雷おこし薫子

皆さん、ハロー。元気にしてる?  私は雷おこし薫子、小説や詩を書いて過ごしているわ。 …

雷おこし薫子

皆さん、ハロー。元気にしてる?  私は雷おこし薫子、小説や詩を書いて過ごしているわ。 好きな食べ物はアップルパイ。 にじさんじを応援してますの。 よろしくね。

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  • 雷おこし薫子の詩集

    雷おこし薫子が書いた詩を集めましたわ。

  • 雷おこし薫子のお便りコーナー

    雷おこし薫子が皆さまからいただいたお便りに返事を書いています。

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はじめまして

皆さん、はじめまして。 雷おこし薫子です。 小説と詩を書いて過ごしているわ。 好きな食べ物はアップルパイ。 にじさんじを応援してますの。 よろしくね。 お便りコーナーもやってるから、 もしよかったらお便り送ってみてね。 それじゃあ、またね、バイバイ。

    • 詩『落ち着いた後に。』

      泣き止む頃、机の上に一粒の宝石がある。誰にも見えない、誰にも触れられない、私の涙がある。虚勢に応じた天の大河が、私の元に風を運び込んでくれる。 「愛を知れ。そして、唐突な光を、眩い恒星を、圧倒的にまっすぐな光速を見ろ」 私は私に語りかける。ベッドの四隅に佇む者の名を教えてほしい。答えが知りたいのではない。そこに誰かが存在することを確かめたいのだ。 声はやがて嵐となり、願いと共に空を駆ける。大海を舞う。その速さを理解する。問いに答えを、思考に災いを。 深い呼吸。 街を

      • 今日も世界はここにあるのね。

        • 詩『瞬間的に吠える。』

          人生の淀みに足を取られ、河は枯れ、太陽は圧倒的に乾いている。窮屈な鴎は大海を前にしても、何もできない。感情の依代を言い訳にするくらいなら、そもそも立たないほうが良いだろう。瞬間的に吠える。 101日目。 雷おこし薫子より。

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        はじめまして

        マガジン

        • 雷おこし薫子の詩集
          60本
        • 雷おこし薫子のお便りコーナー
          5本

        記事

          小説『公園と私』

          私の家の近くに公園がある。 あまり大きくはないけど、小さくもない。 私はその公園を散歩するのが大好きだった。 春は桜の木の下を、 夏は遊ぶ子供たちを眺めながら、 秋は紅葉を写真に収めて、 冬は降る雪に微笑みつつ、 私は毎日歩き続けた。

          小説『公園と私』

          雷おこし薫子の詩【51~100】

          51日目 忙しい毎日が戻ってくるわ 誰にも代わることはできないし 誰とも代わってはいけない 自分でやり遂げなきゃいけない それが日常というもので 少しでも前に進むしかないの それさえ分かっていれば あなたはもう一人前 幸せはもうすぐそこにある 一歩一歩と進みましょう 52日目 犬と遊ぶ少年を眺めながら 心地よいまどろみの中にいる これは夢かしらと思うけれど ラジオからは陽気な音楽が流れる 私はフォークソングが大好き だからこれはきっと夢じゃない 何を信じるかはあなた次第

          雷おこし薫子の詩【51~100】

          雷おこし薫子の詩【1~50】

          1日目 ハロー、久しぶり。 元気にしてる? 元気なら嬉しいわね。 私は空を眺めたり、 山を登ったり、 海を泳いだり、 いろいろやってるわ。 明日はアップルパイを作ろうかしら? まあ、そんな感じ。 つまり、元気ってわけね。 またあなたに会いたいわ。 それじゃあ、バイバイ。 2日目 今日も良い天気ね。 ワクワクするわ。 あなたはどうかしら。 ワクワクしてる? 私はジェイズ・バーに寄ってから 映画でも観ようと思うわ。 お友達も一緒にね。 もし良かったらあなたもどう? 返事待っ

          雷おこし薫子の詩【1~50】

          詩『海岸沿いの道を歩いているとね』

          海岸沿いの道を歩いているとね 風が強くて少しフラついたり 熱く滲む太陽が照りつけたり 白い軽トラが通り過ぎたり 日常の風景が横切っていくの 私が浜辺へ下りていくと 一人の少年が声をかけてきた 「何を探しているの? お姉ちゃんはどこへ行くの?」 私は答える 「秘密」 56日目 雷おこし薫子より

          詩『海岸沿いの道を歩いているとね』

          詩『他人に寄りかかって生きるより』

          他人に寄りかかって生きるよりも 自分の柱で立っている方が 生きやすいだろうことは 誰でも理解していることだと思う しかし、それと同時に 人間は一人では生きられない 誰かと助け合って生活は成り立つ あなたの力が私を助けて 私の力があなたを助ける 死ぬまでずっと 55日目 雷おこし薫子より

          詩『他人に寄りかかって生きるより』

          詩『遠くを見ようとすればするほど』

          遠くを見ようとすればするほど 近くを見ることがおろそかになり 近くを見ようとすればするほど 遠くを見ることがおろそかになる もっともっと遠くを見ながら もっともっと近くを見ることが あなたに託された使命 適切な距離のバランスを取ること 人間は偏りの中に生きている 54日目 雷おこし薫子より

          詩『遠くを見ようとすればするほど』

          詩『どうしようもない不安』

          どうしようもない不安に 私たちはいつも晒されている どんよりとして凍てつく日々 私たちは逆境に佇んでいる どうしようもないなら いっそのこと楽天的に 生きていけたらいいのにと 思ってしまうこともあるけれど 私はあなたと旅に出たい 描けない絵なんてないでしょ? 53日目 雷おこし薫子より

          詩『どうしようもない不安』

          詩『すっかり詩を書いた気になって』

          すっかり詩を書いた気になって のんびりと一日を過ごしている そんなんじゃいけない 私はもっと書かなきゃいけないの 諦めた瞬間から衰えはやってくる そんな話をよく聞くでしょ? 私たちはいつも死と隣り合わせ すぐに崖から落ちてしまうの あなたは空を飛べる? 52日目 雷おこし薫子より

          詩『すっかり詩を書いた気になって』

          詩『やることがたくさん』

          やることがたくさんあって 忙しい毎日が繰り返されて 私はどこに向かって歩いているのか たまに分からなくなるけれど それでも好きなことは 好きなままであってほしいと 自分に言い聞かせるの あなたの好きなものは何? 一本の柱に寄りかかって 私たちは生きているから 51日目 雷おこし薫子より

          詩『やることがたくさん』

          詩『犬と遊ぶ少年』

          犬と遊ぶ少年を眺めながら 心地よいまどろみの中にいる これは夢かしらと思うけれど ラジオからは陽気な音楽が流れる 私はフォークソングが大好き だからこれはきっと夢じゃない 何を信じるかはあなた次第 ギターを片手に海を臨む 静かな波の上にあなたがいる 50日目 雷おこし薫子より

          詩『犬と遊ぶ少年』

          詩『忙しい毎日』

          忙しい毎日が戻ってくるわ 誰にも代わることはできないし 誰とも代わってはいけない 自分でやり遂げなきゃいけない それが日常というもので 少しでも前に進むしかないの それさえ分かっていれば あなたはもう一人前 幸せはもうすぐそこにある 一歩一歩と進みましょう 49日目 雷おこし薫子より

          詩『忙しい毎日』

          詩『自分の考えほど』

          自分の考えほど 当てにならないものはない 人の考えは全て偏見だ 真の正解があると妄想している 人の数だけ考え方が存在する 人の数だけ世界が存在している 人がいるからこそ世界は存在する 宇宙は観測者ではない 宇宙は観測者を必要とした 観測者は人だ あなたは観測者だ 48日目 雷おこし薫子より

          詩『自分の考えほど』