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怒りは相手への過度な期待から

どうも、からあげレモンです。

20代後輩くんとの話で、こんなことがありました。
新人くんに業務を教えているがその通りに動かない。
言ってわからない相手にどうしたらいいか考えるのが腹が立つ。
その怒りは、プライベートの頭の中でも再生されて辛い。

あーそういう時期あったなーと思いました。


今思うととてもひどい先輩だったと恥ずかしくなりますが、私が2社目の4、5年目頃だったころ。現場仕事が忙しく国内をひたすら飛び回って機械の設置やトラブルの謝罪に明け暮れていました。

出張で出ずっぱりにもか関わらず、会社に戻って事務仕事はしなくてはいけない時代。
そのころ新卒の後輩が入ってきて、ろくに指導もしていない中、色々お願いしていました。

そんな中、新卒くんのミスによって自分の仕事が増え、イライラした私は電話越しにパワハラでしかない言葉をぶつけました。

「言われたことをその通りやることもできないの?社会人でしょ。いつまでも学生気分じゃ困るんだけど。」

しばらくして上司から、「お前、言い方考えろ」とだけお叱りを受けました。
その後、新人くんの味方だった事務さんとも長きにわたり険悪になり、モヤモヤが頭をループして頭を締め付けられるような苛立ちを持ち続けることになります。

私自身が誰かが教えてくれるという環境ではなく、やれと言われてなんとかやるしかない環境で育ってしまった為、新人くんの立場で物事を考えられていませんでした。

言葉だけを捉えるととてもネガティブですが、

他者に期待しないことで怒りは最小化できます。


新卒でろくに教わっていないのだから、依頼の背景や意味を理解しておらずミスがでるのは当たり前。期待しないというよりは良くない結果を受け入れると言った方が近いかもしれません。

その代わり言葉だけでも感謝を伝えることで建前上、良好な人間関係を維持します。
最初は本心とのギャップに苦しむかもしれませんが、徐々に出来て当然、やって当たり前のことにも脳が感謝することに慣れていきます。
>わからないなりに応えてくれてありがとう。

しかし、このやり方は出来る人ほど損(仕事を負う)をする可能性があります。
この損を自分の糧だと思って頑張るか、その人から距離をとるか。
の二択となりますが、人の1人のキャパには限界があるので、それを
自身が理解して背負いすぎないことが重要なのかなと思います。

私は比較的、「無理です」とかはっきり言えてしまうタイプなのであまり問題ないのですが、
抱えてしまう人は…どうしたらいいとか軽々しく言えませんが、最終的には逃げていいんだと思います。

何より自身と身の回りの人の心の健康を第一に考えるようになりました。

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