納豆が苦手なことについて

納豆

誰もがご存知の納豆

私はこれがめちゃくちゃ苦手なのである

どれくらい苦手かを記しておきたいと思う

何が苦手かというと
全てなわけで

匂い、見た目、味、

もうすべて駄目

生産者さまには本当に申し訳ないと思う

でもどうしても苦手なのだ

いつからかというと

もう子供の頃からである

家族が食べてるのも嫌で嫌でしょうがなかった

匂いがキツくて同じ環境にいたくない

同じテーブルに座っていてたくない

見た目は見ないようにすれば我慢できるけども
匂いは同じ部屋にいる限り避けられない。
無理だった

そんな子供時代

給食も地獄だった

むりやり食べさせるような先生はいなかったけど
もう納豆の日は苦痛で苦痛で
机を動かして6人くらいの班になり向き合って食べなければいけなかったのだけど

少し机を離させてもらって過ごしていた

大人になったら変わるのかな、と思ったけど

変わらなかった

ずっと苦手なまま。ほぼ食わず嫌い。
一度食べた記憶はあるが
ロシアンルーレット的な、どの味が入ってるかわからない饅頭で食べた
食べた環境や組み合わせも悪かったのかもしれないが
味も無理だった

大人になれば納豆に触れ合うことも自然になくなってくる
避けていれば出会わない

そんな納豆に向き合わなくならなくなったのは息子が産まれてから

保育園にいれるにあたり
アレルギーチェックがある
その中に納豆が入っていた

離乳食の本にもよく出てくる納豆

向き合わなければならない時が来た

開いてないパックを持つことも、買うことも怖かった

もうそんなに嫌いなのは異常なのかもしれない

茹でて、小さく刻んであげると良いと本に書いてあったので

マスクをして、手袋をして茹でて切った

泣きながら

今考えてもほんとうに変なヤツだと思う

息子は普通に食べた

尊敬した

何日か繰り返し、アレルギーはなさそうだったのでチェック終了

それ以来もう買うことはなかった

保育園では普通に給食に出ているので食べてるらしい息子

食べれるが好きではないのか、家でも食べたいと言われたことはない

安心している

そんななか
夫がダイエットしたい。と言い出し

納豆を買い始めた

…………

結婚前は納豆が嫌いで食べない。と言っていた

なんと、気が付いたら夫は納豆を克服していたのだ

聞いてないよーーーー！！

約束と違う　
納豆食べないで。

と言えるわけもなく………

引きつる笑顔でそうなんだ〜…と答える私
頑張ったね

夫が私が納豆苦手ということは知っているが

食ってみろよ〜とかふざけて言ってくるが

本当に嫌なのだ
もう放っといてよ
食べてもいいから放っといてよ

なんなら、その納豆を食べるのに使った皿や箸を洗うのも苦痛なので
夫に洗ってほしいが
そこまで言うとまた
食えだの息子に示しがつかないなど
説教が始まるので息を止めて洗うことにしている。薄目で。

夫が納豆を食べる時間には洗濯物をしたり掃除をしたり同じ環境にいないようにしている

それだけ苦手なのだ

本当に申し訳ないが
苦手なのだ

よく言われることの回答は

身体にいいのに→
それは知ってる。わかってる。それでも駄目なのだ。あなたは身体にいいからってなんでも食べるのか？

子供が可哀想→
それはゴメン。でも給食では食べさせてもらってるから。もう少し大きくなって家で食べたいと言い出したら…それはその時考えます。

人生損してるよ→
してない。絶対してない。あと、別に損してても良い。

大人なんだから→
大人でも苦手なもんは苦手なのよ。

何したら食べる？→
ええーーー？？何しても食べないよ……
そんなことは絶対にないけど子供を人質に取られたら食べるよ

食べなきゃ会社クビって言われたら？→
そんな会社、すぐこちらから辞めます

いくら出したら食べる？？→
そのときの経済状況にもよる。
困窮してたら50万くらい。困窮してなければ2000万くらい。
それ、どんな状況なん。
大金持ちの娯楽とかか？
納豆食べるのを見てることが好きな大金持ちがいて、特に苦手な人に食べさせるのが趣味で
どこからか噂を聞きつけて
お金払うから食ってみせよ。的な

こーわっ
その娯楽怖ーーーー

食べるのは自由、だから強制はしないでほしい
こうやったら匂い気にならないから！とか、
大人なんだから無理してでも食べるべき！！
とか……
放っておいて

こっちだって克服したいと思ってたし子供が出来たら変わると思ったけども

無理だったのよ

ほんとうに。
申し訳ない。

おしまい