イライラしたり悲しかったりすると姿勢が悪くなる理由
気分で変わる姿勢
「姿勢は気分が決めている」と言ったらあなたはどう思いますか?
ちょっと言ってることがわからない。
と、思うかもしれませんね。
でも、本当なんです。
正確には感情で姿勢が変わってしまうのです。
感情が姿勢を変える?
あなたの普段の姿勢を創っている最大の要素はあなたの生活習慣です。
これは疑うまでのことはないと思います。
生活習慣による体の使い方の偏りが姿勢が乱れる原因です。
この体の使い方の偏りというものに感情も関わってきます。
なぜなら、感情の変化によって体の使い方が無意識に変わるからです。
ちょっと実験
実験なのでちょっと大げさにやるとわかりやすいのですが、イライラした時のことを思い出して眉間にシワを寄せてみてください。
ひと昔前の表現ですが「ガンを付ける」みたいな感じになります。
そうすると首が前に出るのが感じられると思います。
これが感情による姿勢の変化です。
この変化は非常にちっぽけな変化ですが、その人の思考のクセによってなりやすい感情がありますので、毎日の微差が積み重なって筋肉がこり、一時的な変化から慢性的な状態へと移行してしまいます。
これは嫌ですよね。。。
姿勢の悪さはネガティブな感情から
そして、この望ましくない姿勢の変化をもたらす感情はネガティブな感情です。
理由としては姿勢の悪さ、特に猫背は「防御の姿勢」だからです。
ボクシングや格闘技などでのガードの構えを想像してください。
おそらく腕を胸の前に出して背中を丸める姿勢を想像するのではないでしょうか?
守るといった行動をするとき人間は本能的に丸くなるのです。
つまりネガティブな感情が起こった時はか体がストレスへの防衛反応で丸くなるのです。
感情に飲み込まれないように注意してみよう!
ただ、ネガティブな感情になるなと言っても無理があるでしょう。
生きていればイラっとすること、悲しいこと、引っかかること、辛いことなどなど沢山あります。
こんなことを言っている私自身にもいっぱいあります。
湧き上がる感情を自分でコントロールすることは非常に難しいです。
だって感情は感じるものであって自分で作るものではないのですから。
しかし、感情に飲み込まれないように注意することはできます。
感情に飲み込まれてしまうと、起こった嫌なことだけを考え続けるような状態になってしまうので、より姿勢の悪化につながってしまいます。
ネガティブな感情もしっかり受け止めつつ、軽やかに受け流せる精神状態を意識するのが大切ですね。
【こころが軽いという状態】は【からだが軽いとう状態】と同義なのですから。
「そんなことできないよ!」っていうあなたのためのケアなんかも先々お話しできればと思います。
余談ですが
最後に余談ですが、だからと言って自分の感情を見て見ぬふりしたり、本心と違うことを自分に言い聞かせて感情と向き合わなくなるのはやめてくださいね。
※この状態の人はとても多いです。
この状態が心のクセになってしますと体の不調が慢性化するだけでなく、心の不調も慢性化してしまいます。
例えば「何をやっても面白くない」「本当は自分が何をしたいのかわからない」「なんか毎日が空しい」など【生きづらさ】を感じる原因になってしまいます。
体はこりますが、心もこるのです。
なぜなら体の状態は心の状態を反映しているのですから。
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