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学生時代に習いたかった! 世界史の鳩さんのnote、みんなはもう読みましたか? オススメですよ。

10代後半・20代前半を遠く離れて、大人になって、黒板やチョークが懐かしい世代になりました。

世界史の鳩さんを知っていますか。言葉遊びがお好きで、奥さんと3歳の娘さんを愛し、「パパの洗濯物と一緒に洗わないでって、はえーよ」ってツッコミつつ、予備校の先生なさっている方です。鳩のマスクは奥様がお持ちだったとか。そんな鳩さんのnoteを、訪問してみましょう。行きます。

キナリ杯で特別リスペクト賞「素振りでホームラン賞」受賞作品。授賞おめでとうございます。

1本目のnoteで受賞って、伝説過ぎる。

べらぼうに優秀な人がいて、彼の改革が潰されたのは何故か? 彼のどこが凄いのか。そして、私見として踏み込んで、彼から学べる教訓は何かが語られます。本職の語り口はもちろん、豊富な比喩と私見で踏み込んで下さることに惹かれます。

ちょうど1000年前に生まれた人ですね。

でも、僕はそれでいいと考えています。
彼も一人の人間です。
世界史には偉大な人物がたくさん登場しますが、彼らはすべてホモ=サピエンスです。
これは断言できます。
ホモ=サピエンスなので、おのずと限界があるワケです。
https://note.com/history_pigeon/n/n4391e9eeb60e

グーテンベルクの活版印刷のことを話すにとどまらず、彼の人間的な弱さ・限界も理解している、温かな視点が心に残ります。ハーゲンダッツの話は、ファインプレーでしたね😎

別に寄付しろ、とか言ってません。寄付が常に最高の状態になるわけじゃないから。本当に役立つ寄付は自分で責任もって運営してなんぼです。
https://note.com/moimoko/n/n14fa6bc613db

あったあった。noteのfrom検索ありがたい。お金の使い方知らない人がいるから寄付すればOKなわけじゃないんだよって、2017年のnoteを思い出しました。グーテンベルクは、お金の使い方が分からない弱さを抱えていますね。

偉大な発明で人類史に貢献したのに、不思議な人です。仕事量の管理が出来なかったミケランジェロ同様、何が抜け落ちているのかもしれませんね。

私はクリスチャンだし、牧師も「霊的な体験は経験してないよ(否定するのではなく、自分は無いの意味)」な方なので、ジャンヌと信託をどう考えるのか、私も分かりません。プロテスタントから見ると、何で人間の戦争に対して介入するの? と、不思議には思う。でも、そのことを大切にする人を否定しないし、ジャンヌが聴こえたことは事実なのでしょう。

場の共有・共振・カリスマということが語られます。「鼓舞」するのが上手かったのでしょうね。正義が自分たちの側にあると信じられるし。星野源の例の出し方が上手い。

身代金払われなかった、政治的決断については、「用済み」と他者を扱えることに驚いています。

FGOで人間要塞になったり、オルタやリリィが出るとは、想像しなかったでしょうね。室町時代の人かぁ。

カミュの『ペスト』ではなく、これを持ってくるのが凄い。ホットヨガの広告に関しては、同性が見て憧れるように作るはずだから、流れ弾貰った感じですね、お疲れ様です。

「語る」ことが、当時も娯楽なんですよね。『千夜一夜物語』などにも通じるかも。

数冊、本を出して見ました。古典を噛み砕くのは、阿刀田高が上手いので。あと、『ペスト』も。本だらけになるから、『アラビアの夜の種族』は自重しました。

名エントリ。鳩さん版「学問のすゝめ」なんです。小学4年生の私でも読めると思う。10代の子に(教え子さんは高校生だけど)、分かるように言葉を選ぶ姿勢がプロです。あと、手書きの図や地図が最高! 歴史上の意義からスタートして、読み手の学びを促すの、とても素晴らしい。「ねばならない」気持ちでいる子は、気持ちが晴れると思う。誰もが良い先生に出会えるわけじゃないから。

ルターの宗教改革を、小説仕立てにすることで、ルターの葛藤を共感可能な状態にしてくれてあります。冷蔵庫でキンキンに冷えたビールを飲ませたら、ルターは何と言うでしょうね。当時は常温だったはずだから、キンキンに冷えたビールが正義って言いそう。芋焼酎とか飲ませたら、ハマったりして。

ラテン語聖書を読める人が限られてたとはいえ、免罪符売ったのは黒歴史ですし、人間も組織も腐ることの一例ですね。

👆その後。

蘇軾が転んでもただでは起きないし、左遷されても美味いもの食べるよって話ですよね(本当か)。トンポーローを実際に作るのが素敵だな。豚肉は猫も食べないって記述にびっくり。当時、もう猫がそこらにいたのですね。

はたしてそれはアレクサンドロスが意図したことなのでしょうか。彼はギリシアという意識の体現者であり、父と母に縛られたひとりの青年でした。その後の世界がどうなったかなんて、彼にとっては意味のない事柄なのかもしれません。ギリシア世界の拡大という願い、両親の幻影、それはアレクサンドロスという人物の本質であり、また本質ではないのです。
https://note.com/history_pigeon/n/ndfb95074d51f

どこまでが自分の意思なのかを問いたくなりました。アレクサンドロスという人の生涯と歴史上の意味が語られています。呪詛というか刷り込みというか、強すぎる願いを浴びせられると、本人の意思を侵食しますね。

「引き際・停戦」という意味では、秀吉が朝鮮半島に対して行った文禄・慶長の役を連想しました。日本で天下を取って終わりにすると、武将達に与える土地がもう無いから領地が欲しかったのか、何が彼の判断を狂わせたのでしょう。

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一次資料に当たるとお書きになられていたし、教えることは、とても高等なスキルですね。鳩さんは、人間味を描いてくれるのが魅力です。歴史上の人物を、鳩さんを通して復元して見せてくれるんですよね。

グーテンベルクの弱さも、ルターがビール飲んで天国と呼んでるのも、心に残りました。トーロンポーのように、使っちゃうというのも、理解度高めますね。

それでは、ネットの海のどこかで。

👆ヘッダーは環さんからお借りしました。


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