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ウォルト・ディズニーに学ぶ成功の秘訣

なんか正統派自己啓発っぽいタイトル。

先週は「◯◯を愛してやれば、◯○は必ず期待通りに動く(○○に当てはまるのは、モノでも人でもよい)」という法則について書いたけど、

https://note.com/kaqico/n/n3bbb72810abb

この法則が本当に使えるかどうかをずっと考えている最近です。今後しばらくこの話をしそうなので、「愛の寄り添いの法則」とみじかい仮名を付けておこうと思います。うさんくさいのは否めないけど、まあいいや。もっといい名前思いついたら変えます。

で、今週はこの「愛の寄り添いの法則」を裏付けるような話がもっと出来ないかと考えて、ウォルト・ディズニーの伝記を読んだ。

大きな夢を叶えた人たちがいかにして成功を手にしたか、ってことを詳細に分析すれば、この法則を裏付けるような何かをつかめるかもしれないと思ったわけ。
で、大きな夢を叶えたっていえば、やっぱディズニーでしょ、と。安直だけど、まあわかりやすいしさ。

そんで、どうせ読むならあまり聞こえのいい明るい話ばかりじゃなく成功に隠れた闇というか、成功のために犠牲にしたことがなんだったのか、ってことまでなるべくフラットに細かく知りたかったので、こちらの本を読みました。

すんげー長かったけど、面白くてパパッと読めました。
今回はこの本から得られた気づきを書こうと思います。


ディズニーの夢とは何だったのか

ディズニーがあれほど大きな成功を収めたのはなぜか。私はこれまで「ディズニーは、成功したいという情熱があったから成功した」のだと思っていた。「沢山の人に自分の作品を愛して欲しい、大勢の人から指示されるモノをつくりたいという願望があったはずだ」と。
その願望を達成するためにアニメーションをつくり、ディズニーランドを作ったんじゃないかって思ってた。

で、本を読むとこれはまったく勘違いだってことがわかった。

ウォルト・ディズニーがやりたかったことは、人を喜ばせることでは全然なかったし、大金を稼ぐことでも全然なかった。そこはむしろ手段の部分なの。
つまり、人を喜ばせて有名になること、金を稼ぐことで、絶対に成し遂げたい別の目的が彼にはあった。

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