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野菜がよく育つ!?輪作を覚えよう!

はじめに

みなさん「輪作」という言葉をご存知ですか?
輪作とは別の種類の野菜を順番に育てることで、連作障害の防止や土壌の安定化、害虫被害の緩和に効果的とされています。
しかし、別の種類の野菜なら何でもいいというわけではないのです。
今回は効率よく輪作ができる方法をご紹介いたします!

①順番を決めよう

輪作は最初に順番・組合せを決めることでスムーズに栽培をすることができます。区画を4〜5か所作ります。
作る野菜も"葉もの→実もの→根もの→休み"で作ると、以前紹介した三大栄養素*の偏りが出にくくなります。
*化学肥料の数字って何?

②葉もの野菜

葉もの野菜は三大栄養素の中で主に"チッ素"を多く使用します。ほうれん草やレタス、キャベツなどが葉もの野菜の代表的な野菜です。

③実もの野菜

実もの野菜は三大栄養素の中で主に"チッ素"を多く使用します。
トマトやナス、キュウリなどが実もの野菜の代表的な野菜です。

④根もの野菜

根もの野菜は三大栄養素の中で主に"チッ素"を多く使用します。
大根やにんじん、ジャガイモなどが根もの野菜の代表的な野菜です。

⑤休み期間

休み期間とは3カ月〜1年間畑を休める期間です。これは"畑に区画に余裕がある人"にオススメです。葉実根と栄養を使い切った畑を休ませるとこで土の栄養が整います。休ませるといっても土壌改善などはしてあげましょう!

注意!!

育てる野菜の"〇〇科"が同じにならないようにしましょう。
例:レタス→トマト→ジャガイモ
トマトとジャガイモはナス科で、連作になってしまいます。
また、ナス科は5年、アブラナ科は2-3年と野菜ごとにあける期間がかわるので注意しましょう。

まとめ

葉もの→実もの→根もの→休み

  • 〇〇科がかぶらないようにする

  • 野菜ごとにあける期間が違う

  • 畑の休む期間は栄養補給

  • 畑せまい人休み期間はなくてもOK

野菜作りは"土"の健康状態を維持することがとても重要となってきます。そのためにも、偏った品種で栽培をしないこと。
畑を休ませることで土が微生物によって栄養素が整えられていきます。
土も人と同じで栄養のバランスが重要なのです!