イラスト3か月上達法をためしてみた（その6）
来ていただいてありがとうございます！スタマック・ジャックです♪
さて、さいとうなおき先生の最速上達法も3巡目。そして、もう少しで1か月が過ぎようとしています。
3巡目の絵を描いてきた！
前回の記事でも書いた「体の動き」をテーマにした練習ですが、それをふまえて今回は特にいつもより動きを意識したものをと描いてきましたよ！
今回は「ダンジョン飯」の絵ですね。アニメ勢ではあるんですけど、かなりおもしろいので原作にも手を出す勢いです。
それはいいとして……。
なんか今回は今までよりも思うように手が動いたというか、また一段と絵を描くことが楽しくなった感じがありましたね。構図的にもお手本絵師様の画集を参考にではありますけど、「ここにコレを描こう。あっちにはアレを描こう」みたいなのがポンポン出てきたのは……練習のおかげなのかな？コレ1枚じゃまだわからないですね。
というわけで、クオリティー的には1〜2巡目とくらべて自分的には「上がった」と実感できている気がします。
「体の動き」の目標達成度
まずは前回の目標がどれほど達成されたかですね。
実はこの絵、だいたい人物の線画が終わった段階で未完成のものをX（旧Twitter）にアップしていたので、そちらで繋がっていただいている皆さんの声を聞くことができました。
どうやら動きのある絵であることに目を向けてもらえた方が少なくとも数人はいてくださったようです。それである程度、確信をもってその後の作業を進められたのもありがたかったですね。
動きと、あと表情なんかもいつもより気にしてみたんで、今回はそれなりに達成できたということにしておきましょう。
さて……ここから地獄の時間です！
3巡目の反省と次回の練習目標
お手本絵師様の作品をとなりに置くと不思議ですね。「今回はそこそこがんばれたんじゃないの？」と思っていた絵も一気に霞むんですよ。
さてさて、ここからは心を落ち着けて「お手本とどこが似てないのか」を探していきます。
まあ、今までもそうでしたけどね。似てないとこばっかです。
体に動きはついた気がするが……。
う〜ん。なんでしょうね。お手本とくらべるとまだ体というかポーズの魅力が足りていない気がしてきました。
今回は基本的に浮遊感のある構図なので、ある意味特殊なんだと思うんですけど、これが地面に立っていたらどう表現できていたかな。
前回はアクションラインという要素を元に（動的なものや静的なものがありましたが）勢いを意識して練習してみました。今回の絵もその勢いのままポーズや構図を決めていたんですけども。
いま思えば、アクションラインを練習していた前回の記事の段階で少しヒントが見えていたような気がするんです。
アクションラインを解説する本は、当然ですけどアクションラインを解説する用途で作られているので本に出てくる全部のポーズに明確なラインが設定されています。
そして、それを練習してお手本絵師様の画集を見返したときに「これはアクションライン的なポーズだな」と実感することができました。
画集の中の半分くらいのポーズは。
自分がささいなラインに気づかなかった可能性も低からずあると思うんですけどね。
でも、もしかしたらお手本に近づくためには大きなアクションラインが見えなかった、もう半分のポーズを知る必要もあるんじゃないの？と思いました。
「それ以外」のポーズの魅力
またお手本の画集を目を皿にして見ていきます。アクションラインがはっきり見えないのにすべてのポーズが「魅力的」と感じていることは確かですからね。なにか理由があるはず。
すると気がついたのは、人物の描き込みが多い作品には、ちょっとした筋肉の隆起のようなものがさりげなく描かれていることに気がつきました。
少なくとも自分の絵にはない要素です。
筋肉への理解がポイントなのかなぁ。
なにもマッチョな方々でなくても誰にでも筋肉はあります。手足や首などのちょっとした隆起もそうですし、胴体全体を通る体幹筋は重心やポーズに関わってきそうです。
そのへんを勉強して、より性別や年齢や個性から生まれる「らしい」ポーズが探れるんじゃないかと。
私事なんですけど（それ言いだしたら一連の記事が全部私事ですけども笑）、今回は以前働いていた会社からもらってきた……なんといえばいいか、体毛を一切感じないツルっとした筋肉男性が大勢出てきていろんなポーズをとっている、という。
正直、当時の自分はネタのつもりでもらってきたんですよね。まだ絵を描いてなかった時期なので。
それが今見ると、かなり良い本だと思うんですよ！次回以降、急にマッチョしか描かなくなるとかじゃないんですけど、そのあたりをうまく使いながら練習していきたいと思います。
というわけで、次回は「筋肉と動き」の練習という感じですかね。がんばるぞ〜！
では、よろしければまた♪
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