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10年後に流行るファッションは今見ると「下品」?

一言でいうと

流行にはサイクルがある

活用シーン

ブーム、ファッション

内容

英国ファッション誌研究 ジェームズ・レイヴァーが提唱した「レイヴァーの法則」

ファッションの受け止め方が、時間の経過とともにどのように変わるかを示した理論上の基準。

下品(indecent) 流行の10年前
慎みがない(shameless) 流行の5年前
一風変わった(outre、daring) 流行の1年前
かっこいい(smart) 流行しているとき
やぼったい(dowdy) 流行の1年後
見苦しい(hideous) 流行の10年後
こっけい(ridiculous) 流行の20年後
おもしろい(amusing) 流行の30年後
古風な趣(quaint) 流行の50年後
魅力的(charming) 流行の70年後
ロマンチック(romantic) 流行の100年後
うつくしい(beautiful) 流行の150年後

『ヒットの設計図――ポケモンGOからトランプ現象まで』デレク トンプソン (著),

ファッションの流行って、けっこう回ってるよな。
そんな風に感じている人はけっこう多いと思います。
令和の今、大正時代のファッションがやけによく見えたりすることもあるでしょう。また、着物や浴衣の良さが改めて見直されていたり。

まあ私に関して言えば、ファッションの世界は門外漢ですが、なんとなくブームがぐるぐる回ってる感じはわかります。一周廻って少しテイストを変えて、新たなブームがやってくる感じですね。
だから、おじいさん、おばあさんが、娘や息子のファッション見て、妙な懐かしさを感じる事ってあるんじゃないかと思います。

それをこともあろうに、「レイヴァーの法則」などと自分の名前を付けて言語化したものがこれです。


厳密に言って正しいかどうかはわかりませんが、なんとなく「わかる、わかる」って感じはあると思います。
じゃあなんでそういった、ブームはグルグル回るのか。

これはある考え方を参考にすると、「なじみ感」と「新しい」という感覚のバランスがあってはじめてブームが起こるから。もちろんそれだけがあってもダメで、終局的なところここに「運」というスパイスが必要になります。

なじみと新しさと運。
これが流行を形作る要素だとすると、同じものが再来するのは当然の流れなのかもしれません。


本を出版しました(^^)/


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