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種類が多くて困る?化学肥料8-8-8の数字って何?
はじめに
化学肥料は種類がたくさんあります。8-8-8とか7-5-5とか…
この数字はなんだろう?きっと家庭菜園を始めて悩んだ方も多いと思います。今回は数字は何を意味しているのか紹介していきます!
01 数字の意味は?
化学肥料の数字は中に含まれる成分の"比率"を表しています。化学肥料には"N-P-K(チッ素-リン酸-カリウム)"が含まれています。8-8-8と言うのはN8%-P8%-K8%が含まれている事を表しています。
02 N(チッ素)とは?
N(チッ素)…葉や茎の成長に欠かせない栄養で、「葉肥え(はごえ)」とも呼ばれています。多く与え過ぎると茎が徒長し、葉も軟弱になってしまいます。
03 P(リン酸)とは?
P(リン酸)…花つきや実つきを良くする栄養です。「花肥え」や「実肥え」とも呼ばれています。リン酸が足りないと花つきや実つきが悪くなるので、生育期から花期までに与えると効果的です。
04 K(カリウム)とは?
K(カリウム)…植物体内の新陳代謝を促し、根の発達を良くする栄養です。「根肥え」とも呼ばれています。不足すると光合成が上手くいかず、病害虫の被害を受けやすくなります。
まとめ
化学肥料の数字は栄養の"比率"
化学肥料にはN-P-Kが入ってる
N(チッ素)は葉や茎の栄養
P(リン酸)は花や実の栄養
K(カリウム)は根の栄養
化学肥料は種類が豊富で野菜ごとに配合を変えた〇〇専用肥料などと売られています。複数の野菜を育ててる場合や初心者の方は専用肥料ではなく万能な比率の8-8-8をオススメします。袋の裏に比率が書いてあるので見てみるのも面白いかもしれませんね。