カレーごはん

92年生まれ。 常夏の女になりたい テレビドラマを真剣に見ると楽しいということを伝えた…

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92年生まれ。 常夏の女になりたい テレビドラマを真剣に見ると楽しいということを伝えたいです

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    • 2023年ライブまとめ

      1/8 Sundae May Club×弁天ランド pre. 「シャングリラとユートピュア」 下北沢のライブハウスにて。弁天ランドはまさに青春ロックという出で立ちで、ステージで泥臭く輝く彼に夢中になって付き合ったけれど恋人としてはあまり大事にされなくて辛いけどやっぱりステージに立つ彼を見ると優越感もあいまって全てを受け入れてしまっていたあの頃、という存在しない記憶をなぞりました。Sundae May Clubは切な若くて恋!でとても良い。少しずつライブに慣れていく感じが見

      • 枠を埋めるためだけに作った?『イップス』

        バカリズムが出演しているのだけど、バカリズムはどんな気持ちで出ているんだろう。絶対に、自分が書いた方が、面白いのに?それだけが延々と気になってしまうからバカリズムは面白くないドラマには出ない方がいい、というかみんな出ない方がいいんだけど、とにかくバカリズムの思いが気になる。これに出演されている時間をぜひ脚本活動にあてて、とか言うのは流石に出過ぎているんだけどとにかくそういう気持ちにしかならない。もちろん篠原涼子も大変に好きだけどそれにしてもこれじゃなくて良かったでしょうよ貴重

        • 恋愛圧が強すぎて辛かった『9ボーダー』

          19、29、39の三姉妹がそれぞれの人生の躓きに奮闘する話。とても良いテーマで素敵な俳優陣で、三姉妹のキャラクターも愛せるもので描かれる躓きもそれなりにリアリティがあって良さそうなのに、とにかく全方面で恋愛圧が強すぎて非常に嫌いだった。本当に残念。 とにかく一生懸命はたらく川口春奈が、そのままで十分に輝いていて可愛くて素敵なのに、延々と「仕事ばっかじゃ潤いないよね」みたいな呪いの言葉をかけられ続け、しっかりその呪いにかけられて「私寂しい恋愛したい」「そして何だか不思議な男と

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        • テレビドラマ偏愛
          132本
        • 『野ブタ。をプロデュース』レビュー集
          1本
        • 『Nのために』レビュー集
          10本
        • 商談が一番面白い
          4本
        • ささやかな逃走
          6本
        • 『みかづき』全話レビュー
          4本

        記事

          好きな曲じゃなくて好きな音

          Utada Hikaru Beautiful World サビ中盤から流れ始める「ファド ドシラシラ ファド ドシラシラ」ピアノのリフレイン。エヴァンゲリオンの良さって70%くらいがこの曲なんでしたっけ?と記憶が大胆に塗り替えられるくらい好き。サビで「ファド」が入るたびに歓喜してしまうよ。天に召されそうな美しさじゃない?ピアノ音の余韻の長さも絶妙すぎて永遠に聴かせてくださいお願いします! 落ちサビ、大野智の「もし明日 街ですれちがっても気づかないぐらいセクシーに Oh…

          好きな曲じゃなくて好きな音

          え5分で終わりませんでした?『滅相も無い』

          良くも悪くも体感5分だったんだけど私だけですか?なんじゃこれは?なんじゃ?なんなんじゃ?と思いながらぎゅーっと画面見つめていて、ああここらで三分の一ぐらいか、次の人の説明かな、と思ったら、終わった。え? 変なんだよ加藤拓也作品って。変すぎて現状まだ感想無い。穴がきもい!中川大志の劇中劇上手い!俳優陣が芝居が本当に上手な人達すぎて見てるこっちも緊張するな?あ!堤真一だ!あ!穴、キモッ!そんな感じです。 まじで一瞬で終わったな。ほんとに早く来週になってほしい……気になりすぎる

          え5分で終わりませんでした?『滅相も無い』

          不穏と法定エンタメがいい具合に同居してる『アンチヒーロー』

          日曜劇場の中ではかなり好き寄りかも!終始絶妙に不穏なのがとても良い。ポジティブすぎる暑苦しい系努力モノとか、声がとにかくでかい男性対立モノはあんまり好きじゃないんだけど、長谷川博己のダークな癖強キャラ像は面白がりながら見られそう。 殺人容疑のかけられた岩ちゃん、岩ちゃんて本当にかっこいいよねLDHの中で唯一出てきてテンションぶちあがる俳優だわ(すみません)あ何の話でしたっけ、そう、殺人容疑のかけられた岩ちゃんの弁護を頑張る話です。ただ、何だ、殺人犯かも知れない人の味方になる

          不穏と法定エンタメがいい具合に同居してる『アンチヒーロー』

          記憶障害×脳外科医がテーマでありながら地に足のついた人間ドラマ『アンメット』

          上質な医療ドラマ。ちょっと毛色は違うけれども『監察医朝顔』の系譜ではあるかな。風間俊介繋がり。 脳外科医の話、でありながら障害を持つ人がどうやって諦めずに自分らしく生きていくか、をテーマにした一話でとても良かったです。一日の記憶がリセットされてしまうけれども過去の記憶や技術は蓄積される主人公、という特殊な境遇に置かれた話でありながら、ここまで地に足のついた物語になるって実は凄いことだと思う。 若葉竜也の役どころもとても良い。くっきりしたテレビドラマ的な医者像ではなくて、喋

          記憶障害×脳外科医がテーマでありながら地に足のついた人間ドラマ『アンメット』

          95年の空気と色気をにじませる画が最高に良い『95』

          やばい!超面白いの見つけた!完全にノーチェックだったがテレ東60周年記念作品『95』まじ素晴らしいっす同世代全員観て! 1995年地下鉄サリン事件発生の頃に高校生だった主人公が、2024年に現在、その頃についての取材を受けながら当時を思い起こす構造。サリン事件の当時の報道映像とかも交えながら、ノストラダムスの大予言で1999年で世界が終わると信じていた10代の感覚とか、とにかく映し出されている要素が映像的にとても多くてめちゃくちゃ良い。 そして中川大志。かねてから中川大志

          95年の空気と色気をにじませる画が最高に良い『95』

          大味版Nのために『Destiny』

          入り、もうめちゃくちゃに『Nのために』意識してるじゃん。つまり『最愛』の遺伝子じゃん。過去のリリカルな青春時代と大人になったシリアスな現在との行き来。その間に横たわる謎、そして秘めた愛。そうゆうやつ。 と思ったわけですが、一話を最後まで見た感想としては「大味すぎる!テレビ朝日版・Nのために&最愛」ということで良いのではないでしょうか。良くも悪くも、大味ではある。でもちゃんとツボは抑えていて面白い。不自然さに突っ込んで、え?どうかな?と思ってるうちにちゃんと次の気になるワンシ

          大味版Nのために『Destiny』

          ちゃんと深夜に活動する深夜ドラマ『RooT』

          純子ー!純子ロスの私とみんなへ朗報、河合優実が今クールも見られるよ!純子は死ぬほど可愛かったけど今回の玲奈は死ぬほどお洒落。存在がお洒落だよな河合優実って。そして声が良い。声がお洒落。好きだわー。 河合優実目当てで観たけれども内容もなかなか良い。まさに深夜ドラマらしい深夜ドラマ。物語の時間帯も深夜だしね。オッドタクシーの世界観と地続きになってる探偵ドラマという設定もなかなか面白いけれども、オッドタクシー感はいまのとこほ強くないので予習無しでも楽しめます。 ざらっとダークな

          ちゃんと深夜に活動する深夜ドラマ『RooT』

          広瀬アリスの呆け恋顔を見るだけの1h『366日』

          信じられないくらいつまらない。広瀬アリスが眞栄田郷敦をうっとりと見つめる。恋。それは恋。好き。だから何だ?というカットがまじで合計して60分中20分は占めてるんじゃないか。広瀬アリスがご飯を食べていても、演劇を見ていても、何をしていても、アホカット(恋呆け顔)が挟まれる。流石に見てて頭がおかしくなりそうです。恋で年中呆け顔になるのも実際にIQがダダ下がりするのも理解はしますが、流石に、面白く見せろよ!?面白い女にしろよ!?ほんとに広瀬アリスがぼーっとしてるだけの「普通のいい子

          広瀬アリスの呆け恋顔を見るだけの1h『366日』

          とにかく信頼度が100『お別れホスピタル』

          安達奈緒子×NHK×岸井ゆきの×松山ケンイチ。今期一番の盤石布陣なだけあって、NHKらしい丁寧を尽くした良作。ではあるけれど、一話、しんどかったなあ……。 療養病棟でみな後を追うように亡くなってしまう展開に続いて、ショッキングな出来事があり、岸井ゆきのが休みを取るんだけど家庭にも深刻な問題があって「この子全然休めてないじゃん……」となる。 患者自身の軽口やキャラの濃さ、何だかんだ芯が太そうではある岸井ゆきのの出で立ちでぎりぎり見られるバランスを保っているけど、あくまでシリ

          とにかく信頼度が100『お別れホスピタル』

          焦りドラマ化ぽいが悪くはなさそう『瓜を破る』

          珍しく原作漫画を読んでいるので先の展開を知っているのだけど、割と良さそう。 性経験がないけどいわゆる典型的喪女とかでは無いごく普通の女性が主人公なのが良いです。性経験のありなしってやたらと人間性とか生き方とかに寄せて語られがちだけど、別に普通に「何だかんだディズニーランド行く機会ってなかったな?」「意外とジブリって観たことないんだよね」「蕎麦打ちはやったことがないです」みたいなレベル感で全然あるよねって思う。でもたまたま機会に恵まれなかったことが時間と周囲とのギャップでどん

          焦りドラマ化ぽいが悪くはなさそう『瓜を破る』

          クドカンの腹括った闘い『不適切にもほどがある!』

          今回唯一の本命、宮藤官九郎脚本。流石に、これは、面白いだろ!!! 週刊文春のクドカン連載が大好きで買った回は必ず読むのですが、そこでちょくちょく「いまこの時代」に対する何とも割り切れない思いが吐露されていた。それは紙媒体でなければ場合によっちゃあ変な読み方をされてしまいそうな表現もありつつも、ある種切実な昭和生まれ男性の真摯な葛藤だと思って読んでいた。そのもやもやが吟味に吟味を重ねてドラマに!なるのね!に対してもちろん不安はあったけれども、『IWGP』『木更津キャッツアイ』

          クドカンの腹括った闘い『不適切にもほどがある!』

          わかるよ二階堂ふみ『Eye Love You』

          お腹が空くと全方面に攻撃的になる二階堂ふみ、まじで、わかるぅぅぅぅ!!!となった。まじで、わかる。 でもね、二階堂ふみ。いまは自分の機嫌は自分で取る時代。お腹が空いた自分が猛獣化すると知っているなら、最終段階で叫びだす状況になる前にこまめに対策をしておくの。常に食べる。家に帰ってから叫びだすなんてことになる前に、ちょくちょく食べる。私は、そうやって、生きています。 と思ったら自覚ないのかよ!30年生きててそんなことある?笑 何の話だっけ?そう、ドラマ。TBS火曜22時の

          わかるよ二階堂ふみ『Eye Love You』