ペットの振り子時計TM

ペットの振り子時計note. 日々、木を削ったり接いだり。玩具ったりARTったり。デザ…

ペットの振り子時計TM

ペットの振り子時計note. 日々、木を削ったり接いだり。玩具ったりARTったり。デザインったり。

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

01「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話。

2020年12月4日。絵本の画像をお借りしてオリジナル振り子時計を作って販売を始めました。関野絡繰堂と申します。初めまして。 以前から、西野亮廣(にしのあきひろ)さんの描く絵本の存在はもちろん知っていましたが、芸人さんが絵本を?と素直に驚いた1人でした。 振り子時計を作る、まず最初のきっかけとなった出来事。 東京タワーやエッフェル塔で開催された展覧会の巡回がご近所で開催されるという情報を得ました。 2019年に開催された『えんとつ町のプペル 光る絵本と光る鳥取砂丘展』です

    • 08「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話。

      とてもお久しぶりのnote投稿です。 実は2020年12月から日本国内で販売を開始した「プペルの振り子時計」は、 2021年4月、株式会社チムニータウン様と契約を交わし、日本国内だけではなく、台湾・香港・中国・マカオ・シンガポール・タイ・マレーシア・アメリカ・ベルギー・オーストラリア・イギリスへ販路拡大しています。 今年のハロウィン/クリスマスシーズンのプレゼントに、プペルの振り子時計をぜひご検討くださいませ♪ >Pinkoi店 https://pinkoi.com/pro

      • 02.レビューの御紹介

        新規デザインをご注文いただいたお客様より、とてもありがたいレビューを頂戴しましたのでご紹介いたします。 ・・・  夫の実家の愛犬パフィーが急逝したとの連絡が入った。帰省のたびに可愛がり、時に預かることもあった私たち家族にとって、その訃報は大きなショックだった。  生まれつき体が小さく、「子犬ですか?」と聞かれることも多かったヨークシャテリアのパフィー。アレルギーなどの持病を抱え、10歳を過ぎた頃からは白内障を患っていた。最後の数年は視力をほぼ失っていたため、大半の時間を

        • the Man Formerly Known As Jack

          ぅ、うぉれ、な、ナマエ・・・キマッタ! 「かつてJackだった男」the Man Formerly Known As Jack BASEネットショップ https://sdr.base.ec/items/37538023 雪映えするJack ゾンビの振り子時計:手の部分が振り子になった壁掛け用の時計です。 <VOODOO BOY JOHNSON×関野絡繰堂 コラボ作品> ゾンビが元気!?に両腕を振って伏せ徘徊する姿を振り子時計にしました。 サイズ:高32.4 x 幅1

        • 固定された記事

        01「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話。

        マガジン

        • 「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話。
          10本
        • ペットの振り子時計-関野絡繰堂
          4本
        • コラボ作品
          12本
        • 記号彫刻series 関野絡繰堂
          7本
        • 作品紹介
          2本

        記事

          関野絡繰堂 × VOODOO BOY JOHNSON

          遂にこの日が来た! 彼、ブードゥー・ジョンソン氏とは中学・高校の同級生だ。もちろん当時はカラクリドウでもジョンソンでもない、ただの中高生だったけども。今やすっかり中高年だ。 当時から「変なイラスト」を描いたり「変な造形物」を好んで作っていたジョンソン氏。(←失礼が過ぎる!(笑) 変な~というのはセキノの主観であって、正しくは半魚人だったり、ゾンビだったり、ホラー系のクリーチャーがメインだったと記憶している。 時は流れてン十年。約10年前にSNS上で再会を果たし、懐かしく交流

          関野絡繰堂 × VOODOO BOY JOHNSON

          01.レビューの御紹介

          かつて地方の広告代理店+出版社勤務時代の元同僚:西田奈々江さんから「ペットの振り子時計-新規デザイン」のご注文を頂きました。 そして素敵なエッセイのようなレビューを頂戴したので御紹介します。 大切なプレゼントに選んでいただき、本当にありがとうございました! ペットの振り子時計のカラクリ 関野絡繰堂さんとは、地方出版社で一緒に働いたことがある。当時、私が編集者、彼はグラフィックデザイナーでともに情報誌を制作していた。入社時期が近く、同僚というより同志で、お互い言いたいことを言

          01.レビューの御紹介

          07「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話。

          その7です。ここまでお付き合いくださった方は、何度も時計盤面デザインを目にされているので「ん?」とお気づきかもしれません。 ヒント:黄色い●の大きさ。 お気づきでしょうか? ちなみに上の画像は「ペットの振り子時計 専用木製台座」に設置した場合の宣材写真です。壁掛けではなく卓上で楽しみたい方にお勧め。 https://sdr.base.ec/items/6102052 もしも気づかなかった方のために、もう一度盤面だけ拡大します。 (お気づき頂けた前提で)そうなんです。大

          07「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話。

          06「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話。

          連日投稿連載も、6日&6回目。 今回は普段お話しすることのない「デザイン秘話」をお届けします。 まず時刻を示す数字と、間に配置された黄色い●について。 今回使用した数字書体「AR HERMANN」を選択するまでのデザイン的思考。 まず最初の試作1号が出来るまで、プペルの世界=えんとつ町の俯瞰図を盤面に配し、その世界観を崩さない書体を選ぶという考え方がありました。 見やすさ重視で、太いゴシック系の書体を数種類試しました。 手堅く無難なイメージ。決して悪くない。 2つ目は敢

          06「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話。

          05「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話。

          その5です。毎日更新しています。今回は「宣材写真撮影」です。 いつもペットの振り子時計は、平置き・自然光で撮影しています。 ペットの振り子時計 https://sdr.base.ec/ 撮影例として、さらりとメイン作品の「ペットの振り子時計」を放り込んでくるあたり、連日投稿5日目ともなると慣れが出て来たようです。そろそろ敬語からタメ口にっていう距離感を測る頃合いかな?なんて。(いやまだ早い!(余談がヒドイ お話し戻します。宣材写真(せんざいしゃしん)は宣伝材料用写真(せ

          05「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話。

          04「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話。

          その4は「印刷テストの結果」の様子=それぞれの特性や良い点悪い点の考察と精査。 製品化に当たって大事にする点は何だろう?を現在進行形で追記しながら書き終えました。 第1案。まず手元に届いたのは、素材名「白PET」という合成紙。 こちらは屋外に貼られるポスターに多用される雨風にも強い紙です。そのほか飲料水のラベルなどに用いられる素材です。 加えて対候性の高い(=発色が長持ちする)インクで印刷された経年劣化の少ない印刷となっています。 ただし印刷自体は屋外でも掲示可能な「色褪せ

          04「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話。

          番外編02:なぜ自分は西野さんを応援しているか?

          本日のVoicyの内容、めちゃくちゃ共感します。 無名の人間の最強の宣伝方法は「貢献」だ https://voicy.jp/channel/941/113412 関野絡繰堂の<コラボ作品の販売の仕組みについて> 関野絡繰堂が独自で企画したコラボ作品は、売れるごとに作家さんにデザインフィーを支払っています。 月末締めで、例えばその方がデザイン提供してくださった振り子時計が売れた場合、個数に応じた(つまり×○個分の)金額をお支払しています。 なぜデザインを買い上げなかったの

          番外編02:なぜ自分は西野さんを応援しているか?

          ミッフィ振り子時計:関野絡繰堂

          #ミッフィ振り子時計 https://jp.pinkoi.com/product/EGzBcjU5 <制作秘話> 台湾本社のEC「Pinkoi」。支局の1つである香港Pinkoi主導でデザイン募集があり、関野絡繰堂として応募→ブルーナ事務所公認グッズとして現在販売中の「Pinkoi x miffy ミッフィ Go out by bicycle」。 最大のセールスポイントは【再現の難しい「公式ブルーナカラー」を採用している】点。 印刷会社数社で試験印刷をお願いし、最終的に決

          ミッフィ振り子時計:関野絡繰堂

          03「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話。

          続きのお話。その3では、振り子部分のイラストについてお話しします。 時計の数字を配した盤面の絵は、あの「えんとつ町の俯瞰図」と決めていましたが、振り子についてはいくつかのアイデアがありました。 実は当初、映画版プペルで印象的な「空中を飛ぶトロッコ」を振り子デザイン第1案にしていました。 2つを比較したときに単純にキャラクターが大きいこと=表情が見やすいことや、映画プペルをタイムリーに応援できる事から選択した画像でした。 変更したのは単純な大人の事情。使用許可されているのは絵

          03「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話。

          番外編01:なぜ自分は西野さんを応援しているか?

          本編である「プペルの振り子時計を作った人の話」のお話が終わっていませんが、番外編です。 『なぜ自分が西野さんを応援しているか』を挙げていきます。 思い付くだけ(思い出したら)随時書きます。 まずはこの作家としてのスタイル。 >タモリは何故キングコング西野に絵を描かせたのか【ゴミ人間】 https://youtu.be/Etv7c-Zr3Y0?t=590 「作り手がお客さんに届けるまで責任を持つ」ことへの気づき。 ・・・ 12年前に作家として独立した時から、自分もそう思ってい

          番外編01:なぜ自分は西野さんを応援しているか?

          02「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話。

          2020年12月4日。絵本の画像をお借りしてオリジナル振り子時計を作って販売を始めました。関野絡繰堂と申します。 「えんとつ町のプペル 振り子時計」 https://sdr.base.ec/items/36792162 ※現在、デザインシートの印刷進行中です。 その2では、なぜ「えんとつ町の風景(俯瞰図)」を時計の盤面に選んだか?の理由についてお話したいと思います。 西野さんは当初、それまで通りのペン画作品(モノクロ)としてご自分一人でプペルを描きはじめ、ある時に「

          02「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話。

          2014年 フランス出展の2作品

          作家名:関野倫宏/Sekino Michihiro 作品01「満月と龍 Dragon et pleine lune」 作品02「龍頭 Ryu-zu」 2作品共通 サ イ ズ:F1(220×160mm)  紙/印刷:手漉き和紙/インクジェット 仕  上:和紙にマットバーニッシュ ・・・ 昨年の、フランスに向かった作品が紛失した事件から1年・・・。 結果、誤配送の末、会期がとっくに終わった約3ヶ月後に見つかった作品たち。 ギャラリーにて1年間、預かってもらっていました。

          2014年 フランス出展の2作品