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行き詰まった時の効果的な振り返り法2つ。

あなたは「振り返り」をしていますか?

社長もそうですが、フリーで働いていれば当然、誰も何も言ってくれません。懸命に打ち込んでいても誰も褒めてくれるわけじゃないし、サボっていても何も言われません。

「それが自由でいいんだ!」

それもフリーで働くメリット……かもしれませんが、困ることもあります。それは。

迷ったり
方向性がズレたり
行き詰まったり

すること。

ひとりだとズレるんですよね。知らず知らずのうちに。

なので、「自分が何を考えているか、心が何を欲しているか」は折に触れて振り返る必要があると思っています。なにせ、答えは自分の中にしかないのですから。

では、そういう時、すなわち、

迷ったり
方向性がズレたり
行き詰まったり

したとき、またはそうなりそうな時、あなたはどうしていますか?

僕の場合、思いつくのは2つ。これらはちょくちょくやっていますが、そのおかげで

迷っても
方向性がズレても
行き詰まっても

軌道修正しやすく、立ち直りも早いように思います。それでは2つ、ご紹介しましょう。


僕の効果的なリカバリー方法

その1:書く瞑想

これは、「とにかく頭の中にあるものを全部書き出す」というシンプルな方法です。

何でもいいのでノートを開き、頭に浮かぶことをとにかく書き続ける。それ以外にあまり決まったルールはありません。

内容も、「これは書かなくていいかな?」なんてことを思ったり、書くことと書かないことを選別したりする必要もありません。

また、区切りもご自身が「書ききった」と思えたところでストップして頂いても結構ですし、15分なら15分と予め時間を区切っても構いません。時間帯も自由です。朝のフレッシュな状態から始めて、さらにクリアにするのもいいでしょう。

とにかく、書く、書く、書く。これだけです。

これの何がいいかって、書き出すことで頭がすっきりすることです。

「こんなことを考えていたんだ」
「こんなことを悩んでいたんだ」
「これってもう答え出ているじゃないか」

と、紙に書き出すことで自分から引き離すことができます。なので、仮に悩みなら悩みで、少し「客観視」することができるんですね。

ま、とにかく、頭がごちゃごちゃしている時は特におすすめ。やってみてください。


その2:ブックカウンセリング

振り返りに本の力を借ります。

これは、何も考えず本をパッと開き、そこに書かれていることを「自分の課題として」読んでみるという方法です。この方法を表すに適当な言葉が見当たりませんので、ひとまず、本によるセルフカウンセリングということで、ブックカウンセリング…としました。

この方法は「次の2つの原則」を応用しています。

・人はフレーム(枠組み)がないと考えにくい
・すべての出会いには意味がある

何でもそうですが、たとえば「売上アップ」を例にとりましょうか。

もし、あなたが、「売上アップの方法を考えてみて」と言われたら、どう答えますか?職業がコンサルなど慣れた人なら別ですが、普通は「なんでしょうね…」となります。

でも、売上アップのうち、「客数をアップする方法は?」と聞かれたらいかがでしょう?さらに、「SNSで客数をアップする方法は?」だったり、「Twitterなら?」など、考える枠組みを絞っていったらどうでしょう?ちょっとは答えやすくなるのではないでしょうか?

これは自分に対しても同じ。ただ漠然と振り返ろうとしてもなかなか出てこない。なので、自分に対しても考える枠組みを絞ってあげるのです。

そこでもうひとつの原則を適用します。

「すべての出会いには意味がある」という原則。

これを使います。

開く本は何でもいいのですが、ご自身が指針にしている本。何度読み返しても新しい発見があるような本。そういった本がいいでしょう。

本との出会いも、人との出会いと同じ。必要な時に必要な言葉と出会えるものです。だから、パッと偶然に開いた箇所で、

「もし、これが自分の課題だとしたら?」

など、自分事として問いかけてみるのです。不思議なことに、いま、ご自身に必要なことがわかりますよ。

振り返ろうとしても何を振り返っていいか思考停止する時、こういうフレーム(枠組み)は非常に使いやすいのでおすすめ。ぜひ、使ってみてください。

そうそう。このブックカウンセリングのもうひとつのいいところは、自分の引きの強さ、ひては自分自身をより信じれるようになることです。お試しあれ。

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