「本当に欲しかったものは、もう――Twitter文学アンソロジー」あとがき
「タワマン高層階は気圧が低いから米が硬い」というジョークをネタにTwitterに小説を書くようになってから1年半。単著が出て、それが重版を重ねるというだけでも宝くじに当たるような僥倖だというのに、今度はプロの作家と名前を並べた本を集英社から出して頂くという名誉を得た。
紀伊國屋書店新宿本店のバックヤードで本にサインを書きながら、大盛堂で木爾チレン先生とトークイベントで対談しながら、
「このシーンは絶対に死ぬ間際に流れる走馬灯に挿入してもらわないとな…」
と、他人が主演するド