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サウナは良いぞ

今、ジワジワほんのりゆっくりちょっと、サウナブームが来ているように思えます。

かく言う筆者も友人に布教され、無事にサウナの虜となった人間の1人です。

というわけで今回はそんなサウナの基本的な楽しみ方や魅力について書いていきます。

※2020年4月現在、新型コロナウイルス拡大の影響を受けて一部の地域では外出自粛要請が国より発令されており、それに伴って休業しているサウナ施設も多数あります。事態が落ち着き、外出が許される状況になった頃に参考にするものとしてお読みいただければ幸いです。



☆サウナの基本的な楽しみ方

先に言っておくと特に決まった作法とかはありません。
そりゃまあマナーというか、サウナ以前に人としてのモラル的にやっちゃいけないことというものはありますけど…。(シンプルに周りの利用者に迷惑をかける行為ってだけです。)
入り方に決まりはないんで個々人が堪能できる方法で良いんですけど、ここでは世間のサウナ利用者が一般的に楽しんでいる方法を書きます。


①まず体と髪を洗う。(というかこれはサウナに限らず銭湯行ったらだいたいみんなやることですよね。)
②サウナに入る。
③サウナを出たら水風呂の水を桶で救って体の汗を流す。
④水風呂に入る。
⑤水風呂から出たら腰を据えて休める場所で脱力してゆっくり休む。
⑥体をある程度休めたら水分補給をした上でまたサウナに行き、②〜⑤の行為を合計3回繰り返す。


これが一般的な楽しみ方です。
ここで疑問に思う方がいるかと思います。「サウナも水風呂もどれくらいの時間入れば良いの?」と。
これ、正直人によって丁度良いさじ加減が違うから一般的に適切っていう時間は無いんですよね…。
自分の体調と相談しつつ、無理しすぎない程度に体を入れることが大切です。そこは自分で適切な時間を探してみてください。
ちなみに僕はサウナを10分前後、水風呂は長くても1分ちょっとくらいが一番しっくり来ますね。
水風呂ってあくまでサウナに入って活性化した血流と汗が出てくる毛穴を締めて体内に熱を閉じ込めるためのものなんですよね。
なので、僕個人的にはあまり長く時間を割いているとかえって体が冷えてしまって本末転倒な訳です。あくまで個人的な意見ですけど。

そして水風呂の後の休憩、ここが地味に大切です。
人によっては室外で外気浴をするのが好きという方もいます。まあここも室内か室外かは自分の好み次第かと。
とにかく焦ってすぐサウナに行かず、座れる場所を探してゆっくり休憩をしてください。脱力と無心になることをひたすら意識で!

とりあえずサウナ→水風呂→休憩、のサイクルを3回繰り返せば3回目の休憩の時に良い気持ちになる…かもしれません。
この快感はサウナ利用者の間で通称「整う」と言われております。
是非整いにチャレンジしてみてはいかが?チャレンジって言い方が違和感あるけど…。



☆サウナの魅力

お次は、サウナを推せる理由をいくつか書いていきます。


①健康になる。

サウナを推せる何よりの理由です。
何か熱いところ(サウナ)と冷たいところ(水風呂)の繰り返しが医学的にも良いらしくて。
血流の意図的なコントロールが様々な作用をもたらす効果があるとかだった気がします。もっと詳しく知りたい方は自分で調べてください。
身近なところで感じる効果としては肌がスベスベになったり、快眠効果を得られたりという辺りですかね。
とにかく健康一番!これですね。


②観光のついでに行ける。

これもなかなかに魅力的ですね。
それこそサウナ趣味のみに全力を注いでいるガチ勢なんかはサウナのためにわざわざ遠征することもザラみたいですけど。
正直多分全員が全員サウナ趣味に100%、という訳ではないと思うんですよ。
でも、そういった他にお金を注ぎ込める趣味があるという人にほどむしろサウナを薦めたい節があります。
サウナって全国どこにでもあるんですよ。何なら皆さんの近所にもあるでしょうし。
例えば好きな歌手のコンサートやスポーツの応援、はたまた純粋な観光等のために県外へ遠征したとしましょう。
そういった本来の目的を果たした帰りや隙間時間にフラッと寄って「ついで」で楽しめるのがサウナなんですよ!
上記の整い3セットをしてもかかる時間は平均的に1時間ちょっとであろうことを考えると余計な時間を取らせずにプラスアルファで県外遠征を楽しめる訳ですね。
しかもサウナによっては宿泊機能が付いていたりもする訳です。尚更県外遠征の際についでに検討してみてもアリだと思いませんか?

ちなみに僕も数ヶ月前、好きなバンドのライブのために県外遠征をしたついでにサウナという楽しみ方をしてきました。

夜行バスで目的地に乗り込む

ライブまで現地観光

ライブ参加

ホテル付きサウナに行き、サウナ堪能&宿泊

という感じで。たまらない日でした。
しかも結構激しめなバンド故にライブで客側も結構暴れ回るんで、それで体クタクタにした後のサウナだったんですよ。
イキそうでしたね。あ、下ネタじゃないですよ。
その節にお世話になったサウナは以下のところです。


③ご飯を美味しく食べられる。

これはもはや思い込みかもしれません。そもそもは友人に言われたことが発端で、医学的な部分で疑いを持っていないので。
でもサウナ後にゆっくりとご飯を食べると体を休めている感覚をすごい実感できてたまらないですよ。
サウナ施設もとい温浴施設には食堂が付いていることが多いので、サウナ後にその施設の食堂を利用してみるのは如何でしょう?
もちろん無理に利用しなくても、②の観光ついで等であればその地域の名物を食べるのも大いにアリです。
とにかく飯を食べたいのならサウナ後に食べるのがオススメです。


以上が推せるポイント3つです!
そして更に、お次はサウナを人一倍楽しめる、もう一歩先の楽しみ方を書いていきます!


☆もう一歩先の楽しみ方

①サウナイキタイ

サウナはどこにでもある…とは言いましたが、施設によってはそこにしかない魅力的な特徴があったりします。
もし、せっかくなら行くサウナを選んでみたい…と思った場合には「サウナイキタイ」というサイトを利用することをお薦めします!

ここでは、サイトに会員登録をしているサウナ利用者の方々による情報が寄せ集められているため、色んな場所のサウナに関する情報が分かりやすく記載されているんです!
食べログのサウナ版と思っていただければ分かりやすいかと思います!
「行ってみたいと思った」順や「行ってみて良かった」順に並べての検索など、ある程度まで事細かにサウナをリサーチできる便利なサイトです。
何はともあれ、もしサウナ選びをしてみたければ一度利用してみてはいかがでしょうか?


②オロポ

オロポとは、オロナミンCとポカリスエットを混ぜた飲み物の通称です。

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(画像サイズ違うのはご愛嬌)

画像のサイズ比率は偏ってますが、2つを実際に混ぜる際には1:1で混ぜてください。

ところでこの「オロポ」がいったい何なのかの説明を忘れていましたね。これは、一部のサウナ愛好家がサウナ後に好んで補給するものです。

美味しいので今からコンビニで2つを買ってきて作って飲んでみてください・・・、とは言いません。あくまでこれは「サウナ後」に飲むと美味しいかも?というものです。

サウナによる発汗で、人間の体からはビタミンやミネラルが失われます。そんな体にそれらの栄養素を補うための飲み物を注入することにより美味しさや快感をより強く味わうことができる・・・と言われている訳です。

サウナ施設によっては施設内の飲食エリアで提供している場合もあります。また、そうでなくとも施設内の自動販売機にこれらが売られていたりもします。

ただ、オロナミンCとポカリスエットが無い!作るのが面倒!施設の飲食エリアにあるものは値段が割高!と思う方もいるかもしれません。そんな方にオススメしたいのが「MATCH」という飲み物です!

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前述のオロナミンCとポカリスエット、これら2つは両方とも大塚製薬の飲み物です。そしてこのMATCHも同じく大塚製薬。もうお分かりでしょうか?そうです、MATCHはオロポとほぼ同じような飲み物と言われている訳です。そのため、オロポを飲むことの実現が難しい場合にはMATCHを飲むことをオススメします!

(じゃあ初めからMATCH紹介しろよと思った?うるせえよ。)


③ロウリュ・アウフグース

サウナに入ってみる気持ち良さは実感したものの、もっと強く発汗する感覚を味わいたい・・・と思う方にオススメするのがこのロウリュとアウフグースというものです!

ロウリュというのは、フィンランド発祥のサウナ利用法です。サウナ内に設置してあるサウナストーンという熱された石にアロマオイルを含んだ水を加えることにより、室内に香りと熱気を充満させて発汗作用を強く促すという仕組みになっています。

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ただし、サウナストーンは必ずしも施設に設置されているとは限りません。また、サウナストーンがあっても一定時間、自動でアロマオイル水が垂らされるシステムになっているところもあります。

自分自身の手でサウナストーンにアロマオイル水を垂らして調整を行ないたい方は、上記のサウナイキタイ等で対応している施設を探すことをオススメします。加えて、施設でこの行為を行なう際には必ず他のサウナ利用者に一声掛けるのが礼儀です。節度を持って利用しましょう。


続いて、アウフグースについてです。こちらはドイツ発祥の利用法。また、ロウリュと大きく違う点ですが、利用者が自分のさじ加減で行なうものではありません。必ずその施設の人の協力が必要です。

では何をしてもらうのか。簡単に言うと、施設の人にサウナ内で「扇いで」もらう行為になります。

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先ほど、室内の熱気を上げるロウリュについて解説しました。まずこれを施設の人に行なってもらいます。その上で、施設の人がサウナ利用者1人1人に対してタオルを使用の上、強く扇いで風を送ります。ただでさえ熱くなっているサウナの空気が局地的に自分の元へ風となって押し寄せてくる快感は非常に癖になるものがあります。

ただし、こちらも施設によって行なっているところと行なっていないところがあるため、興味がある方はよくお調べください。その上実施時間が決まっており、対象となっている時間になった時点でサウナ内にいる人に向けて行なうという仕組みが主です。時間等は、各施設に記載されているであろう情報を確認するかスタッフに訪ねてみてください。

また、これらは通常のサウナ利用法よりも非常に熱気が強いため、自身の体調との相談をより念入りに行なってください。特に、アウフグース中の熱気に耐えられなくなった場合は、周りに気を遣って我慢したりせずに正直に申し出て退室しましょう。



以上、サウナについての紹介でした。サウナに興味が湧いた方は自身の体調と相談し、より快適なサウナライフを楽しんでください。現在、自粛要請が続いている日々ですが、外出できるようになった際には皆さんがたくさんサウナを利用してくれることを願っています!最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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