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フロントバッグを作ろう~鞄をリクセンカウル化してみた。

お出かけに便利そうな鞄を買って、リクセンカウル化してみたよ。
よく紹介されてるやり方は「腕力のある人向け」なので、ちょっと工夫してやってみました。

k3にはアタッチメント使用で、ブロンプトン用とリクセンカウルが使えるる。

普通のハンドルバー固定タイプでもいいけど、k3は街乗り用なので取り外しが簡単な方がいい。と思い調べてみたら、アダプター使用でブロンプトン用鞄が使えると。
ブロの鞄は「おりたたみ自転車はじめました」で知ったので、確かに便利そう。
また、リクセンカウルのアタッチメントを利用すると、それも車体に直接取り付けができるので、ハンドルへの影響がないだとか。
持ってるk3はフロントにダボ穴があるモデルなので、取り付けができます。
比較があるといいんだけどなーと、探したら丁度両方を利用した比較を行っているエントリが出てきました。

ワイヤーの取り回しではリクセンカウルがいいかな

ブロンプトン化するアタッチメントでは、k3に着けた時に、鞄に押されてワイヤーがきゅうきゅうに狭くなり、リクセンカウルの前に突き出すタイプなら、あんまり影響なさそうです。
リクセンカウルだと見た目がちょっとダサいけど、ブロ化するアタッチメントも買って取り替えつつやってみてもいいかなあ。それにリクセンカウルの鞄がどうにもデザイン的にいまいちというか…。
どちらかといえば、ブロンプトン用のアタッチメントを買う方向に考えが寄ってたところ、あるエントリを読みました。

自分の鞄をリクセンカウル化できるらしい

汎用パーツを好きな鞄に取り付け、リクセンカウルのアタッチメントに噛まして使える方法があると。
現在このパーツは汎用メーカーのものしか無いそうですが、2000円程度で売っていて、改造はそんなに難しくなく、好きなデザインの鞄につけてフロントバッグ化ができる。とあれば、そっちの方が良いな!と思ってさっそく取り寄せました。

リクセンカウル化してみよう。

リュックとショルダーバッグと迷って、まずは生地が薄くて加工しやすそうなナイロン製のショルダーバッグを用意。
これに、100均とホムセンで材料を揃えます。

ボルトは念のため2種類用意

よくある方法では「ワイヤーネット」を曲げて背側の強化する、とありますが、実際にワイヤーネットを見たら私にはちょっと無理。腕力がないです。
鞄の底用のプラ板も一応買ってみたけど、これに穴を開けるのはきつそうだなあ…と思って他に何かないか探してたら、「キッチン用水きり網」がありました。
これならサイズも概ね合うし、手で直接触るキッチン用品なので触ってもバリ等もなくて安全。
セリアとダイソーと両方で買ってみましたが、今回はセリアの方が幅広なのでそっちにしました。ダイソーは縦長だったので、鞄の幅にはいいけど高さがちょっと低い。

そんなに簡単には開かない穴開け

内側に仕込むパーツをまず鞄の外で合わせ、網の配置を概ね取りつつ、穴を開ける位置を決めます。
開ける目印に最初はチャコペンで書いたけど、あんまり見えないので糸を通して目印にする方法を取りました。
あとは勢いよく目貫通しでぶっ刺して、開けるだけ。

と、思いきや、これがなかなか大変。目貫通しを火で炙って穴を開けた生地を保護しましょう。というのは正直言って無理。
結構奥まで刺さないと、釘の大きさまで開かないです。何度もぐりぐりと表・裏から通します。
(あとでミニサイズの半田コテが100均でも売ってることを知る。今度また買ってきて補修しよう)

改造作業

穴が開いたらやっとセッティングです。
買ってきたM5・20mmの釘を通して、表からパーツを仮止め。
それから水切り網を被せます。
(付属の釘は短いので、別途釘をホムセンで買ってきました)

位置が決まったら、内部用のパーツを被せます。
穴が瓢箪型?になってるので、下の大きな穴からならば、釘の頭がちゃんと通ります。通してからスライドして、固定する様にします。

ここで仮止めしていた釘を改めて締めて完成。

ダイソーのキッチン用水切り網がちょうどいい高さ。

完成。

外側はこんな感じ。

リクセンカウルのアタッチメントにはめてみます。

内部のポケットと外側後ろのポケットは完全につぶれて使い物にならなくなりましたが、表側にもポケットがあるので、まあそんなに困らないかな。
内側のパーツは使わずに、全面にプラスチックの補強材を入れて、それに穴を開けてダイレクトにネジで止める方法もあるようで。
100均に半田コテがあるなら、鞄の底に使う補強材にもそれで穴があけられるかな。今度やってみよう。

次は大き目のリュックを用意して、やってみようと思います。



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