見出し画像

農機具業界にイノベーションを。

株式会社唐沢農機サービス 代表取締役の唐澤健之(からさわ たけゆき)です。

まずは自己紹介。

高校卒業後、外資系ベンチャー企業に勤務し、携帯電話に内蔵されるデジタルカメラの開発を行いながら、企業経営とベンチャー精神に係るノウハウを学んでいました。学んでいたというよりは体に染み付いた感じですね。

先代にあたる父が個人事業で農機具修理店を営んでいましたが、子供の頃から「農機具屋はかっこ悪い!」と思っていました。父の仕事を聞かれることすら嫌で家業を継ぐ気など全くなかったのですが、ある時、父が言った「(自分の代で)やめたいが、お客様にまだ頼りにされている」という言葉をきっかけに、父が大切にしてきた多くのお客様たちのため、2006年に先代から農機具修理店を事業承継、翌年2007年には「株式会社唐沢農機サービス」を設立しました。自分自身、起業には興味がありましたので何かしらのビジネス(事業)をしたいと思っていました、きっと先代の事業を継承しなくても違うビジネスで起業していたと思います。
事業化したときは色々な方々から、今後先細っていく業界、衰退産業で収益化できるの?なんてビビらされましたが、必ず成長する!と信じていましたので今思うとその時の決意は良かったのでしょうね(笑)

画像1

農機具業界にイノベーションを

市場規模4,000億円(国内3,000億円)の農機具業界は、長く活性という言葉から無縁でした。なぜなら業界を脅かす外的要因もなければ、内部競争もほとんどないからです。よくいえば安定した、逆にいえばこれ以上の発展を見込めない業界、というのが、世の中一般の評価であり、常識でした。
しかもこの市場規模が10年ほぼ変わらず横ばいなんです。
この市場規模をどう見るか?小さい?大きい?
ぶっちゃけやってみなければわかりません!ちなみに農機具の場合、この市場規模の殆どがEC化されていません。他業種であれば、市場規模の数十%がEC化されています。
例えばこの規模の10%をEC化できれば300億円になります。
ECとするとそれなりのサイズ感になりますよね?
農機具業界におけるそれぞれのレイヤーでの課題
・メーカーの課題
・代理店の課題
・販売員の課題
・購入者の課題
・アフターの課題
などなど、これをIT化によって解決できたら嬉しいです。
そんなイノベーションを起こしたいですね!

世界がかつてないスピードで変化を続けている今、活性も変化もなしに未来は望めません。わたしたちの勝機は、まさにここにあります。この業界の常識を変える。業界にイノベーションを起こす。これが、わたしたち唐沢農機サービスの事業目標です。
そして「誇りと証」を成し遂げたいです。
世の中にこんな事業(サービス)を作ったんだという「誇りと証」です。
近年では10年続くビジネス(サービス)はないと言われるぐらい目まぐるしくマーケット事情は変わります。
だからこそ、その時代に合わせたサービスが必要なのかもしれませんね?

スクリーンショット 2021-11-02 9.57.42

↑写真は海外プロジェクトの際に訪問したケニアで撮影した写真ですhttps://goo.gl/maps/xXs2vGoAXLnpv7bv8

「リアル×IT」を最大の武器として

わたしたちが農機具業界にイノベーションを起こせると信じる根拠は、農機具のプロとしての「リアル」と、最新のテクノロジーを駆使したマーケティングノウハウつまり「IT」を事業の両輪としていることにあります。

今、さまざまな企業が農業業界へ積極参入しています。ところが、その4分の1が撤退しているのが実態です。共通の敗因は「農業のリアル」を知らなかったこと。「農機具業界」でもまったく同じです。

わたしたちには、農業・農機の「リアル」をサポー卜する農機具販売・修理事業部があり、常に農家の声に耳を傾け、自社サービスヘフィードバックしています。そして「IT」を用いてデジタルマーケティングをおこない、成果達成へと導くノウハウを培ってきたビーズクリエイトが、日本全国の農家のニーズに沿った課題解決を提供しています。この「リアル」と「IT」の両輪で業界に新風を吹き込んでいきたいと思います。

今後、新たな情報発信の場としてこのnoteを活用させていただきます。よろしくお願いします。