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0.017秒のスキが人との距離を遠ざける?

一言でいうと

(1)人は最短で、0.017秒の表情の変化を認識できる
(2)人の心はかなりの確率で「さまよっている」

活用シーン

人間関係、信頼関係、組織マネジメント

内容

人は最短、0.017秒で表情の変化を読み取ることができる。

『カリスマは誰でもなれる』オリビア・フォックス・カバン
※調査の出展は明記されていませんでした。
ハーバード大学の心理学者ダニエル・ギルバートらが2,250人を対象に行った研究によると、普通の人は1日の半分近くは「心がさまよっている」状態

『カリスマは誰でもなれる』オリビア・フォックス・カバン

この二つの情報の組み合わせから考えたとき、人と面と向かって会話をしているとき、どうしても自分の関心は常に相手に向けられているとは限らない可能性がありそうです。ちょっと気がそれるタイミングがあるわけです。

しかしその瞬間を相手はとらえているわけです。少なくとも無意識においては。それは「なんとなく相手が話を聞いてない」とか「なんとなく関心を持っていない」というちょっとした感情がふっと湧き上がるような感じで認識されることもあるのではないでしょうか。


逆に言うと、ほとんどの人は常に相手の話に集中できない。ならば、意識して集中すると、相手は自分に対して好意というのか、信頼というのか、そういったものを感じる可能性が高いと思われます。著者は、それこそが「カリスマ」の一要素であると言います。

つまり、相手に集中せよ。ということですね。



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