番外編01:なぜ自分は西野さんを応援しているか?

本編である「プペルの振り子時計を作った人の話」のお話が終わっていませんが、番外編です。
『なぜ自分が西野さんを応援しているか』を挙げていきます。
思い付くだけ(思い出したら)随時書きます。

まずはこの作家としてのスタイル。
>タモリは何故キングコング西野に絵を描かせたのか【ゴミ人間】
https://youtu.be/Etv7c-Zr3Y0?t=590
「作り手がお客さんに届けるまで責任を持つ」ことへの気づき。
・・・
12年前に作家として独立した時から、自分もそう思っていたから。
作家としての姿勢に共感しています。
https://minne.com/@sdr/profile
※2012年に出店したminneさんでの自己紹介より
玩具から生活雑貨など。
企画・デザイン・製作・販売まで、
作品がお客様の手に届くまでを仕事にしています。
・・・

さて、番外編ですので西野さんの絵本から離れ、
他の絵本作家さんのお話もします。
先日、ネットで見かけた『怪物園』junaida著
彼の絵が大好きで、ただのファンなので速攻で購入しました。
とにかく絵が素晴らしい・・・。これに尽きます。
https://www.junaida.com/kaibutsuen/

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『THOUSAND DEMON TREE』ジェフリー・アラン・ラブ著
こちらは初見で一目ぼれして購入。
ローラー技法で描いているという点にも驚かされる作品画集。
構図の素晴らしさ。サイレント(文章ナシ)で展開する物語が
スッと脳に入って来る名作でした。
https://www.facebook.com/mamegyorai/posts/1423725601121532

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そしてえんとつ町のプペル。この3冊は今年購入した絵本の一部ですが、いずれも「絵に興味を惹かれた作品」です。
良い機会なので、絵本や印刷物について日頃考えていることを少し文章化してみました。
(注:脳内の自分語りなので文体も変わります。そのようにご理解ください。)

・・・こんな風に、好きな絵描きさんの書籍(もしくは本物の絵)を買うファンはいる。ってことは、絵描きさんはやはり、こうした販路(印刷物や複製画)を開拓すべき、って密かに思い続けている。
1000万円出してくれる1人を探すより、まずは1万円を対価として認めてくれる1000人のファンを得るための努力をすべき。(それが後々、違う展開にも繋がる)
いろんな古風なしきたりや「ギャラリストやバイヤーに認められ、その人脈で売るものだ」という旧態依然とした思考での生き残りに賭けたい気持ちもわかる。
たった1人で作家生命を賭けて勝負に出るのは誰だって怖いからね。
なので、これまで採ってきたやり方を、すっぱり辞めて~とは言わないし、その必要もない。
ただし生き残る確率は、これまでのやり方プラス、新しいやり方の両面に賭ける方が間違いなく高まるし、副産としてその「生き残ることへの熱意や執念などの意気込み」が必ず作品に現れてくる。

12年前、屋号:関野絡繰堂を掲げた時点から、自分は「広げること」を打つ手に努力を惜しまない作家になろうと決めた。(※最下部に余談あり)
作品の魅力があってこそなのは当然、いつかきっと、その裏方の努力を察知してくれる感性を持った方(自作のファンの獲得)と広くつながれるはずだという希望も持って。

これから作家を目指す方にも、多角的な販路方法を模索されることを強く強くお勧めします。具体的に言うと、実売手売りと、ネット販売を両方やる。出来ればどちらも自分でコントロールする。
あなたの作品を大事にして拡散することに関して、この世の中のどこを探しても、あなた以上に思いが強い人はいないので、出来るだけ早めに覚悟を決めて取りかかった方が良い。

と、思います^^

>「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話。
https://note.com/karakurido/m/m7dda1258bdaf

>えんとつ町のプペル 振り子時計-販売サイトBASE
https://sdr.base.ec/items/36792162


<コラボ作品の販売の仕組みについて>
関野絡繰堂では、コラボ作品は売れるごとにデザインフィーを作家さんに支払っています。
レッサーパンダ時計は地元動物園への寄付金を積み立てています。
本作は販売数に応じて西野さんのクラウドファンディング商品を購入予定です。
微力ながら彼らのチームを支援する目的も持っています。
現在、関野絡繰堂*BASEで、仲間の描いたデザインをTOPページにまとめています。こちらもぜひご覧ください。

関野絡繰堂*BASE-TOPページ
https://sdr.base.ec/

※広報についての余談:現在の望む広報の方向は「よりターゲットを絞った、ペットの振り子時計を好んでくれる層に届く広報」です。
日本国内ではという条件付きですが、大きな声で「ペットの振り子時計ありますよ!」と、無作為に広める段階は過ぎました。例えば私の作品お客さんになってくださる方かどうかわからない場所に、大量にチラシをポスティングするような広報は資源と時間の無駄です。直近2年ほど、希望する年間制作数量が安定して推移しているので無作為に受注量を増やす必要がない段階です。
(地域限定イベントはその限りではありません。また海外進出時には賑やかに広報を仕掛けようと思ってます。そのあたりは柔軟にTPOにあわせて対策を考えます。)
12年前の独立から今現在まで、求めているのは「作家が息長く活動を継続できる新しい潮流を、地道な歩みで作っていくこと」です。
今後もそのための施策・方法の知恵と経験値を蓄えたい。

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