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「感謝」で思考は現実になる

※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です

はじめの一行

ズバリ、想像以上の結果を提示

いわゆる自己啓発のジャンルに分類されるであろう本書。
一番初めに語られているのは、本書を手にした人が期待できる結果から始まっています。

あなたは、感謝の本当の力を知るチケットを手に入れた

ナポレオン・ヒルは「思考は現実化する」と言った。
だがじつは、本当の力は、「思考」の中の、「感謝」にある。
もしもあなたが今、過去の事をくよくよと思い悩み、上手くいかない現実しか見えなくなっているなら、今すぐに考えるのをやめて、代わりに感謝してみよう。
「え?感謝?本気で言っているの?」
「何て言うか…それってあり来たりじゃない?」
「今さら『感謝』とか言われても、当たり前すぎて…」
いいえ、ちょっと待ってほしい。
この本で言っている「感謝」は、そんな薄っぺらなものではない。

「感謝」で思考は現実になる(パム・グラウト)

本書の内容

ターゲットは「上手くいかなかった人」?

この本は、もともと著者の思考は現実になるシリーズの第三弾。
こうして思考は現実になる
こうして思考は現実になる2
に続くものです。

自己啓発に詳しい人なら、書籍のタイトル自体もはや使い古された言葉。
実際に書かれている内容は、さほど新しい内容ではないのですが、興味深い点があります。
それは、比較的短期間で、思考が現実になるかどうかの実験をしよう、というものです。
特定の思考をしてみて、1週間なり1か月後、それが実現しているか評価する。
やりっぱなしではなく、効果検証していきましょう、という提案です。

さて、本書はその前作ではうまくいかなかった。
そういった人に対する続編と言えます。

上手くいかない原因

こういった、思考が現実にならなかった人たちには、共通の原因があるといいます。
一つはまじめすぎるという事。
もう、必死に思考が現実になるシーンをイメージしすぎちゃって、結果として、
「思考が現実になると考え続ける自分」が実現しちゃってる・・・的な。

そういった人が、もう少し肩の力を緩めるのにちょうど良いのが、「感謝」。
未だ手にしないものにフォーカスするのではなく、今あるものに感謝する。
そういった事で「必要なものは手にしている」という事を知ろう、という提案だと思います。

もちろん前作同様、さまざまな実験があります。
信じるか信じないかはあなた次第・・・なわけですが試してみる価値はありそうです。
実はこれ、心理学ではリフレーミングと言います。
心理学的な力であれ、スピリチュアル的な力であれ、どちらかは作用する事でしょう。
私もやってみたら、なんとなくよくなったような気がします。

文章も面白く、スラスラ読めますので、関心のある方はどうぞ。

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