見出し画像

インターネットはいつから始めたのか。

1994年だったか1995年だったか。
当時、就職で上京し、草の根ネットで知り合ったお友達の家でマッキントッシュ(今で言えばMAC)を触った時だったか。
当時はまだダイアルアップ接続。モデムも144から288Kbpsが流行り始めてた時であった。データ量というかデータ伝送得度が重視されていたころだったと思う。
お友達の家のpowerMAC6100というピザボックスと言われたMACに一目惚れしてしまった。MAC買ったら、トラックボールあげるという声に後押しされ、半年で40万を貯めて、SONYのトリニトロンディスプレイとpowerMAC6100を買ってトラックボールを手に入れたのだ。

最初は何をするかがわからずフリーソフトを草の根ネットでダウンロードしては、細々と利用していた。
そして、Netscape navigator 2.0をどこからか手に入れ、そこで初めてインターネットという世界に飛び込んだ。

まだインターネットもHTML2.0で作成されているページで広告もまったくなくクリーンなネット環境だったと思う。官公庁やネット関連企業のページくらいしかない中で、個人のHPも増えはじめてきていた時期であった。かくいう私もHPを作成し、現在も消すこともなくひっそりとネット世界に漂っている。
面白いものである。時代は変われど、失われることなく存在していることが面白い。

その当時のネット環境はモデムの回線スピード、回線の品質に左右され、思ったように画面の表示すらままならない。1画面に画像など貼り付けていようなら、1分かかってもおかしくないレベルである。
今のネット環境はそれをハードウェア、ソフトウェア両方の面から補い、絶えず進化し続けている。これは生命の進化と同じように大きく、知的好奇心の触手をのばし、人知を超えた動き方をし続けている。

小さな宇宙の塵のようであったインターネット。どこまで進化するのか非常に楽しみである。

#はじめてのインターネット #エッセイ #日記 #インターネット

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?