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25歳新卒3年目広告代理店マンが転職を考える話

「あ〜 会社辞めて〜」

この感じ、一ヶ月以上続いたので、
マジで転職活動はじめました。

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はじめまして。
25歳会社員の「橘」です。

地方の国公立大学を卒業し、
新卒で東京の広告会社に入社しました。
この春で社会人4年目になります。

この記事では、
僕がどのように今の会社に入ったのか、
どうして「辞めたい」と思うようになったのかを
書き連ねていきます。

そして、転職にむけ、
何を考え、どんな活動をするのか、
そして本当に転職するのか、、、

定期的に更新していきますので
25歳会社員のリアルな姿をお楽しみください。。

***


さて、まずは僕の就活についてお話します。

◯広告業界へ就職しようと思ったワケ

もう4年ほど前、大学3年のころの僕は、
体育会の部活と、部費を捻出するべくバイトに明け暮れ、具体的な進路を決めかねていました。

周りの友達は、地元出身の子が多く、
地方公務員や地銀志望、と早くから決め、試験勉強や企業訪問を進めていました。

ずっと地方に住んでいた僕は、そんな周りを少し斜めに見ながら、

「地方はダサい、東京に出たい」
「もっと面白そうな仕事がしたい」

と思うものの、何を目標にすべきかわからないまま、就活の時期を迎えてしまいました。

仲の良い先輩に相談したところ、
「橘さ、CM作りたいって言ってなかった?」
と意外な答えが返ってきました。

CM作りたいって言ってたっけ…
なんでだっけ… 
考えるうちに、中学生の頃に見たドラマに憧れていたことを思い出しました。

「サプリ」という2006年に放送していた月9ドラマはご存知ですか?

↓原作漫画も最高です

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KAT-TUN亀梨くんが広告会社でバイトし、
バリキャリOLの伊東美咲(プランナー)に出会います。

亀梨くんは、不器用ながらも熱意をもって仕事に向き合う伊東美咲の姿に感化され、自分もコピーライターを目指して頑張るうちに、ふたりに恋が芽生えていく…

という、仕事も恋も頑張ってうまくいくといいね!という進○ゼミ活劇です。
(原作の漫画はオトナな内容で面白いです)

今思うと、なかなか非現実的な話ですが、
「昔みた広告に感動してプランナーになった」伊東美咲が、
「自分も誰かを感動させるんだ」と辛い仕事を頑張る様子が印象的で、
僕も将来こんな仕事ができたらいいな、と憧れていました。

この話を思い出したことをきっかけに、僕は真剣に広告業界への就活を始めました。

◯内定までの険しい道のり

いざ始めてみて、
すぐに情報収集の難しさに気づきました。
地方、広告会社全然無い…!!!

うちの学校はその地域では
ある程度名のしれた大学だったので、
地元の企業や行政は大学で説明会を開いてくれて、とても参加が楽でした。

対して、東京の広告会社なんてどこも人気で、田舎に来てくれるなんてとんでもなく、
企業説明会や面接へ参加するため、何度も東京に出向かなければなりませんでした。

お金も無いので、夜行バスやカプセルホテルを利用しての遠征を繰り返すこと3ヶ月…
ちょうど資金が底をつくころ、なんとか第一志望の広告代理店に内定をもらえました。

まさか第一志望に受かるとは思わず、
会社を出てすぐ彼女に電話し、
「受かったよっ…ははっはっ(興奮の鼻息)」と気持ち悪い報告をして
奮発して新幹線で帰ったことを覚えています。

◯現職への不満

そんな苦労して入った憧れの広告代理店で、
東京の街に出てきて、
営業として働いて、丸3年。

僕の仕事に対する気持ちは、
「楽しい」「やりがいがある」
などを差し置いて、

「仕事がつまらない」「業務量が多くてきつい」
この2つとなってしまいました。


営業の仕事って、良く言えば監督なんですが、
悪く言うと調整屋さんで、
実務はスケジュール管理と精算業務です。

都合がころころ変わるクライアントと、
プライドの高い制作陣を調整し、
進行管理や利益確保を行わねばならず、
かなり神経を使います。

僕はそもそもコピーライターやプランナーという
自分で企画書を書き、プレゼンテーションし、それが採用されて世に出る、

そんな仕事を夢見ていたこともあって、
営業の仕事が忙しくなるにつれて、やりたいこととのギャップが大きくなっていきました。

3年目となった今年度、裁量も増え、
かなり案件数が多くなった上、
突然重要案件を一人で回すことに。

業務をさばくことで精一杯で、
仕事が「作業ゲー」になってしまいました。

「疲れたな…この仕事やめたいな…」

しばらくは必死に回していましたが、自分一人ではどうにも回らなくなってきて、クライアントや制作スタッフにも詰められる状況に陥ってしまいました。

上司に相談しましたが、状況は変わらず、結局は自分が踏ん張るしか無い。

踏ん張るしかない、そう察した瞬間、涙が出てきました。会社のトイレで涙する、そんなドラマみたいなことがあるんだ…泣きながらぼーっと考えました。

泣いたのは野外フェスで雨の中サンボマスターを見て以来でした。

「お前たちの人生で間違いだったことなんかない」と強く歌っていた

山口さんの言葉を思い出して、さらに大きな涙が頬を濡らし、必死にしゃくり上がる声を殺しました。


そして、思いました。 

「僕は今、やりたくない仕事のために、必死に残業してる?」すると、同様な考えがどんどん浮かびました。

「やりたくない仕事のために、東京に住んで高い家賃を払っている?」

「やりたくない仕事のために、わざわざ遠距離恋愛をしている?」

「やりたくない仕事のために、地元を出て親に寂しい思いをさせている?」

ぞっとしました。くしゃくしゃの鼻をすすりながら
「あ〜会社辞めて〜」と強く思いました。
この思いは、この後今に至るまで変わらず胸の中にあります。

◯転職にむけて

このことがきっかけになり、
この先どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。

困った僕は、親の紹介で「ある人」に出会います。
この出会いにより、視野が広がり、転職を意識するようになります。
ある人とは?? なんで道が開けるの??

次回は、その人との出会いについて語らせていただきます。

ここまで読んでいただき、大変嬉しいです、ありがとうございます!
note初心者ですので、ご意見、ご感想などドシドシお待ちしております。





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