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名前のない職業を生きる

1月18日は2022年になって最初の満月
1月の満月はウルフムーンというらしい
月ごとに満月には名前があることを知った
ストロベリームーンは赤いから苺とつけられたわけではないことも知った
ほんとに知らないことだらけで恥ずかしくなる

家までの明るい夜道に思ったことを
久々に書いてみることにした


これはいったい誰がやりたいことなんだろう


最近一番自分に問うことの多い質問だ
もんもんと問い続けて、結局よくわかっていない

自ら強いエネルギーを持ってやりたい
ということでないことだけはわかる


よくよく考えてみると
自分には特にやりたいことがないことがほとんどだ。


やりたいことがたくさんあっていいよね
と言われるたびに自らやりたくて始めたことだっけ?
と、もやっとする


小さい頃はやってみたいことがそれなりにあったし
わりと挑戦させてもらっていたと思う
だけどいつも長続きしなかった

大人になればなにか趣味なるものも見つかるだろうし
おなじ職場に行って、同じ仕事をしているんだろうと
思い続けて「いま」になってしまった
今でも自他共に認める長続きしない人でいる

誰かのやりたいや興味を形にできるかどうか

わたしのやりたい!のきっかけは
いつだってここにいる気がする


それは他者がいなければ
自分のやりたいは起こらない
のかもしれない
それは自分の人生を歩いていると言えるのだろうか…
そんなことを考えた時期もある


だけど他者と関わりを持たずして
生きていけることなんてないし
わたしにとってそれが楽しみ
だと気づいた


月は自ら光っていない
太陽の光を受けて発光しているように見えている
だけど綺麗だなと癒されるし
つつまれている安心感があるし
夜を歩くことができる


特に意識してなにかをしているわけでもないけど
目の前の人が安心して一歩踏み出すことができる
月の光みたいな仕事をして生きていきたいなと思った


名前のついた職業が世の中にはたくさんある
将来なりたいもの・つきたい職業をさんざん聞かれてきた
名前のついた職業にいる安心感もよくわかる

だけど、名前のつかない自分のあり方から決めていきたい
カテゴリーや肩書きに乗ってこない自分にきちんと向き合いたい
その先にあり方と仕事の心地よい関係が見つけられるのかもしれないなー
と、月とか言ってロマンチストみたいでちょっと恥ずかしいと思いながら
久々に綴ったnoteでした


2022年もよろしくおねがいします

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