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元アイドルのある空想の分析

菅原りこのある空想の分析

元NGT48、菅原りこの発言、
「魔法があれば犬かワニになりたい」
「稲の苗を元気づけるために、稲ビームを考えた」という発想を繋ぎ、整理して  にした。同時につないでみて、犬を起点にして話を組み立てた。主に神話的思考として。(菅原りこは犬を飼っているのもあり)(図1参照)

図1

稲ビーム

稲は太陽の光で育ち、女神が太陽と稲作を司る話があるので、稲ビームの参考にした。主に太陽と稲魂と女神の三位一体でなるので、稲ビームは稲魂が土台になっていると思われる。主に諏訪春雄の『日本王権神話と中国南方神話』(角川選書 2005)を参考にした。

日本王権神話と中国南方神話 角川選書 (377) | 諏訪 春雄 |本 | 通販 | Amazon

この本には稲ビームの話はない。日本や中国の華南にいる少数民族の生業、稲作の稲魂を取り巻く伝承を著者が、太陽と稲魂と女神の三位一体として書かれているので、稲ビームの参考になると思い参考にした。彼女の話を見ていると、稲ビームは「病気がちな稲の苗」を心配して作ったと言うから、先の話に出てくる稲魂に対しての働きがケガ概念的にあったのでないかと思った。空想ながら。稲と太陽の神は女性であり日本ではアマテラスがいる。

サクランボの妖精

菅原りこのトレード的なキャラクター。小さいときにサクランボの果樹園と縁があったのだろうと思う。「魔法があれば犬かワニになりたい」という証言を仲立ちするのでないかと私は考えて、犬とワニの中心にサクランボの妖精を置いた。
置いた理由。「魔法があればー」という本人の話から考えた。サクランボの妖精が犬かワニにもなれるならば、妖精の魔法によって変身するものとして。

中間(接点)

以上の二つの例の考察を列挙した。
「稲ビーム」は外に対しての志向ならば、「サクランボの妖精」は彼女の内在的なものになるだろう。
二つは対立しているに見えるが、サクランボの妖精と稲ビームにての三位一体性の「女神-太陽-稲魂」で「女神」が「サクランボの妖精」が媒介の接点になる。「女神-サクランボの妖精」の接点。それは菅原りこの共通項になり。対立している物に見えて、彼女の女性性にて媒介されている。そして想像される空想として話が組み立てられることになった。

ここまで、この創造物が作られているのも珍しい。景色に出てくる文物を認識して記憶するのが得意なのかもしれない。

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