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PR下手が使いやすい「自己PR」の3つのエッセンス。

昨日の記事の続きです。
昨日の記事はこちら。

優れた物語の要約はビジネスに役立つ。
特にプロフィールや自己紹介に役立つ。

僕自身はプロフィールづくりや自己紹介が得意…なんてとても言えませんし、いまでもそうです。そもそも苦手意識の方が強い。だからこそ、どう伝えればいいかはよく考えるし、ヒントになりそうなモノへのアンテナは、人一倍立っているつもりです。

その苦手な自己PRのヒントとして、今回、僕のアンテナにひっかかったのが物語の要約。そのエッセンスがわかれば、応用して使えるようになるわけです。

さて、前置きはこの程度にしましょう。たぶん、要約のエッセンスとしては、次の3つが簡単で使いやすいんじゃないかと思います。

プロフィールに使える要約の3つのエッセンス

その1:数字を入れる

当たり前なんですけど、数字を入れると具体的になるし締まりや説得力が出ます。

まぁ物語だと、年代や年齢などが「数字」にあたりますかね。物語の輪郭がくっきりするし臨場感も出ます。とはいえ、それくらいですから、ここではさほど重きを置く要素ではないかもしれません。

ただ、プロフィールや自己紹介は自己PRの場でもあります。実績や経験などは、数字で表せる方が効果的です。うまく使えば説得力や信用には直結しやすい。物語よりは数字の比重、価値は大きいかもしれませんね。

あなたの実績、経験、それに費やした年数…などなど、あらためて「あなたにとって有効な数字は何か?」を洗いなおしてみてはいかがでしょうか。


その2:時系列で伝える

2つ目は時系列で伝えるということ。起こった順番に並べるのです。

物語の要約って、基本、「こんなことがあってあんなことが…」と、展開に合わせて順番に伝えていきますよね?当たり前すぎることなんですが、この時系列に伝えるって伝わりやすい伝え方なんです。

ちょっと例えは違いますが、「お客の声」なんかもそうです。

購入前には何に悩んでいたか?
購入の決め手になったことは何か?
買ってよかったことは何か?

この順番に聞いていくと、説得力のあるお客の声が出来上がります。説得力とは、購買やリピート、紹介などにつながりやすいということ。そういった、有効なお客の声になります。

なぜか?

この順番は誰も変わらないから。

この流れで書かれているお客の声を読んだ人は、購入前に悩んでいる人なら自分と同じ悩みに共感し、この商品なら自分の悩みを解決してくれるのかも…という期待を持てる。

購入を迷っている人は、背中を押してくれる決め手によって購入を決断できる。買った人は、自分以外の「買ってよかった」を知ることで、自分の購買行動を正当化できる。

物語の要約はその性質上、時系列に並べざるを得ませんが、このように、ビジネス上では特に有効といえます。プロフィールや自己紹介なら「わかりやすさ」に直結するし、お客の声なら「購買やリピートへのつながりやすさ」に直結するからです。

その3:ビジョンを伝える

物語の要約って「ブリッジ」の役割だと思います。「これまでの整理」と「これから」をつなぐブリッジ。橋の役割を果たしているように思います。

僕が「いいな」と思う物語の要約って、先の2つの要素によってわかりやすいだけでなく、今後への期待も抱かせます。

ここから何が起こるのか?
主人公がどんな風に成長していくのか?

など、ドキドキ、ワクワク。「この先への期待」を抱かせてくれます。

プロフィールや自己紹介も同じだと思っていて、あなたが何者で、今後、何を為してくれるのか?あなたがやろうとしていること、ビジョンも伝えること。

わかりやすさだけでなく、あなた自身への期待を抱かせる。今後の展開、ビジョンを伝えることで、あなたとお相手の縁を「ブリッジ」してくれるわけですから。

以上、3つ。

数字を入れる。
時系列で伝える。
ビジョンを伝える。

フリーランスのくせに自己PRが苦手な僕が、物語の要約に共感し、「そういえば知らないうちに応用しているな…」と感じる部分です。ご参考まで。

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