松尾しのぶ

フリーライター/1級眼鏡作製技能士(認定眼鏡士)/宣伝会議 第44期編集・ライター養成…

松尾しのぶ

フリーライター/1級眼鏡作製技能士(認定眼鏡士)/宣伝会議 第44期編集・ライター養成講座 卒業制作優秀賞受賞/趣味&得意:編み物/お酒/サブカル/読書/創作/映画/ゲーム お仕事のご相談はクリエイターへの問い合わせよりお願いします。

マガジン

  • 編み物エッセイ(仮)

    編み物にまつわるエッセイを綴ります。 何か編みたいけど何を編めばいいのかわからないという方に、 「これ編みたい!」のきっかけをプレゼントします。 もちろん、編み物、手芸好きの方にもお楽しみいただける内容です。

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【ライター】ポートフォリオ|松尾しのぶ【2024.4.26更新】

はじめまして、フリーライターの松尾しのぶと申します。 この記事には、私の経歴や執筆実績、お受けできるお仕事を掲載しております。 ライターをお探しの方の、ご参考になれば幸いです。 (最終更新:2024年4月26日) ◆プロフィール1986年生まれ。京都府出身。 大阪芸術大学文芸学部文芸学科中退。 バンドマン、眼鏡の販売員、プログラマー等を経験。 2021年3月、友人の誘いでライティングの仕事を始め、現在に至る。 宣伝会議 第44期編集ライター養成講座 総合コース修了。 卒

    • 編み物作家、横山起也さんの小説『編み物ざむらい(二) 一つ目小僧騒動』発売にあわせて、記事を執筆しました。 「ひとりを楽しむ、ひとりとつながる」WebメディアDANROに掲載されています。 https://danro.bar/23122201-2/ 小説とあわせてお楽しみください!

      • 「Undertale(アンダーテール)」の“うざいイヌ”柄の、猫用湯たんぽカバー編みました🧶 初編み込み模様できた、やったー🙌 ハマナカ ソノモノ アルパカリリー使用。 うちの子はソノモノシリーズが大好きなので、おうち小物がソノモノだらけ😂

        • 帽子編む。 DARUMAさんのリネンラミーコットン、肌触りよし、程よくしゃりしゃり、軽い、発色も良しで、編んでいて楽しいです。

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        【ライター】ポートフォリオ|松尾しのぶ【2024.4.26更新】

        • 編み物作家、横山起也さんの小説『編み物ざむらい(二) 一つ目小僧騒動』発売にあわせて、記事を執筆しました。 「ひとりを楽しむ、ひとりとつながる」WebメディアDANROに掲載されています。 https://danro.bar/23122201-2/ 小説とあわせてお楽しみください!

        • 「Undertale(アンダーテール)」の“うざいイヌ”柄の、猫用湯たんぽカバー編みました🧶 初編み込み模様できた、やったー🙌 ハマナカ ソノモノ アルパカリリー使用。 うちの子はソノモノシリーズが大好きなので、おうち小物がソノモノだらけ😂

        • 帽子編む。 DARUMAさんのリネンラミーコットン、肌触りよし、程よくしゃりしゃり、軽い、発色も良しで、編んでいて楽しいです。

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        • 編み物エッセイ(仮)
          2本

        記事

          誰でも夢のプライベートシアターが持てる、ならまちシアター青丹座レポ

          2009年に東向商店街の観光会館地下劇場が、2010年に三条通のシネマデプト友楽が閉館して、県庁所在地なのに映画館がない街となった奈良県奈良市。でも、今でも映画館さながらのシチュエーションで映画が楽しめる場所があるとしたら? 誰でも夢の「プライベートシアター」が持てる(レンタルできる)、『ならまちシアター青丹座(あをにざ)』。最寄りの近鉄奈良駅から歩くこと9分。観光客で賑わう東向商店街ともちいどのセンター街を抜けた先の、下御門商店街の最奥付近に位置しています。駅から1本道な

          誰でも夢のプライベートシアターが持てる、ならまちシアター青丹座レポ

          foo stitch@奈良北町|ならものづくり紀行①

          最後に裁縫をしたのは、いつのことだろう。 たしか小学5年の時、家庭科の授業で“膝丈のイージーパンツ”を作った。 使う布は自由とのことで、飼い猫に似たイラストがプリントされた生地を選んだ。 初めての洋服作りに心おどらせ、自分のサイズを示した線で型紙を切り取る。はずが、切るべき線を間違えてしまった。 リカバリーできぬまま、裾丈が異様に短い何かが完成。猫の顔もひきつっている。 完成記念にと撮影したクラスの集合写真には、よれよれのトランクスもどきを履いた私が写っていた。 もう二度と裁

          foo stitch@奈良北町|ならものづくり紀行①

          なんちゃってウォッチパーティー歴3年の私流セルフ同時視聴会のすすめ

          2020年1月を最後に、私は親友に“会って”いない。 親友のBとは月に一度、夜更けまで呑み歩く仲だった。 お互い映画が好きなので、酒の肴にといつも映画を見てから呑み始める。 最後に会った日もT・ジョイ京都で『1917 命をかけた伝令』を、それからみなみ会館に移動して『性の劇薬』を見た。 Bは後者の上映中に寝てしまったらしい。 「どこまで覚えてる?」と尋ねると、「拘束されてる男が“ヘンタイ!ヘンタイ!”って言いながら悶えてた」と返すB。 序盤も序盤やないかい。 かくいう私も、

          なんちゃってウォッチパーティー歴3年の私流セルフ同時視聴会のすすめ

          編みたいと思えど編みたいものなく毛糸だまばかり増える病

          編みたい。毛糸と道具と教本はたんとある。 ならば編めばいいのだが、“編みたいもの”がない。 世の編み物好きの皆さんは、どうやって編むものを決めているのだろうか。 私は不器用だ。 目を揃えてメリヤス編みを編むのに都合2年はかかった。 そんな調子なので、編むものを“冒険”しない。 「初心者でもできる!」と書かれた編み図から選ぶ。 すると大抵首まわりの巻物、ニット帽を編むことになる。 首も頭も1つずつしかないのに、5組は編んだ。 在宅ワークにかこつけて、引きこもり生活をエンジョイ

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          祖母のドサンコ式編み物

          90歳を過ぎても祖母は手先が達者で、毛糸と編み針を渡すと、半日ほどでマフラーを編み上げた。 「ほら、しのぶちゃん。よく見なさい」 両手に針を構え、右手で忙しなく糸をかける祖母。 習おうにも、速過ぎて全然見えない。 いい気がしない私は教本を読んで知恵をつけ、 「おばあちゃん、その編み方アメリカ式って言うんやろ?」 と茶々を入れた。 「アメリカじゃないわよ。私は道産子よ」 祖母は目を釣り上げて抗議しながらも、編む手を止めなかった。 「私が子供の頃は、お母さんが編んでいるのを横で見

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          「愛せる眼鏡」に出会う方法|眼鏡作製技能士の私が、“家族”の眼鏡を作る時に考えること

          こんにちは! 1級眼鏡作製技能士(元JOA認定眼鏡士)の松尾しのぶです。 コンタクトレンズのお店から眼鏡店に転職し、所有する眼鏡は50本以上。“視力矯正”尽くしの10年を過ごしてきました。 眼鏡の作製は、膨大な知識と技術の習得、そして接客からファッションまで学ぶことが盛りだくさん! とても大変ですが、その分やりがいもひとしおなんです。 そんな眼鏡作製沼にどっぷり浸かって遊泳する私が、「愛せる眼鏡」に出会う方法をお伝えします。 「愛せる眼鏡」とはなにかまず、私が考える「愛

          「愛せる眼鏡」に出会う方法|眼鏡作製技能士の私が、“家族”の眼鏡を作る時に考えること

          22匹の猫と過ごした35年とこれから

           生まれた時から猫と共にあった。茶トラのミイが、ベビーバスケットの足元で丸くなっている写真が残されている。赤子の私は足の指をグーパーして、ミイの背中を摘んでいたらしい。お陰で足長が26cmに達した。女物の靴はほぼ履けない。  ミイは野良猫だったが愛嬌があり、近所中で可愛がられていたそうだ。あの手この手を尽くして祖母がハートを射止め、同居することになったという。  私の誕生から程なくして、近隣の畑の堆肥置き場に子猫が捨てられているのを祖母が発見した。当然のように迎え入れ、ピーピ

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          無濾過生原酒を熱燗にしても爆発しないので安心してください

           酒場から“冷や”が消えた。 「日本酒、“冷や”で」と注文しても、当然のように冷蔵酒が姿を現す。腹が冷えて仕方がない。  蛇足だが、本来「冷や」は常温酒を指し、冷蔵酒は「冷酒」と呼び分ける。  要冷蔵の生酒ブームも手伝い、「酒は冷蔵されているものが上等」と捉える消費者が増えた。となれば、飲食店も酒屋も、冷蔵酒をメインに扱うのは当然の帰結である。しかし日本酒は元来常温で保存し、そのまま、または温めて飲むものだ。  昨今の熱燗事情についても物申したい。  店で酒の品書きを見る

          無濾過生原酒を熱燗にしても爆発しないので安心してください

          美味しいのは「冷えた生酒」だけではない。火入れで旨味増す日本酒のビジネスモデル【宣伝会議 第44期 編集・ライター養成講座卒業制作優秀賞受賞作品】

          美味しいのは「冷えた生酒」だけではない。火入れで旨味増す日本酒のビジネスモデル 冷蔵庫からうやうやしく取り出された日本酒をワイングラスで飲む——。近年の飲食店の見慣れた光景である。元来日本酒は常温、または温めて楽しむものだということを知る人はいかほどであろうか。  冷蔵庫が普及したことにより冷蔵向きの日本酒が増えた。それに伴い日本酒を冷やした状態で提供する飲食店が増え、消費者は「冷えたフレッシュな日本酒」を好むようになった。  影響は酒屋にも及び、常温の棚に陳列されている商

          美味しいのは「冷えた生酒」だけではない。火入れで旨味増す日本酒のビジネスモデル【宣伝会議 第44期 編集・ライター養成講座卒業制作優秀賞受賞作品】

          万年筆を買った話|向田邦子「縦の会」を写本して

          万年筆を買った。 日本製で、ペン先の素材はよくしなりなめらかな書き味が特徴の21金である。 筆圧が強い私でも扱いやすく、気に入っている。 文章の書き方を学ぶため、好みのエッセイを1日1本写本している。 400字詰めの原稿用紙に写すのだが、量産型のボールペンではしっくりこない。 筆記具や用紙によって文章の気配が変わると気づいたのは最近のこと。 せっかくの名文なのに、味も素っ気もない筆記具で写しては台無しである。 ——よし、万年筆を買おう。 なんでも形から入りたがるのが、私の

          万年筆を買った話|向田邦子「縦の会」を写本して

          ライターって今人気らしいよ。|【編集・ライター養成講座 総合コース 44期】1日目!

          30も半ばを過ぎて、志を同じくする人たちと勉強できるのは、本当に楽しいし、ありがたい。 令和4年1月28日の19時、宣伝会議が主催する「編集・ライター養成講座 総合コース」の、オンライン説明会に参加した。 翌29日の13時半、品田英雄講師による「編集・ライターの心構えと講座の受け方」の講義を受ける私がいた。 品田講師、OBの鈴木旭さんと竹口さん、100人に届きそうな受講生たちが映し出される、MacBookのモニター。 オンラインだから熱気は感じないし、袖触れ合うことも

          ライターって今人気らしいよ。|【編集・ライター養成講座 総合コース 44期】1日目!