趣味で「できるようになる」経験を重ねておいた方がよさそう
「趣味はなんですか?」
「お見合い」で漫才作るなら必ず出てくるであろうこのフレーズ。
お見合いという究極の初対面フィールドでも有効であることが認められている、会話の鉄板入り口だ。
みなさんなんて答えてますか?
僕が趣味を聞かれたときに答えるのはだいたい以下のような項目だ。
映画を見ること
漫画を読むこと
ラジオを聴くこと
お笑いを見ること
舞台を見ること
特に疑問もなくすらすらと自分が時間を使っていることを答えていたが、最近あることに気がついた。
自分の趣味、見るやつばっかりじゃね?
そう思ってから改めて趣味というものについて考えると、趣味には大きく2種類あることに思い至る。
「成長が目に見える趣味」と「そうじゃない趣味」だ。
■2種類の趣味
よく挙げられる趣味を「成長が目に見える趣味」と「そうじゃない趣味」に分類してみる。
①成長が目に見える趣味
例)スポーツ、楽器、筋トレ、ヨガ、絵を描く、ゲーム、など
②そうじゃない趣味
例)映画観賞、音楽観賞、旅行、ラジオを聴くこと、お笑い観賞、など
自分が趣味だと思っているものは見事に②に分類される。
というか自分の趣味を②に書いたって感じだ。
このことに特に負い目を感じている訳ではない。
趣味なんだから自分が楽しいことをやればいいし、誰かに気を遣う必要もない。
ただどうもこの頃、①の成長が目に見える趣味をもっていることが、健やかに社会人生活を送る上でめちゃくちゃ重要なんじゃないかと思うのだ。
■こまめに成長を感じることの効用
「成長が目に見える」趣味をもっている人は当然ながら、自分の成長を実感することが多いだろう。
筋トレが趣味の人なら、大胸筋が1ヶ月前より明らかに大きくなっているときに実感する。
ギターが趣味の人なら、弾けなかったフレーズがすらすら弾けるようになっているときに実感する。
ゲームが趣味の人なら、オンラインランキングでランクが上昇しているときに実感する。
①の趣味を持つ人はとにかくこまめに自分の成長を実感する。
こういう経験を日々積み重ねていけば、きっと「正しい努力をして自分がもっとよくなる」「今できないこともいつかできるようになる」と自然に信じられるようになるだろう。
そういうできないことへの自然な挑戦心がとても健やかなものに思うのだ。
■成長、ほんとに感じてない
一方自分が趣味と呼ぶ②の趣味たちは少なくとも目に見えた成長の実感はない。
知識が身についたり、感受性が豊かになったりしてるのかもしれないけど、成長って感じはしない。
自分が一番多くの時間を割いている「仕事」でも特に成長は感じてない。
いつもやってる作業がスムーズになったり、段取りがよくなったりはするけど「できなかったことができた!」という感じでもない。
こういう日々を送っているので「できないこともちゃんとできるようになる」という発想がほんとに自分の中にない気がする。
「デザイン」だって「プログラミング」だって「楽器」だって別に今からできるようになることも可能なはずなのに、「それは自分にはできないこと」として横に置いてしまっている。
「できないことができるようになる」経験をこまめにしておくことが、きっと新しい一歩を気軽にスッと踏み出すために必要なんだろうなあ。
何かはじめようかしら。
noteを書くことが「成長が目に見える」系の趣味になるかと思ったけど、「文章」ってあんまり上手くなってる感じがしない。
一緒にnoteやってる二人は趣味を聞かれたらなんて答えてますか?
サイトウでした。
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@いえもん
泥酔事件の話、完全に”盛られた”人のエピソードで怖くなってしまった。
気をつけてね…。
@きっちゃん
「ブックスマート」見てない!!
「見た?」って3人に聞かれたので間違いないやつなんでしょうね!
見ます!
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