤです

7月のカウンセリングは満席!
8月の募集は7月15日から公式ラインから募集開始です。


先日出演させていただきました、
7/2(日)12:00start!! Youtube無料・大・相談会!!をご覧になった方からコメントいただきました♡
ありがとうございました!緊張したなー(>_<)
もう少しきちんとお話しできるように修行したいと思います!

***

さて、本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。

ココロノマルシェとは
作家で、人気カウンセラー根本裕幸先生の弟子カウンセラーたちが回答する、無料お悩み相談掲示板です。
どなたでも無料でお悩み相談できますので、是非ご利用ください。

『人は変わることはできないのか』
相談者:としさん

長文失礼いたします。
僕38歳、妻32歳、娘7歳

昨年末より娘が学校に行けなくなりました。当時、学校に行くとしんどい、朝起きると動機がするといった感じでした。家にいるときは元気なのですが、妻と離れることに恐怖があったようです。

直後に妻は努めている会社を退職し娘の事に全力を注ごうと毎日娘と向き合ってくれていました。そんな中、中々学校に行くことが出来ない娘と自宅で過ごす中で妻自身自分を追い込んでしまったのだと思います。娘が学校に行けないのは自分のせいではないか?このまま一生いけないのではないか?相当に苦しんでいたのだと思います。

そして現実逃避の為か異性関係に走ってしましました。
それを知った僕は、僕と娘に対する裏切りだ!離婚だ!と感情的になり言ってしまいました。当時を振り返ると本当に愚かな発言だったと後悔しています。

なぜ妻の気持ちに寄り添うことが出来なかったのだろう。
なぜ助けてあげることができなかったのだろう。
それは僕が妻に執着していたからです。
今まで僕の執着が理由で妻を苦しめてしまった時期がありました。
その際妻の様子がおかしいと思った義母が妻を実家に連れて帰ったことが数回ありました。
その度に僕は自分と向き合い変わろうと努めてきましたが、結局何も変わっていなかったんだと思いました。直後は思考で考え自宅に戻ってきてくれた妻に対応していたのでどうにか乗り越えてこられたのだと思いますが、根本的に変わることが出来ていませんでした。
(他人軸のまま心理学の知識を入れただけでした)

僕は今まで自分は価値がある人間だと思ったことは一度もありません。
自分の価値をずっと他人に埋めてもらいながら生きてきました。
その対象が結婚してからは妻だったんです。
妻に自分を過小評価されたくなくて嘘を付いていたこともあります。
そして自分を偽り夫婦生活を続けていた結果、娘が不登校になりました。
子供が不登校になる原因の多くは家庭環境(夫婦の不仲)だと知りました。
上辺だけの付き合いしかできてなかったのを子供は感じ取っていたのだと思います。
他人から見たら、いつも仲良い夫婦だよねと言われていましたが、心と心で繋がることができていませんでした。
結果妻から、一番大事な娘ことに気がまわっていなかった。
あなたの妻であるということが今の私を縛り付けている。
このままでは本当に大事なものを見失ってしまう。離婚してほしいと言われました。
僕は必ず変わるからやり直したいと言ったのですが、妻の気持ちは切れているようですし、意思は非常に硬くそれは絶対にない。と断言されました。
(離婚後も娘の為に同居はしてほしいと言われております)

自分自身このままではダメだと思い、ききちんと現実を受け止めこれからの二人をサポートするためにも妻に対する執着を手放したいと思っているのですがなかなか上手く進めていないのが現状です。日々、自己肯定感を上げる為に色んな本を読んだり、ワークをしています。執着を手放すワークも何度も何度も涙を流しながらやりましたが、少ししか前に進めていないような感じがあります。
毎日苦しいです。
まだ離婚届けは提出していません。娘にも離婚するとは言っていません。
やっと学校に足が向くようになってきているので今はそのタイミングではないようでうす。やまり人間簡単には変われないのでしょうか?
今現在も妻と娘の事は大好きです。
アドバイス頂けたら幸いです。
よろしくお願いいたします。

としさん

ご相談いただきましてありがとうございます。
 
人は変わることはできないのか?という問いから答えますと

変われますよ。


しかし、すぐには変わることはできません。
少しづつです。

としさんは、奥様の浮気や離婚宣言があっても現実逃避せず、よく自分と向き合われていて強い人だと感じました。
私から是非アドバイスさせてくださいね。

***
 
自己肯定感を上げよう!とか、自信をつけよう!とか、
自分を変えようと努力しているのに、なかなか変わることが出来ない時というのは、多くの場合、自分のこと全体を強く否定しているときです。
 
私たちの心は、誰しもが多面的で、いろんなパーツがありますよね。

明るい自分もいれば、落ち込みやすい自分もいたり、自分ってこういう人間だ!って大人になればなるほど、自分の性格を一言で表せないものだと思います。
 
自分の中には様々な性格の自分がいて、その時々でいろんな顔を出してくるものです。
 
この自分の中にいる様々な性格のことを、「サブパーソナリティ」と言います。
大切なのは、いくつものサブパーソナリティを観察する「観察自我」を自分の中におくことです。

観察自我は「気づく自分」のことです。
 
これはまるで、オーケストラに例えることが出来ますよね。
気づく自分(観察自我)は指揮者、そして、サブパーソナリティがそれぞれの楽器です。
 
音が大きいのは大抵自分を責めている楽器です。

なので、指揮者はそちらばかり見てしまうものですが、考えてみれば、他の楽器も沢山いるわけなんですよね。
 
自分を責める、大きな音を出す楽器というのは、理由があってそこまで自己主張しているわけなのです。

なので、気づく自分である指揮者は、その主張をきちんと聞いてあげること。決して否定しないことです。
 
多くの人はここで否定したり、無くなってほしいと願ったりするものですが、それだと心理的に納得せずに抑圧しているだけなので、ただの我慢になってしまうのですよね。

大切なのは、自分が嫌だと嫌っている自分の短所をもきちんと認めてあげること。

そして、理由を考え、寄り添ってあげることです。

必ず理由があるはずなのです。その理由にまで、オーケストラの指揮者である気づく自分が話を聞いてあげること。

すると、その部分は主張が小さくなり、他のサブパーソナリティの音が聞こえ始めてきて、オーケストラのバランスが取れてきます。

その結果、良い面も自分で実感することが出来て、生きやすくなってくるわけなのですよね。

例えであるオーケストラの話と心の話とがごっちゃになってしまい・・・
お話わかりにくかったら申し訳ありません(^-^;

私たちは嫌な部分を無くすことって出来ないのかもしれないですよね。
だって、人間ですものね・・・

完ぺきな人間になど、なりたいと願わないことですよ。

「ダメな自分ではなく、バランスを崩している自分を整える」

そんな感覚で自分づくりに取り組まれてはいかがでしょうか。
 
結果はコントロールできませんが、一緒に暮らしてほしいと言われているのであれば、としさんが変わっていく様子を奥様が近くで感じることもあると思います。
 
自分に寄り添い、信じてあげられるようになると、きっと娘さんのことも信じてあげられるようになります。
 
妻にとっては、良き夫よりも良き父親の方がはるかに価値があるものです。

離婚を決意した妻の考え方や、としさんに対する愛情も、今後変化がみられる可能性もあります。
 
もう少し詳しい相談をということであれば、是非公式ラインからご連絡ください。

私にも小学生2人の子供がおります。

不登校ではありませんが、子供の悩みは尽きないものですね・・・
 
 
渡辺サヤ

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8/26(土)13:00-15:00 カウンセラーを10名呼んでランチ会を開催します!(ロトブルイタリアントーキョー)


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