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イラスト3か月上達法をためしてみた(その9)

来ていただいてありがとうございます!スタマック・ジャックです♪
さいとうなおき先生の最速上達法は4巡目まで来ました。
前回、4巡目の絵が描きおわって「手の練習」という課題を設定したので、やってきたんですけどね。
今までいかに「なんとなく」で描いてたのか思い知らされたというか。
筋肉の練習の時もそうでしたけど、動きによって大きく表情を変えるようなものって難しく感じるものですね。手の練習にもそんな難しさがありました。

手のデッサン

まずはデッサン的な手の描きかたそのものの練習です。

こちらのサイトがイラストや漫画として描くための、見ばえも意識した図解と男女の違いにもわかりやすく触れていたので参考にしてみました。
また、この解説を読みながら手も動かしておぼえていく作戦です。

手の練習1

もちろん描かれている内容はTIPSサイトのほうがわかりやすくて絵も上手なので気になる方はそちらを参照してほしいのですけども、
自分が描いたほうは「こんなところに苦戦したよ」みたいなのが見てとれると、自分のnote記事に貼る意味があるかなという気がしまして。
こうして見ていただくとわかるように、人差し指と中指と薬指はイラスト的には均等な太さで描きたいところなんですが、自分の手クセの問題なのか意外とうまくいかなかったりしましたね〜。
まあ、それも練習しなければわからなかったことです。
それと特に「この手はしっかり見せたい」というものに関しては体を描くときのような断面を意識したアタリをとってみるのがいいのかなと思いました。
指が曲がる関節部分をまるくマークしていく感じですね。

で。
この画像を拡大してしっかり見ていただいた方がどれほどいらっしゃるかはわからないですけども。
こまごまと自分が気がついたことなどを走り書きしたりしてますが。
気がついた方、いらっしゃったでしょうか。
何度も「間接、間接」と……。

関 節 ッ ッ ッ !!

いやいやいや大丈夫です!ちゃんと自分で気づいたんで!バカじゃないですよ〜!
この記事は絵の練習してるヤツなんで。字のまちがいとか国語力の問題にはぜひ目をつぶってほしいんですけども……。
ひとしきり練習したところで、以前の筋肉の練習の時に使った本「ダイナミックコミック講座」にも手のデッサンにくわしく触れていたページがあったことを思い出しまして。別の角度からの解説がしてあったのでそちらも練習してみました。


手の練習2

「竿とボール」という考えかたです。
手のひらから伸びたそれぞれの指の骨を竿のような棒状に置き換えて、関節部分をボールとして捉える。という方法が書かれていました。
自分的には人形なんかの球体関節に近いイメージなのかな、と思いました。
このボールになっている部分がふくらんで指の凹凸を生んでいるということのようです。これもわかりやすいですねぇ。
さて、それをふまえて。

お手本の手はどうなっているか。

今度は「お手本の絵師様の描く手」に寄せていく練習です。
TIPSサイトもイラスト的な図解で説明されていましたが、お手本の絵師様の描く手はさらにデフォルメのきいた個性のある手に見えました。
また、見ながらどんどん描いていくのが良さそうですね!

手の練習3

描いていて気がついたのは……これはプロレベルの絵師さんなら誰にでも言えることなのかわからないんですけど、少なくとも2通りの描きかたがあるな、ということです。
ひとつは比較的、平面的なアタリをとる先ほどのTIPサイトで解説されていたような描きかた。
もうひとつは関節を境にブロックをつなげたようなアタリのとりかたをする描きかたです。
もしかしたら、このブロック状の描きかたはお手本の絵師様の個性が特にあらわれている部分なのかもしれません。
手というのは影のつけかたも独特な感じがしました。今までは適当に陰影をつけてしまっていたんですけど、もともと手って凹凸が多い部分というか。
手のひらだけ見ても平らではないですからね。
その凹凸も性別などで多少形が変わっているようにも見えます。女の子の手の影は丸い形が多いのに対して、ゴツゴツした男の人の手は影も角ばった形をしているように感じました。
それと、見ばえについてです。
先ほど言ったような「この手はしっかり見せたい」というイラストのキメに関わる手は特にこだわって描いているように見えてきました。
全身のポーズでも「ただ立っている」というだけではなく「どんなふうに」というニュアンスが必要なように、剣とかを正しい形でただ持っている手を描くことで満足せず、「ここぞ」という時にはひと工夫動きをつけてみるような、「引っかかり」が大事なのかもな、と。
具体的にはだいぶベタですけど、たとえば「ティーカップを持つ手の小指が立っている」みたいな種類のことが、人物の個性や見ばえにつながるのかもな、と思いました。
女の子の小指が立っていたら育ちが良さそうなお嬢様的な雰囲気が出るのかもしれないですし、逆にゴツい大男が小指を立てていたら「あれ?コイツ意外と……?」みたいな興味をかきたてられるかもしれません。指ひとつとっても面白いですよねぇ。
そういう部分もセンスと言ってしまうと身も蓋もないですけど、これからも慣れるまでは「ここはキメたい!」という手を描く時にお手本をよく見ながら描くということをつづけてみようと思います。

そして5巡目の絵へ。

というわけで、今回のテーマの「手の練習」はこれくらいにして。(継続的に意識していくことは多い気がしますけど)次の段階である「絵を描く」に移りたいと思います。
このところ引きの構図が多かったんですけど、手の練習をしたからにはそれが活かせるようなアップ気味の構図の絵がいいんじゃないかとぼんやり思っています。
どうせ描くなら、前から気になっている「まだ顔が似てない」みたいなのもふくめて新たな気持ちでお手本を凝視しつつ描いていきたいところですね!
では、よろしければまた♪

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