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2019年8月ぬけぬけ病改善最新情報

先月は、13,000文字になったので、今月はその量をもう少し超えていきたいと思います。

8月最初のトピックは、「トレーニングの順番を守る」というところからお話ししていきます。

最初のお話は、ほとんど見れるようにしていますので、しっかりと読んでくださいね。

<8月1日〜トレーニングの順番を守る〜>

ぬけぬけ病改善で大事な筋肉は、もう頭の中に入っていると思います。

腸腰筋

大臀筋

内転筋

大腿四頭筋

ハムストリングス

下腹部の筋肉

もちろん、それら全てを鍛える訳ではないですよ?

特に内転筋を鍛えている人は、今すぐ鍛えるのをやめてください。

その内転筋を使ってしまうと、抜けの症状はどんどん強くなってしまいます。

その他の筋肉は、鍛えてください。

でも、鍛える順番があるので、その順番を守ってくださいね。

トレーニングに順番なんて関係ないと思っている人も多いかと思いますが、

効率よく最短でパフォーマンスにつなげていく場合は、

順番が大事です。

これは料理と同じで、

最初に下ゆでをするのか、

どうせ後から茹でるから一緒でしょ!と順番を無視するのと一緒。

その順番1つで、全然美味しさが変わってきます。

だから料理人は料理のプロと言われるんです。

その道のプロと素人の違いには、大きな理由がきちんとあります。

どうせ筋肉の量を全部つけるのであれば一緒でしょ!と思って、

順番を無視して、いろんなトレーニングを一気にしている人。

全然パフォーマンスが変わってきます。

だから、理学療法士は身体のプロと言われるんです。

この違いも大きな理由があるんです。

小さな違いが大きな結果の違いに繋がるんです。

鍛える順番の違いで何が変わってくるかというと、

例えば、

大腿四頭筋のリバーストレーニングをYouTubeにあげています。

これを順番を無視して最初にしてしまうとどうなるか。

大腿四頭筋って股関節屈曲(曲げる)と膝関節伸展(伸ばす)の2つの作用があるんです。

この筋トレを何もしないうちから鍛えるとどうなるか。

画像で説明していきます。

登場人物は、骨盤大腿骨と、下腿大腿四頭筋です。

膝を伸ばそうとする時に、おそらくあなたの頭の中は、こんなイメージのはずです。

大腿四頭筋が緑の力で引っ張るから膝が伸びる。

でも本当は違うんです。

これは骨盤が動かない前提の話。

大腿四頭筋が単独で収縮すると、オレンジ色の力も加わってしまうんです。

でも、骨盤が動かないから、膝を伸ばす力として使えるんです。

この緑色とオレンジ色の力は実は、各関節に影響を及ぼしているんです。

緑色は、膝関節を伸展させる。

オレンジ色は、股関節を屈曲もしくは骨盤前傾させるんです。

骨盤が動きてしまうとどうなるかというと・・・

※点線があなたの頭の中にある理想的な動きです。

こんなハチャメチャな動き方になってしまうんです。

順番を無視して大腿四頭筋のリバーストレーニングをした人が改善しないのは、

こんな無茶苦茶な身体の使い方のままトレーニングしているからなんです。

大腿四頭筋で膝関節伸展させるために大事なのは、

骨盤(土台)が動かないこと。

その土台を作るためには、

オレンジ色の矢印の力に打ち勝つ力がないといけない。

つまり、その力に打ち勝つ為にどんなトレーニングが最初に必要かというと・・・

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