映画:ハナレイベイ ネタバレ感想 (原作:村上春樹、吉田羊、佐野玲於)

監督・脚本:松永大司 原作:村上春樹 
吉田羊、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、村上虹郎、栗原類

村上春樹原作と知らずに見たので、
エンドロールで原作村上春樹と見たときに
ああそういう事だったのか…
っとなりました。

その後で原作を読みましたが、短編なので
映画オリジナルの登場人物やシーンがかなり
効果的に挿入されていると思いました。

「ここ(ハナレイベイの写真)に行くから、お金頂戴」
「息子はサメに襲われて死にました」
など、

予告はなかなか刺激的ですが、
映画自体は淡々と、淡々と、
息子が亡くなってからの
母親の日々を描いてます。

あいまに、過去の息子とのシーンや、
息子が赤ちゃんの時の夫とのシーンも。

そもそも夫もクスリやってて他の女と一緒の時に死んだ
というかなりハードに人生を送る主人公(母親)

彼女の10年以上の日々。

10年たって、やっと、あることをきっかけに
息子に対する感情が出てくる。

きれいごとじゃない、人の喪失からの日々。

直接見せず、語らせず、
シーンで観客に理解させる
日本映画!という感じ。

私はハルキストというわけではないですが、
以前は結構読んでいたので、
村上春樹ファンにも納得してもらえるのでは、という映画です。

泣かせる映画、にはなってない。
けど、リアルに、心に訴える映画。

息子役の佐野玲於がまんま、そのへんにいそうな今どきのイケメンだし、
薬キメてるシーンの栗原類さんもマジでこの人やってるのでは?って位リアルです。

(2018-10-29)

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