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才能溢れるひとは、アイデアへのこだわりと、無駄なことを徹底的に削ぎ落とすチカラがある。

わたしの大好きなテレビ番組NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」。

今週は、チームラボの猪子寿之さんでした。

革新はチームで起こす デジタルクリエーター・猪子寿之

番組をすごく楽しみにしてました〜。
2年前、アドテック関西でお話を聞いたとき、本音と暴露トーク具合が、会場の爆笑を誘ってました。広告代理店のかたが多数オーディエンスにいるにも関わらず、真っ向からの本音トーク。セミナーのファシリテーターも広告代理店で、トークの中でも時々ほおりこまれていて、プロフェッショナルでも何度となく出てきた「時間概念が弱い」といったかなり欠如した部分もクローズアップされていて、笑った。

(ただし、スタッフはかなり苦労しているし、対策練っているのが観てとれた。時間概念の欠如は、一部のひとしか通用しないので、気をつけましょう。打合せは時間厳守。メールの返信の早くは、当たり前。

番組では、チームのチカラを徹底的に信じているし、よりブラッシュアップして世の中に新しい体験価値を提供するサービスをデジタルとクリエーティブで挑戦していることにフォーカスされていた。

アイデアにとことん執着する姿勢。
最後までテクノロジーのアイデアの落としどころの可能性を探り、表現方法を粘り続ける。

猪子さんの密着で、わっ!そうなんだと思った事例。

◎ 同じTシャツを30枚持っている。(服装は、ワンパターン)
◎ 朝ごはんのメニューは、同じ。(納豆、キムチ、生卵まぜまぜ)

この辺で、ピン!と来ますね。

番組を観ていて、「あぁ才能あふれるひとなんやなぁ〜」と思ったところが、スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグとかと共通していたんです。
スティーブ・ジョブズが、黒いタートルネック、ジーンズ、スニーカーだったのは、超有名な話。

実際は、シンプルな装いで、余計にカッコ良く見えてしまってましたけどね〜。

猪子さんは、腸活にいいと聞いて、良質な発酵食品を摂るようにこだわりだしたそう。
ジョブズも晩年、こだわりの食事だったし。。。(まぁ、これは、個人的には病との闘い的にどうなのか疑問が残るけども。)

無駄なことに思考回路を割かない。
徹底的に要らないことを削ぎ落とすチカラ。

仕事的には、優秀なプログラマーやスタッフとのチーム力で闘い抜いて、新しいクリエーティブを創り出している気がしますが、根本的な日常生活の概念、思考力が、かなり一般のひととは違っているんではないかなという印象を受けました。

最後の質問「プロフェッショナルとは…」の回答にも表れていた。
いろんな大事なものを、捨てちゃってる人じゃない?

うーん、こういうことをさらりと言ってのけ、思っているあたりが、凡人ではない気がしちゃう所以です。だから、個人的には才能溢れるという感じ。
何かに秀でていて、徹底している才能の塊。

さらに、もうひとつ面白かったこと。

世界共通、アイデアが浮かぶことのデザイン表現は、電球が灯るデザインです。



猪子さんは、「電球を日常的に見ることによって、視覚からもアイデア出しの能力を高められる、繋がるらしいよ」と、信じておられ、自宅のインテリアにたくさんの照明がありました。

これ、言霊の視覚化バージョンだなと思いました。

ということで、わたしもこれは実践出来るので、早速採り入れようと思います。


プランナー、コピーライター。生活者に寄り添い、ファンをベースとしたプランニング、広報支援致します。2017年加西市制50周年キャッチコピーに選ばれました。「ともに創り、ともに育む。」さとなおオープンラボ関西二期生。広告・カフェ・北欧・紙モノ♡地域遊びとローカルメディアも挑戦中!