映画:ルーパー LOOPER (ネタバレ無し)

監督ライアン・ジョンソン 出演ブルース・ウィリス、エミリー・ブラント

30年後の自分と対決・・・
タイムトラベルもので面白そうだったので、
予告すら目に入れないようにして
見に行ったら大当たりでした。

タイムトラベルだけではなく
サイコキネシスネタも。

どうオチをつけるんだろう…と思ってたら、
そうくるか!!!…という。

舞台は現代かと思いきや、2044年。
30年後(2074年)の、
タイムトラベル可能になったけど禁止されている時代から、
ギャング?が殺したい人間を
2074年から2044年に送ってきて、
殺すと報酬がもらえるのがルーパー。

未来のギャング組織の人間が、一人だけ
ルーパー達をシメるため2044年に滞在してる。

未来から過去に人やモノを転送できるけど、
過去から未来には行けないらしい。たぶん。

過去に飛べるんなら、
もうちょっと、マシなことに伝えないのか(笑)…と。

土地や株を買っとけば・・・というのは、
高度成長前後の日本の発送ですね(笑)

2044年は、今(2013年)より更に
貧富の差が増大してる社会としてえがかれてます。
30年たっても60年たっても、
悪いやつはかわらない、という世界観。

現在(2044)の体に傷がつくと、
未来の自分にも傷が残る、
という(ちょっとエグいシーンもあったけど)
設定も面白く、うまく使ってありました。

この監督の作品ほかにも見たくなりました。
(なのに、公式サイトの見にくさときたら・・・。)

自分的タイムトラベルものの最高峰は、
映画では「デジャブ」
小説ではハインラインの「夏への扉」ですが、
そこまでいかないものの、
上位に位置する作品に出会えました!

(2017-03-18 著)

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