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クセが読めればビジネスはスムーズになる。

これは長年コンサルという職業柄身についてしまった習性だと思いますが、人の癖(自分も含めて)はよく見ていると思います。

コンサルの現場でも、関わる人の癖を見抜いていないと痛い目にあうことが多いから。

口だけの人。
全然行動しない人。
すぐ逃げる人。
裏表が激しい人。
無意識にウソをつく人。

などなど、困ったことに困った人は案外いるものです。別にこちらは敵でもないし、ただ目的のために必要な手段をとればいいだけなのに、困った癖でこじらす方はいるもの。

いまはそういう人はほぼいませんが、昔は多かった。なので、それで「人の癖」を見る目は多少鍛えられたんだろうなと思います。

では、人の癖ってどういうところにあらわれるか?

・言葉
・服装
・表情
・人相
・行動

などなど、いろんなところに現れます。なので、相手がどういう人かを見るのって、いろんなところに情報があるんですよね。それを見逃さないこと。見逃さないためにも、見るトレーニングはしておくこと。これが大事と思います。

たとえば、言葉。その人がよく使う言葉や口癖を見ていくと、癖や傾向がわかりますよね。身近な人ならなおのことよくわかります。

ちょっとした例としてひとつ。ウチの2人の子供たちのことなんですけど、ふと出た言葉を聞いていると面白い。

「卵、割ってみる?」って聞いたんですよ。

すると、2人とも返答は「やる」なんですけど、

姉:
「前に失敗したから不安…(でも、やってみる)」

弟:
「やったことあるからできる!(だから、やるにきまってる)」

と、対照的。

お姉ちゃんは慎重なタイプ。石橋を叩いて渡る…ではなく、石橋を叩いて渡らないタイプ…。いや、違いますね。石橋を叩くことすら悩むタイプですね。いやはや、完全に僕に似てしまって申し訳ない。それくらい、トライする前に失敗を恐れてしまうタイプ。飲み込みは遅く、時間がかかります。でも、思考と作業が細かい。

よく「あつ森」をやってますけど、部屋のデザインなど、センスの良さはピカイチ。YouTubeを見たりしながら、学習したことの再現性が高いんですね。洞察力があります。

一方、弟の方がポジティブです。慎重なところもありますが、とりあえずやってみるタイプ。手を動かしながら覚えていくタイプです。なので、計算の覚えも速いし、自転車もあっという間に乗れました。レゴ、ラキューも、早いし想像力と創造力があります。ここがスゴイ。

ま、これは普段からよく見ている自分の子供たちだからこそ、ふと出てきた言葉や口癖と彼らの特性がリンクしやすいのは確かです。

ですが、身近な人に限らず、これは誰でも同じこと。癖ってどこかに出ますから。言葉でも服でも表情でも人相でも行動でも何でもいいので、ご自身なりのモノサシを持っておくといいでしょう。

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