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なんと楽しいこの人生



コペンハーゲンのあまり行ったことのない場所を散歩中
迷子になって、適当な道をどんどん進んでいた時
目を引くお店があったので、ちょっと覗いてみることにした。

「オ〜、タイムスリップ!」
薄暗い店の中には1960年−70年位のビンテージ服で一杯!

こういうお店はコペンハーゲンを歩くと、時々見かけるのだけれど
この店のものは,とにかく派手!
ステージ衣装等以外で、こんな服着る人いるのかなー?
凄い色だし、カタチもなんだか...

でも、なんかイイな、

こういう服着たら、ふざけた気分で楽しくなる!

お店の女の子達が、可笑しそうに笑っている方をみると
裾がフワッとしたドレスを天井からぶら下げようとしていた
でも、なかなか上手く出来なくて、笑っている。

天井が高ければ、お部屋のインテリアデコレーションとしても使えそう。
こんな風に部屋の天井から裾が広がったドレス吊るしてあったら
面白いじゃない!

このお店、なんともふざけた空気で満たされていて、楽しかった。


『人生を、ふざける 感覚』


人間は、もっともっと【ふざけ感覚】を増やさないといけない!

と、わたしは思う。


ふざけるという行為ではなくて
大事な事は【ふざける感覚】

これは私がいつも忘れない様にしている

【遊びの心】と同じとても大事な感覚 

 ダイルクロコダイル氏のいう、ワニ魂(注1)も同じ

ふわ〜と、軽く浮かび上がるカンジ

頭の中も心も身体もふわ〜と、させて考える。

私は物を創る時に、こういう方向で進むと上手く行くことを
知っている。


でも、つい、忘れてしまう

手を動かしていて、

どうも、上手く出来ないな〜
なんか、変だな〜
ア〜出来ない

こんなふうな感情で頭が一杯になったとき

だいたい、この2つの大事なことを忘れている事に気がつく


で、その時には、その手を止めて、違う角度から見る様にする
違う方向ということを具体的に言えば、それは
 
『大好きなやり方を思い出す』 

つまり、私だったらコラージュ
制作に行き詰まってしまったら、チョキチョキぺたぺたのコラージュを始めて遊ぶのだ。

そうすると...

どうでしょう〜

「だんだんと見えてくる!」

進んでいた方向が間違っていたことに気がつき
そして、もう一つの出口を見つけることが出来る


これは、わたしの30年以上の絵描きとしての人生で
何度も何度も何度も何度も、ほとんど毎回、描く度に起こる過程


だから、クリエイティブなことをする時には、どんなことがあっても
この感覚は絶対必要な要素だと思う

でも、この感覚は
だれの人生においてもやっぱり、必要なんじゃないのかな?

行き詰まったら、手を止める、考える事もやめる
そして、好きなことを考えて、遊び始めること!

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そうして、遊びの感覚と、ふざける感覚を取り戻すのだ!

私は、作品を創るとき以外にも
良くこういう風に,考えて辛い事や問題を乗越える


この感覚を思い出せば、気持はすっかり楽になって、楽しい気分にもなる


わたしの1日は、【軽くて面白い読み物】 のようなものにしたい

そして、それが溜まった長編が私の人生


こんな風に思いながら、
わたしは、のほほんと楽しく生きようと思っている。


注)ワニ魂とは? 奇妙なワニの子供の物語… ↓

https://www.amazon.co.jp/ワニ少年-ウソのような本当の物語-ダイルクロコダイル氏-ヘンテコ共和国文庫-島田カオル-ebook/dp/B07JPYDM82/ref=sr_1_2?__mk_ja_JP=カタカナ&keywords=ワニ少年&qid=1580121356&sr=8-2




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