本日のソースはオニオン❗
男はランチのチキンステーキをナイフで捌いていた。
見事なナイフ捌きである
だがチキンステーキは牛肉のステーキとは違う
皮がついているのだ
皮:「くっそー、スパスパ切りやがって」
牛肉ステーキは高い
チキンステーキは安い
このイメージがあるが、チキンステーキには皮がある
皮:「そう簡単には切らせねーぜ」
スパッ
しかし男のナイフ捌きは格別である
何しろ毎日のようにチキンステーキを切っているのである
スパッ
皮の切り方について経験値がものをいう
男は熟練の技の持ち主である
最近ではソースがガーリック、照り焼きときて、今度はオニオンだ
しかし流石に限界というものがきていた
もう一歩でチキンステーキのサイズは前人未到のものに達しようとしていた
しかし皮は皮としての誇りがあった
なかなかしぶとい
もう駄目だ
……
もう無理だ
……
もう諦めよう
……
男の体力はとっくに限界である
もはや精神力だけで動いているようなものだ
出来ることはせいぜいナイフの圧力を下にかけることぐらいである。
皮:「無駄無駄」
皮:「皮も一緒に伸びちゃうもんねー」
ついに男の体力がつきる
皮:「やった、勝ったぜ!」
と、その時である
ズボッ
皮は突然固定された
皮:「くっ、動けねえ」
何とナイフが食い込んでいる片側をツマヨウジが貫いていた
皮:「おまえ、そこまでして」
確かにチキンステーキを切るのにツマヨウジで抑えるなんて前代未聞である
男はいままで培ってきた技のすべてをこめ一撃を放つ
ついに皮は真っ二つとなった
皮:「ふっ、完敗だぜ … 」
最後の一切れも男の胃に美味しくおさまったとさ。
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とまあエッセイ風文章の練習はここまでとし、いつもどおりビッグボーイに行ってきました。
またまたビックボーイ、しかもチキンステーキネタかよ
と読者の方は思われるだろう。
でもガーリック、照り焼きと紹介しておいてオニオンだけ紹介しないのもオニオンさんが可哀想に思えたのです。
てことで、本日のソースはオニオン❗
ワサビと生姜に見えますが、柚子胡椒とニンニクです。
あとはエッセイ風文章の通り、捌いて食しました。
自分だってナイフ捌きなんて普通の(牛肉の)ステーキで慣れている。
と思われているでしょうけど、甘いですね。
チキンステーキは皮があるんで皮が
で、ナイフを動かすと皮もいっしょにうごくんです。
しかも切れにくい。
ちなみにナイフはこれ
普段はここまで捌きません、ちょっと限界にチャレンジしてみました。
もちろん食べ残しせず、胃の中にすべておさまってます。
まあチキンステーキを捌く技は、牛肉ステーキーとは別物ということですかね〜。
【辛島信芳の著書】
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