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子どもたちから学ぶこと

我が子が通う小学校は、ヘルメットをかぶって登校する。夏の間だけ、暑さ対策のため黄色い帽子も可となる。

これまで黄色い帽子は二種類あり、男の子はキャップ型の男の子用、女の子はちびまる子ちゃん型の女の子用をかぶることになっていた。

それがなんと!今年度からはどちらでも好きな方をかぶって良いことになった。

ジェンダーレスの時代。
言われてみれば、帽子なんて好きな形のものを選べばいいし、好きなものをかぶればいい。

でも、今回こうやって自由に選んでよいと提示されたことで、私の中に男の子はキャップ型、女の子はちびまる子ちゃん型、という概念が根強くあったことを痛感した。

自由になったとはいえ、実際子どもたちはどうなのだろう?やはり今まで通りなのではないか?変わらないんじゃないか?

…なんて考えてしまっていたけれど、子どもたちはもっと柔軟だった。

息子のクラスの女の子二人が早速、キャップ型の黄色い帽子をかぶってきていた。お兄ちゃんのお下がりがあったよう。全然、違和感がない。むしろ、似合う!

もしかすると、その子たちには「何で男の子、女の子で別の帽子をかぶるんだろう?何で帽子を自由に選べないんだろう?」という違和感がずっとあったのかもしれない。もちろん、息子を含め、他の子たちにも。大人にとっては「当たり前」のことだったのだけれど…

当たり前って何?普通って何?
子どもたちの方が日々いろんな疑問を持って生きている。真の意味でジェンダーレスの時代を生きる人々である。


SDGsにしたって、子どもたちの方が詳しい。

現代の子どもたちから大人が学ぶことはたくさんある。
そんな子どもたちを見習って、私も学び続けたいと思う。

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