姿勢の悪さはあなたのせいじゃない理由
姿勢が悪いって悪なの?
あなたは姿勢が悪いことに罪悪感を持っていませんか?
実は姿勢の悪さに罪悪感やコンプレックスを持っている人は意外と多いです。
その原因として一番多いものは幼少期に
「お前は姿勢が悪い」「みっともないから背筋を伸ばせ」
といった注意を受けるも、姿勢を正すのもツラいしうまくできない。
という記憶から「ほかの人ができることが自分にはできないんだ」といった気持ちから姿勢が悪い=悪いことといった無意識を形成してしまいます。
しかし、本当に姿勢が悪いのはあなたのせいなのでしょうか?
あえて僕は言いたいです。
「姿勢が悪いということは悪ではないし、あなたが罪悪感を持つ必要はないのです。」
姿勢が悪くなる理由
ここで姿勢が悪くなる理由をざっくりとお話ししていきます。
あなたはどんな理由だと思いますか?
それは「体は腰(骨盤)と頭でバランスを取りあっているから」です。
「姿勢が悪くなる原因」はたくさんあります。
例えば体の使い方の偏り・日頃の生活習慣・考え方のクセ・ストレス・着ている服など・・・
挙げればキリがないですが、その習慣によって変化する頭や腰の角度を姿勢を変化させることでバランスを取っているのが姿勢が悪化する理由です。
つまり、姿勢が悪くなると言ことは、ただ「体のバランスを取っているだけ」なのです。
姿勢の悪さはただの機能
簡単に1例を紹介すると・・・
頭が前に出てそれを支えるために腰が後傾する→猫背
頭が前に出てそれを支えるために腰が前傾する→反り腰
腰が後傾してバランスを取るために頭が前に→猫背
腰が前傾してバランスを取るために頭が前に→反り腰
のようなかんじです。
疲労や筋肉の偏った使い方で頭が前に出ると、重心が前に行くのでそれをフォローするために腰(骨盤)を傾けてバランスを取ります。そして逆もまたしかりです。
この過程は単に体の機能であってあなたに悪いことは何もありません。
姿勢って悪いままでいいの?
ここまで聞くと、「姿勢って悪くてもいいんじゃん」と思うでしょう。
個人的にはそれでもいいと思います。
しかし、姿勢の悪さはほおっておいたら肩こりや腰痛など体の不調の原因になってしまいます。
これではうまくないですよね?
なので、姿勢を意識することや姿勢を悪くする原因にアプローチすることはとても大切です。
ここまでで何が言いたいかというと、
姿勢が悪くなるのは単に体の機能なので気にせずに自分のペースでセルフケアをしてちょっとでも姿勢のことを考えて欲しいのです。
自分の姿勢に罪悪感やコンプレックスを持っていると「自分はこんなもんだ」という気持ちから改善の1歩が踏み出せなくなったり、すぐに思ったような結果がでないと「結局昔から姿勢悪かったからなぁ」といった気持ちで諦めたりしてしまいます。
まずは「別に変わらなくてもいいや」といった軽い気持ちで日々のケアをしてみてはいかがでしょうか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?