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THE WAR SONG

写真は38年前、1984年に発売された、UKの人気バンドCULTURE CLUBのアルバム「Waking up with house on fire」です。この中に「The War Song」なる反戦歌が収録されています。VocalのBOY GEORGEが初めてイデオロギーをテーマにした歌でした。当時すでにNO.1アーティストだった彼が、心から訴えたんだと思います。その頃、高校生だったぼくは、この歌を英語で唄えば、ある日、世界から戦争が消えて無くなるのじゃないかと勝手に錯覚していました。果たして40年近く経った今、まだ戦争は無くなってはいません。
ぼくも戦争、原子力汚染、温暖化、差別、全て嫌です。でもね、どんなに口先唱えてもこれらは無くならないんです。少なくとも、明日いきなりなくなったりしない。多分、僕が生きているあと30年くらいの間に到底、世界から消滅したりしないでしょう。嫌だけど、顔をそむけても始まらない。一緒に付き合って生きるしかないんです。だったら、ベストではないけど、現実的な選択をして、次世代に繋いで徐々にでも失くすよう努める。これが今、我々の世代にできる解決策だと思います。
差別は着実に、無くなりつつありますよね。黒人のバラクオバマが大統領になったなんて、マーティンルーサーキングが聞いたらひっくりかえって泡吹きますよ。それでもまだ世界から差別は撲滅されてはいません。
多分、戦争も同じ。100年とかの単位で徐々に、なくなっていくんだと思います。「戦争反対」その気持ちは人間なら誰しも持ち合わせている感情だと思います。その先に何をするのか、もっと具体的に話しましょうよ。ぼくみたいな一国民にも出来る何かがあると思います。

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