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note を初めた理由⑬

おはようございます。

今日も見ていただきありがとうございます。

「一体、何に使ったの?」

妻に詰め寄られた僕は、咄嗟に嘘をつきます。

「麻雀…、」

結婚する以前、勤め先の同僚とよく麻雀をしていたこともその麻雀が弱いことも妻は良く知っていました。

学生時代から友人達と打っていた麻雀ですが、仕事をするようになってからも、頻繁に職場の上司や先輩達に誘われ、誘われれば断れず休み前の仕事終わりには朝まで徹マンなんてことも良くありました。

今では信じられないことかもしれませんが、当時はサラリーマンのたしなみとして、接待麻雀なんて言葉があった位で、仕事の延長線上で賭け麻雀をするのは割と普通のことでした。

当時はそうやって職場の人と密な時間を過ごしコミュニケーションを取ることで、仕事や社会のことを教わったものです。

もっとも妻と結婚した頃にはそんな慣習もすっかり廃れ、良く卓を囲んでいたメンバーもいつの間にか職場が四散し、麻雀を打つ機会はめっきり減っていました。

なので、妻はすっかり呆れながらも

「(家計に)余裕がある訳じゃないんだからもういい加減にしてね」

と一定の理解を示してくれました。

勿論、黙ってお金を持ち出したことはこっぴどく起こられましたし、お金が必要な時はちゃんと申告するように言われました。

そして、キャッシュカードを勝手に持ち出すことが出来ないよう、隠されてしまいます。


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