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あたちは保護犬でしゅ by歩歩

「あたちの名前は歩歩(ポポ)でしゅ🐶 2020年10月22日に、おかあしゃんのお家に来ました🏠」

歩歩に出会ったのは、2020年10月17日。
県動物愛護センターで、県内の保護団体さんが開催していた譲渡会場で見かけたのが歩歩でした。

譲渡会場

柵で囲まれたドッグランの中で、他のワンちゃんの後をヒョコヒョコと着いて歩いていたのが歩歩でした。

そうヒョコヒョコと、腰を下げて引きずるような歩行で…一目で後ろ片足が使えない子だなと分かりました。

譲渡会場に来ている来場者を時折眺めては、また他のワンちゃんに着いて行く。
来場者の人達もチラリと見るけど、そのまま他の元気なワンちゃんの所へ…。

他の元気な犬達の周りには来場者が集まり、撫でたり抱っこしたりしていました。
それを遠くからポツンと眺めるように見ていた歩歩の姿が、何故か印象的で。
そして…
歩歩を家族に迎える気持ちに!

譲渡会場でボランティアさんに
抱っこされて、初めてのご挨拶


5日後の10月22日に、預かりボランティアママさんに連れられて我が家に来ました。

毛はハゲハゲで、首から胸、お腹、後ろ足の内側は真っ黒に黒ずんでいました。
名前はまだ無い…

不安そうな眼差し

「元気に楽しく歩いてくれたら、それだけでいい!歩く歩くと書いて歩歩(ポポ)にしよう!」

後から知ったのは、言葉にならない程劣悪な自家繁殖の現場からレスキューされた子だったということ…
150匹もの多頭飼育崩壊でした。

歩歩が居た自家繁殖のペットショップの裏側〜悲惨な多頭飼育崩壊現場

歩歩の正解な年齢は分からず(当時の推定年齢3歳くらい?)
片足が膝から曲がって固まっていたのは、おそらくケージに閉じ込められていた時に柵に挟まって骨折したまま放置されたからでしょう。
どれだけ痛くて、どれだけの間泣き叫んだのだろうか…

2キロくらいしかない、小さな小さなポメチワワ。
そんな小さな身体には、帝王切開の跡がありました…


でもっ!
我が家に来てから、歩歩の快進撃が始まります!

腰を引きずるように歩いていたのが、散歩で筋肉が付いて腰を上げて歩けるように!
そして、走れるようになりました!

そう『3本足歩行』〜これが歩歩の最大のチャームポイント🎵

低い縁石をよじ登ることに、強くこだわってた歩歩。
「縁石の向こう側に行きたいっ!」

でも…後ろ足1本では、屈んで弾みを付けてジャンプ出来なかったんです。
最初は何度も何度も転けて、それでも諦めない!

そして〜〜
ついに縁石に飛び乗ることが出来ました!
飛び乗ると必ずドヤ顔(笑)
(縁石飛び乗れるようになってから、階段の上り下りも出来るようになりましたよ🎵)

ドヤ顔

毛もフサフサになり、黒ずんでいた肌もピンク色になりました。

毛もフサフサ
ちょっとお嬢様風
風になびく毛
思いっきり笑顔

『犬(猫)を飼う時は、保護犬(猫)も選択肢に!』

子犬からじゃなくたって、成犬だって成長していくんです!
変化し、変身し、進化していきます!
それを側で見守りながら、一緒に楽しく幸せになれます!

保護犬・保護猫の存在を、ぜひ知って下さい!
沢山の保護犬・保護猫が、今この瞬間にも新しい家族を待っています!

『うちの仔チャンネル』に取り上げて頂きました ⬇️

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