kaoru@コペンハーゲン

世界1幸せな人達が暮らしているデンマーク、コペンハーゲン在住アーティスト。 楽しいを軸…

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世界1幸せな人達が暮らしているデンマーク、コペンハーゲン在住アーティスト。 楽しいを軸に活動中、その軸からぶれないように、が私の要注意事項。

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宣言‼️ 誰がなんと言おうと、これからは好きな絵を描いて、やりたいことをやっていきます!

この宣言を聞いても、 「何を今更。 カオちゃんは今までだって好きなように自由に生きてきたじゃない」 私の周りにいる人達は、きっとこう言うと思います。 確かに、私はかなり自由に好き勝手に、楽しさを求めて 生きてきたと思います。 でも、心の中では葛藤がありました。 それは、自由そのもののような、アートに関してです。 私は、イラストレーターとして20年以上東京で活動していました。 楽しかったけれど、でも仕事の依頼で描く絵のスタイルと、 私が本当に描きたいと思うようなスタ

    • 瞑想を苦手だと思っていた私      アートの虫#4

      私の姉は、何年も瞑想を学んでいる。そして彼女の日常に瞑想が入り込んでいる。 カオちゃんも良いからやるべきだ、と言われ、何度か試してみたし、 ある程度の期間続けていた時もあったけれど、 どうしても、あのじっとしている事に耐えられなくなり、 思考に支配され、結局眠たくなって嫌になって、 瞑想は、私には出来ない、と結論づけていた。 だけど、絵を描いている時、私は瞑想状態になる、 ただただその画面だけに集中することが出来る。 マインドフルネスの状態になる、ということだ 絵を描く

      • 絵を描く事と、私の人生 アートの虫#3

        私が50歳になる数年前、スコットランドの小さな田舎町に一人で暮らすことになった。 息子達が全寮制の学校に入学したために、学校の近くに暮らして、 休日彼らが私のところへ戻ってこられるように、というのがその理由。 移住することした時、どうせ2年ぐらいの長期滞在になるだろうし、 スコットランドの田舎町だから、それほど高くないだろうし、 家賃を払うよりも日本で言う1LDKぐらいの小さなフラットを購入して、 そこを引き上げるときに売却するほうが、良いのでは? と思いつき、早速私は夫と

        • 退職後のお楽しみ アートの虫#2

          ドクターとして、忙しく働いていた友人Dがいる。 Dのテムズ川沿いに立つフラットにお邪魔した時 まず目に入ったのが、沢山の本が詰まった棚と棚の間にあった、ピアノ。 それはDのイメージと全く合わなかった。 Dがコーヒーを淹れてくれる間 ちょっと蓋を開けて、ピアノに触れさせてもらった。 音色はとてもよく、またピアノを買おうかな?と私は思った。 コーヒーを飲みながら、 「ピアノを弾くなんて知らなかった、どんな曲を弾くの?」 と、質問すると、Dは笑いながら言った。 「今はね、忙しす

        宣言‼️ 誰がなんと言おうと、これからは好きな絵を描いて、やりたいことをやっていきます!

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        • ショートアニメ
          1本
        • 今日の一枚
          0本
        • お散歩デンマーク
          29本
        • ダイルクロコダイル氏と謎のピータージェイムスE
          4本
        • ヒュッゲなインテリア
          1本
        • It’s time to in Denmark...
          3本

        記事

          魔法の王国の扉を開ける【アートの虫】

          長い間通っていた会社や役所を退職し、今まであった自分の居場所(所属)がなくなると、 存在価値までもがなくなってしまったような… アイデンティティーの喪失感を感じることがありませんか? また、時間がたっぷり欲しい、とあれほど思っていたのに 今それを手にしたあなたは、その時間を使ってなんでも出来るのに 何をどう始めたら良いかわからずに、 時間は、なんとなくすぎてゆく、そんなことはありませんか? 仕事をしていた時のような、充実感や達成感もなく、 なんとなく心に小さな穴が空いて

          魔法の王国の扉を開ける【アートの虫】

          番外編               おじさん天使のLondon Bar Visit   堆肥を盗み出せ (下)

          【前回のお話】 スタニスラ婆さんに、アロットメントの鍵を借りるために、 みんなが驚いてひっくり返ってしまうような約束をしてしまったジンジャー友達のフラゴンと、ピグレットを巻き込んでの大騒動になってしまいました ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー さて、なんとか動物園に到着したものの… そこには予想を超えた高い塀がありました。 どうしたら、壁を超えられるのか…??? 考えに考え、考え抜いた末出た答え: それは、ジンジャーの頭の上に、フラゴンが立ち、

          番外編               おじさん天使のLondon Bar Visit   堆肥を盗み出せ (下)

          番外編おじさん天使のLondon Bar Visit堆肥を盗み出せ (上)

          今月のお話は、以前に訪れたスコットランドの山岳地帯ハイランドにある 素晴らしいウィスキーバーで見つけたおじさん天使のマイクから聴いた話で エジンバラに暮らしている、元祖おじさん天使のエピソードです。 そう、あの飲んだくれの怪獣の姿をしているジンジャーと 医者に憧れてドクタースタイルでいるちょっと臆病者のフラゴンと 彼らの頼れる仲間、子豚のピグレットの凸凹3人組の物語! この凸凹3人組の友人で、ハイランド在住のおじさん天使マイクは このバーが大好きなんだけれど、実は、このバー

          番外編おじさん天使のLondon Bar Visit堆肥を盗み出せ (上)

          おじさん天使のLondon Bar Visit   虹色の小鳥をくれたキーナン爺ちゃん  の場合

          私がいつもお世話になっている、ロンドン1大きくて ワクワクしてしまうアートショプが Old Street からHackneyに引越しをしたこともあって、 Hackeny界隈をウロウロすることが多くなった。 そう言えば、前回のおじさん天使ブックさんと会ったのも Hackenyにあったバーだった。 実は、今回のおじさん天使とは エジンバラ在住の元祖おじさん天使であり おじさん天使情報元のジンジャーを通さず、 偶然この町で出会ったのでした。 やっぱり、ふつうの町ではないHack

          おじさん天使のLondon Bar Visit   虹色の小鳥をくれたキーナン爺ちゃん  の場合

          おじさん天使のLondon Bar Visit   天使のカクテルを作る元薬剤師ルイス  の場合

          先月訪れたポルトガル領マデイラ諸島でのお話 エジンバラにいる友人のジンジャー(元祖おじさん天使)が ずいぶん前に言った言葉が、忘れられなかった… 「アトランティックの真珠、マデイラ諸島にすごい天使が、 天国1 美味しいカクテルを作ってくれる天使がいるんだ!」 だから、私は、どんな事があっても 「滞在中に是非そのおじさん天使のカクテルを飲むんだ!」と決め 「明日は、街中のバーを足が棒になっても探すぞ!」 と意気込み天使探しに挑むつもりだった そして… なんともあっ

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          おじさん天使のLondon Bar Visit   触れるもの全てを破壊する天使ルカの場

          なんと、あのスタニスラ婆さんの曾甥っ子がおじさん天使? =ルカが、私のところにきた理由= 随分と、ご無沙汰していたエジンバラの元祖おじさん天使、 ジンジャーから先日(本当に何ヶ月ぶりだろうか?)連絡があった。 ジンジャーはその電話からも、 ウィスキーの匂いがプンプンしているようで… そう、いつもと変わらずの様子。 最近、またスタニスラ婆さんの手伝いをさせられているとのこと、 そして今回の電話は彼女からの頼まれごとで掛けた、 と早口で用件だけ話したと思うと、電話は短くし

          おじさん天使のLondon Bar Visit   触れるもの全てを破壊する天使ルカの場

          おじさん天使のLondon Bar Visit   創ってはいけない本を創ったブックさんの場合

          先日久しぶりにエジンバラから電話がかかってきた もちろんジンジャーは酔っ払っていて、そしてすこぶる元氣そうだった。 またダラダラとおしゃべりを始め、私は忙しかったので 電話をスピーカーに切り替えて、ジンジャーのおしゃべりに付き合いながら 仕事を続けた。 だけど、途中から、その話に耳が向いてしまい、結局仕事を中断して 不本意ながらもジンジャーの話をじっくりと聴いてしまいました。 ジンジャーは電話を切る前に 「もし、こいつに会いたければ、水曜日と木曜日の夜の8時丁度に 必ず

          おじさん天使のLondon Bar Visit   創ってはいけない本を創ったブックさんの場合

          おじさん天使のLondon Bar visit    ボタン職人のよしおさんの場合

          日本に戻ると、かならず行く店が神楽坂にある。 姉のお気に入りで、彼女は月に一度は行くらしい。 それにしても、そこの常連さんに、まさかおじさん天使がいたなんて…。 それは、今回帰国して早速姉と飲みに行った夜のこと、 私は待ち合わせ時間よりも30分早く着いた。 その時刻、まだお店は空いて、 カウンター席にカップルが一組、そして端っこに、 一人で飲んでいる、おとなしそうな男性客が目に留まった。 「あれ…? あ、やっぱりそうだ!!! 日本在住おじさん天使じゃない!見つけた、やっ

          おじさん天使のLondon Bar visit    ボタン職人のよしおさんの場合

          おじさん天使のLondon Bar Visit. ホテルで島お越しをした起業家     ジェットとピッピの場合

          これは、スコットランドの島で事業を起こしたおじさん天使のお話です。 先月、私は仕事でエジンバラに行った時、久しぶりに 元祖おじさん天使のジンジャーやフラゴンに会い、 彼らの行きつけパブでビールを数パイント飲んでしまった。 ジンジャーと一緒にいると、ついつい飲んでしまう私を反省。 でも私はしっかりと、新たなる活躍中おじさん天使の話を聴きました! 今回のおじさん天使達は、かなり頑張り屋 実業家になっちゃった、おじさん天使お二人の登場です! この話知りたい? もし、知りたけれ

          おじさん天使のLondon Bar Visit. ホテルで島お越しをした起業家     ジェットとピッピの場合

          【おじさん天使のLondon Bar Visit 】 音を小箱に集める音楽団員のトニーとニックの場合

          2007年の夏に私は、初めておじさん天使と出会ったっていう話は 前にしたじゃない、 酔っ払いのジンジャーと自称ドクターフラゴンのことだけど、覚えてる? 私が世界遺産にもなっている、エジンバラの素晴らしい築200年の建物の屋根裏部屋に暮らしていた時 その隣に、おじさん天使達が住んでいて、 ふっとしたきっかけで彼らと友達になって、それからは ご飯を一緒に食べたり、お散歩をしたり、とよく会っていたって話 その後、私はロンドンに引っ越してきてしまったのだけれど 彼らとは、今でも連

          【おじさん天使のLondon Bar Visit 】 音を小箱に集める音楽団員のトニーとニックの場合

          【London Bar Visit おじさん天使 】 最高に楽しい夢を見させる枕屋キャスパーの場合

          先日、ビクトリアステーションの裏の方の 住宅地にあるバーを訪ねた、そこにキャスパーがよく来るという 情報が入ったので… 情報源は、もちろんエジンバラ在住の元祖おじさん天使で 私の親友のジンジャー。 先日、相変わらず酔っ払っている彼から、電話があって ちょっと長話をしてしまった。 その時にキャスパーの事を聞いたのだ。 「キャスパーって、面白い奴なんだよ、天国にいる時は 枕屋をやっていたんだ あいつの枕で寝ると、誰もが、最高に楽しい夢を見ることが出来るんだ 神様たちに人気で

          【London Bar Visit おじさん天使 】 最高に楽しい夢を見させる枕屋キャスパーの場合

          おじさん天使のLondon Bar Visit   【世にも奇妙なモノ収集】が趣味のニコルの場合

          一本入ると、オフィスビルの裏側のような感じのその道は 暗くて寂しげでロンドン、メイフェアーの華麗なイメージがまったくない ここが本当にそうなの? と思うような場所に、そのバーはありました。 初めて地球に来た追放天使のジンジャーとフラゴンから 彼らの仲間のニコルの噂を聞いて、もう数年経つかもしれない。 あれ以来、私はずっとニコルに会ってみたい、と思っていたのです どうして、興味を持ったか、って? それは、ニコルの天国での趣味?に興味があったから! (天国でも、趣味に没

          おじさん天使のLondon Bar Visit   【世にも奇妙なモノ収集】が趣味のニコルの場合