映画:空海 KU-KAI 美しき王妃の謎 ネタバレ感想

夢枕獏の小説が原作なだけに
おどろおどろしい事も、妖術もふんだんに出てきます。
いきなりしゃべる猫がでてきたり。

中国人俳優の演技に日本人俳優が吹き替えをするのが
なんとなく不思議な感じ。

妖術と長安の街並み、宴の映像がそれはそれは美しい!
楊貴妃がまさに傾国の美女!
人間離れした美しさが良く出てました。(人間です)

空海と白楽天がバディ?になって長安の怪事件の
謎を解いていき
楊貴妃の死の真相にたどりつき…

面白いんですけど

過去の事件と謎が解き明かされていく過程とかを
もうちょっと…

空海についての映画を期待していた人はがっかりするかもしれません
化け猫映画というような宣伝をしといた方がよかったのでは、と(笑)

積年の恨みをいだいていろいろ復讐していた
猫の中身が以外?な人物というか小物
楊貴妃本人は、悲惨な目にあってるのに
特に恨んでいないという…

日本や韓国が恨みつらみを扱うと
とにかくドロドロしてますね。

インド映画バーフバリだと
三十年恨んだ相手の息子の首ちょんぎったり
生きながら焼いたりして(^^;
めでたしめでたし…

なんですけど
日本やアジアではそうはならない(笑)

恨んでる年数は同じ位なのに
この違いって何?…という事を考えさせられました(笑)

染谷将太、ホアン・シュアン(声:高橋一生)、阿部寛、チャン・ロンロン(声:吉田羊)、松坂慶子
監督:チェン・カイコー

(2018-03-02)

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